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株式益利回りとは

記事作成日:2018年4月18日
最終更新日:2021年12月1日

株式益利回りとは

株式益利回りとは、1株当たりの税引き後利益を株価で割った指標です。株式会社の税引き後利益は実際に株主には還元されていなくても、最終的に株主に帰属すると考えることができるため、株主の株式投資に対する潜在的な利回りとして、株式益利回りはふさわしいと考えられます。株式益利回りは、イールドスプレッドやイールドレシオの計算で株式と債券の相対的な割安感・割高感を評価するために用いられることが多いです。

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株式の利回りについて

株式に利回りの概念を持ち込んだものの1つに株式益利回りがあります。株式に関する利回りとしては、配当利回りが有名ですが配当は会社の経営者の判断によって増減するものであること、配当だけに関するものなので、株式を代表する利回りとするのはふさわしくない部分があります。

一方で、「1株当たりの税引き後利益÷株価」で計算される株式益利回りであれば、経営者の判断によって恣意的に増減するものではないこと、株式会社の税引き後利益は最終的に株主に帰属すると考えられることから、株式を代表する利回りとしてふさわしいと考えられます。

税引き後の利益は配当金等の形で実際に還元されていなくても実質的には株主のものであると考えることができます。

株式益利回りの計算式・求め方

株式益利回りの計算式、求め方は次の通りとなります。

  • 株式益利回り=1株当たり税引き後利益÷株価
  • 株式益利回り=EPS÷株価

株式益利回りの高い・低いと割安感・割高感

株式益利回りは高ければ高いほど税引き後利益に対して株価が安いということを示しているため、割安感があるということができます。一方で株式益利回りは低ければ低いほど税引き後利益に対して株価が高いということを示しているため、割高感があるということができます。

株式益利回りと債券利回りとの比較

株式益利回りは債券利回りとの比較でよく用いられます。債券利回り(10年国債利回り)から株式益利回りからを差し引いたものをイールドといいますが、イールドスプレッドが大きい場合には債券利回りが相対的に高く割安となり債券投資の魅力度が高いと考えられます。

イールドスプレッドが小さい場合には相対的に株式益利回りが高く割安となり株式投資の魅力度が高いと考えられます。なお、相対的な大小なので「株式益利回り>債券利回り」である必要はありません。

また、債券利回りを株式益利回りで割ったものをイールドレシオといいます。イールドスプレッドは差でしたが、イールドレシオは比、割合です。イールドレシオが高いほど債券が割安で魅力度が高く、低いほど株式が割安位で魅力度が高いと判断されます。

まとめ

  • 株式益利回りとは1株当たりの税引き後利益を株価で割った指標で、株主に帰属する利益の株価に対する割合を示したものです。
  • 株式益利回りは債券の長期金利(10年国債利回り)と比較する際に良く用いられます。株式と債券の相対的な割高・割安を判断するイールドスプレッドやイールドレシオの計算で株式益利回りを使用します。

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【株式益利回りとはの記事は終わりです】

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