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ユーロマネー市場(ユーロカレンシー市場)とは

記事作成日:2020年10月9日
最終更新日:2021年9月11日

ユーロマネー市場(ユーロカレンシー市場)とは

ユーロマネー市場(ユーロカレンシー市場)とは、通貨の発行国以外の国で行われている国外の通貨の取引市場、銀行などの金融機関同士が1年以内の短期間の資金の取引、貸し借り・融通を行う取引市場です。ユーロマネー市場(ユーロカレンシー市場)は、通貨の発行国以外で行われるその通貨の金融取引市場全般を指すユーロ市場の一部です。

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ユーロ市場(ユーロマーケット)とは

ユーロ市場(ユーロマーケット)とは、通貨の発行国以外での行われるその通貨の金融取引市場のことを意味します。短期の資金の取引を行うユーロマネー市場(ユーロカレンシー市場)、債券取引を行うユーロ債市場(ユーロボンド市場)などが含まれます。ユーロ市場ではその通貨発行国内とは異なり、規制が緩やかで取引がしやすい場合があります。

ユーロ市場は、国際的な資金移動が活発に行われる中で、通貨発行国外での通貨が取引できる市場として重要な役割を果たしています。

ユーロマネー・ユーロカレンシーとは

ユーロマネー(ユーロカレンシー)とは、通貨の発行国以外の国で取引または保有されている通貨のことを意味します。例えば、発行国以外の国の銀行に預けられた預金、発行国以外の国の銀行によって行われる貸付、非居住者によって保有されている通貨などのことです。ユーロマネーには、ユーロダラー、ユーロ円、ユーロユーロなどがあります。

ユーロ円・ユーロドル(ユーロダラー)・ユーロユーロとは

ユーロ市場で通貨を呼ぶ時は取引される通貨の前に「ユーロ」を付けます。例えば、日本国外の外国金融機関に預けられているお金は「ユーロ円」と呼びます。同様に、ドルであれば「ユーロダラー(ユーロドル)」、ユーロであれば「ユーロユーロ」と呼びます。この通貨の前につけるユーロは通貨のユーロではなく、ユーロ市場がヨーロッパから始まったことに由来しています。

なお、ユーロと円の為替レート、通貨の組み合わせ(通貨ペア)も同じ「ユーロ/円(ユーロ円)」と呼ぶので混同・混乱しやすいですが別のものなので注意が必要です。ユーロ円、ユーロドルといっても、母国以外で取引・保有されている通貨という意味と、単なる通貨の組み合わせという2つの意味があることになります。通常は通貨ペアという意味で目にすることが多いですが、短期金融取引などでは母国以外で取引・保有されている通貨という意味で使われていることがあります。

まとめ

  • ユーロマネー市場(ユーロカレンシー市場)とは、通貨の発行国以外の国で行われている国外の通貨の取引市場で、1年以内の短期の資金の取引を行っている取引市場のことを意味します。
  • ユーロマネー(ユーロカレンシー)とは、通貨の発行国以外の国で取引または保有されている通貨のことを意味します。

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【ユーロマネー市場(ユーロカレンシー市場)とはの記事は終わりです】

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