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ロングショートとマーケットニュートラルの違い

記事作成日:2019年2月23日

似た戦略であるロングショートとマーケットニュートラルの違いについてです。両者の戦略は、買い(ロング)と売り(ショート)を組み合わせるという点が共通しているため、違いが分からないかもしれませんが、ロングショートは買いと売りが必ずしも均衡している必要はなく、マーケットニュートラルは買いと売りが均衡している必要があるという違いがあります。

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ロングショートとマーケットニュートラルの共通点

ロングショートとマーケットニュートラルは、どちらも買い(ロング)と売り(ショート)を組み合わせた投資戦略であるということは共通しています。そのため、両者は同じ戦略であるような印象を持ってしまうかもしれません。

ロングショートとマーケットニュートラルの違い

ロングショートとマーケットニュートラルの違いは、市場に中立か、必ずしも中立ではないかという点です。

買い(ロング)と売り(ショート)が同じ金額となり市場に中立となる戦略がマーケットニュートラルですが、ロングショートは買い(ロング)と売り(ショート)を組み合わせますが、必ずしも市場に中立とはならず、買い(ロング)が多い場合もあれば、売り(ショート)が多い場合もあります。

ロングショートはロングとショートを組み合わせればよい

もちろん、ロングショートが結果的に買い(ロング)と売り(ショート)の金額が同程度となり、市場中立となる場合もありますが、必ずしも買い(ロング)と売り(ショート)と均衡させる必要はないのです。ロングショートは買い(ロング)と売り(ショート)を組み合わせていればよいのであって、同じ量だけ組み合わせる必要はないのです。

マーケットニュートラルはロングとショートが同じ金額

一方、マーケットニュートラルはその名前の通り市場に中立なので、市場全体の価格変動の影響を受けないように、買い(ロング)と売り(ショート)の規模を同じにする必要があります。

ロングショートは市場全体の価格変動を利益の源泉にできる

そのため、ロングショートは市場全体の価格変動の影響(β)を受ける場合があり、マーケットニュートラルは市場全体の価格変動の影響(β)を受けないということになります。

ロングショートは、市場全体の価格が上昇すると考えるのであれば買い(ロング)を多くすることで利益を得ることができますが、マーケットニュートラルでは市場に中立となるため買い(ロング)を売り(ショート)より多くすることはできないので、市場全体の価格が上昇しても、そのことからは利益を得ることはできません。

マーケットニュートラルは個別銘柄固有の価格変動が利益の源泉

マーケットニュートラルは市場全体の価格変動の影響(β)を利益の源泉とはせず、個別銘柄固有の価格変動の影響(α)が利益の源泉になります。相対的に割高か割安かを見極め、個別銘柄固有の価格変動で儲けを狙うのがマーケットニュートラルなのです。

ロングショートは市場全体の価格変動の影響(β)も個別銘柄固有の価格変動の影響(α)も利益の源泉とすることができます。

まとめ

  • ロングショート戦略とマーケットニュートラル戦略は、買い(ロング)と売り(ショート)を組み合わせる点は共通しています。
  • しかし、マーケットニュートラルは買いと売りが同程度の金額となり市場に中立となる一方、ロングショートは必ずしも買いと売りが同程度でなくてもよいという違いがあります。

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【ロングショートとマーケットニュートラルの違いの記事は終わりです】

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