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リビジョンインデックスとは

記事作成日:2018年4月10日
最終更新日:2021年9月5日

リビジョンインデックスとは

リビジョンインデックス(revision index)とは、アナリストなどによる企業業績予想の修正状況を数値化した指標で、証券会社などが発表しています。リビジョン(revision)とは、改定する、修正することを意味しますが、リビジョンインデックスとは修正の指標という意味になります。リビジョンインデックスの計算方法には色々ありますが、一定期間において「上方修正が行われた企業の比率-下方修正が行われた企業の比率」で算出されることが多いです。リビジョンインデックスを見ることでEPS(1株当たり利益)の変化を予想できるため株式投資では良く用いられます。

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リビジョンインデックスは上方修正の比率-下方修正の比率

リビジョンインデックスは、アナリストなどによる企業業績予想の修正状況を数値化した指標で、様々な計算方法がありますが、一般的なものは、一定の期間内にアナリストなどが業績予想の上方修正をした銘柄の比率からアナリストなどが業績予想の下方修正をした銘柄の比率を引いたものです。

上方修正比率-下方修正比率となるため、この計算方法の場合、リビジョンインデックスは+100%(ポイント)~-100%(ポイント)の範囲の値をとることになり、リビジョンインデックスが0%(ポイント)の場合は上方修正比率と下方修正比率が等しいことになります。

リビジョンインデックスの計算方法の例

リビジョンインデックスの計算方法の例についてです。例えば、リビジョンインデックスの集計対象銘柄が200銘柄であるとします。計算対象期間内に、企業業績予想が上方修正された銘柄が15、下方修正された銘柄が10であるとすると、上方修正比率は15÷200=7.5%、下方修正比率は10÷200=5.0%となるため、7.5%-5.0%=2.5%(ポイント)となります。上方修正銘柄が多い場合にはリビジョンインデックスはプラスとなります。

逆にリビジョンインデックスの集計対象銘柄は200銘柄で同じとし、計算対象期間内に企業業績予想が上方修正された銘柄が20、下方修正された銘柄が40であるとすると、上方修正比率は20÷200=10.0%、下方修正比率は40÷200=20.0%となるため、10.0%-20.0%=-10.0%(ポイント)となります。下方修正銘柄が多い場合はリビジョンインデックスはマイナスの値となります。

リビジョンインデックスは集計機関によって異なる

リビジョンインデックスは、アナリストなどによる企業業績予想の修正状況を数値化した指標ですが、アナリストなど予想をしている人の集計範囲が集計・公表機関によって異なるため、リビジョンインデックスの動きは集計・公表機関によって異なります。場合によっては正反対の動きをしていることもあり得ます。

リビジョンインデックスは企業業績見通しの変化を見るために使われる

リビジョンインデックスはアナリストなどによる企業業績見通しの変化を見るために使われます。リビジョンインデックスが上向いているということは、上方修正銘柄比率が高まっている(または下方修正銘柄比率が低下している)ことを意味するため、企業業績見通しが良くなっていることを示します。

一方、リビジョンインデックスが下向いているということは、下方修正銘柄比率が高まっている(または上方修正銘柄比率が減っている)ことを意味し、企業業績見通しが悪くなっていることになります。

リビジョンインデックスと株価の関係

リビジョンインデックスと株価の関係についてです。EPS(1株当たり利益)を通じて株価に影響することになります。

リビジョンインデックスが改善する場合

リビジョンインデックスが改善する(プラス方向に動く)ということは企業業績予想が上方修正されていて、改善の期待が高まっているということになります。株価=EPS(1株当たり利益)×PER(株価収益率)ですが、企業業績予想が上方修正されるということは予想ベースのEPSが上方修正されることになるため、株価押し上げ要因となります。

またリビジョンインデックスがプラスになって企業業績予想が上振れている場合には、投資家心理が強気に傾きやすいため、投資家心理を反映するPERも上振れしやすくなり、PERの面からも株価上昇要因となります。そのため、リビジョンインデックスが改善すると、株価上昇要因となります。

リビジョンインデックスが悪化する場合

一方、リビジョンインデックスが悪化する(マイナス方向に動く)ということは企業業績予想が下方修正されていて、業績見通しが悪化していることを意味します。株価=EPS(1株当たり利益)×PER(株価収益率)であるため、企業業績予想が下方修正されるということは予想ベースのEPSが下方修正されていることを意味し、株価押し下げ要因となります。

また、PERは投資家心理を反映していますが、リビジョンインデックスが悪化している場合には、投資家心理も弱気に傾きやすいためPERは下振れしやすくなり、PERの面から株価下落要因となります。そのため、リビジョンインデックスが悪化すると、株価下落要因となります。

まとめ

  • リビジョンインデックスとは、アナリストなどによる企業業績予想の修正状況を数値化した指標で、「上方修正銘柄の比率-下方修正銘柄の比率」で計算されることが多いです。
  • リビジョンインデックスが上昇している場合、上方修正銘柄の方が多いことを意味し、業績見通しが改善しているため株価上昇要因となります。リビジョンインデックスが低下している場合、下方修正銘柄の方が多いことを意味し、業績見通しが悪化しているため株価下落要因となります。

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【リビジョンインデックスとはの記事は終わりです】

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