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期初の売りとは

記事作成日:2017年9月19日

期初の売りとは何かについてです。期初の売りとは資産運用・投資で用いられる用語ですが、期初の売りとは年度など期間の期初に含み益を抱えている株式や債券などの売りが行われることです。含み益が実現益になります。期初の売りは、含み益を抱えている銘柄がある場合に期間の最初に売却し、期間における利益を確保することが目的です。

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期初の売りとは

期初の売りとは、年度など一定の期間の期初に含み益を抱えている株式や債券などの売りが行われる投資行動のことをいいます。

期初の売りは、ファンド・年金基金・企業など(の資産運用担当者)一定の期間ごとのパフォーマンスで評価される場合に、期初に含み益を抱えている銘柄を売却することで、評価対象期間に求められている一部または全部の利益を実現しようとする投資行動です。

期初の売りは組織全体の意思決定の結果として行われる場合もあれば、ファンドマネージャーなどの運用担当者の判断で行われる場合があります。

評価対象となる期間には四半期、半期、年、年度などが考えられますが、日本の株式や債券では年度初めの期初の売りが意識される傾向があります。

期初の売りが起きる背景

含み益を抱えている銘柄はそのまま持っていれば、値上がりするかもしれませんし、値下がりするかもしれず、含み益が実現されないままなくなってしまう可能性があります。しかし、含み益があるのであれば期初に実現してしまうことで評価対象期間に求められる利益の一部または全部が確保できるのです。

評価期間の最初の方で利益をある程度確保しておけば、ファンドマネージャーなどはゆとりを持って投資をすることができます。あくまでファンドや年金基金などの担当者にとってということになりますが、期初の売りができるということは非常にありがたいことなのです。

資産運用を積極的に行っている企業も同様で、資産運用の結果が業績に影響を与える場合にも期初の売りが起きる可能性があります。

逆に一定の期間内に何としても利益を出さなければという意識が働いてしまうと焦って判断の誤りを招きやすくなってしまいます。運用目標をすでに達成している場合と、達成していない場合では、達成していない方が心のゆとりはなくなります。

なお、期末近くに含み益が発生している場合には、もし期間内の利益の目標が既に達成できているのであれば敢えて含み益を抱えている銘柄を期末までに売り急がないで、期初を待って売るという投資行動になることがあります。

期初の売りが起きやすい相場環境

期初の売りが起きやすい相場環境としては、前期の相場が堅調であった場合で、前期の期間全体を通じて見ると相場が上昇した場合が挙げられます。前期に相場が堅調であった場合には、前期の投資の目標を達成できている可能性が高く、含み益を抱えている銘柄を全て売らずに含み益を抱えたままで期末を越えても大丈夫なことが多いからです。

また、相場展開の先行きが不透明な状態で期初を迎える場合も期初の売りが発生しやすいと言えます。相場の上昇が期待される場合には、敢えて利益確定に走らなくても良いからです。難しい相場環境になる可能性が高いと判断される場合には、含み益を抱えた銘柄をとりあえず売って利益を確保しようとする場合があります。

まとめ

  • 期初の売りとは年度など一定の期間の期初に含み益を抱えている株式や債券などの売りが行われることです。
  • 期初の売りは、含み益を抱えている銘柄がある場合に、パフォーマンスの評価対象となる期間の最初に売却し、利益を確保することが目的です。

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【期初の売りとはの記事は終わりです】

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