生活に役立つお金の情報です。

銀行などのおすすめを真に受けてはいけない

記事作成日:2015年10月7日

銀行や証券会社など投資信託の販売会社のおすすめを真に受けてはいけません。銀行や証券会社もビジネスをしていて、多くの利益を上げようとしています。投資信託の販売も利益を上げるためにやっているのであって、お客さんのためにボランティアでやっているわけではありません。販売会社にとっての収益源は申込手数料(販売手数料)もありますが、重要なのは信託報酬です。

スポンサーリンク

信託報酬が高い投資信託を売り込む

銀行や証券会社など投資信託の販売会社が積極的に勧めてくる投資信託の信託報酬に注目しましょう。銀行や証券会社は高い信託報酬の投資信託を売れば売るほど大きな利益を上げることができます。

投資信託の信託報酬は、投資信託の運用指図を行う委託会社(運用会社、投資信託委託)、投資信託の販売や口座管理を行う販売会社(銀行、証券会社)、受託資産の管理や売買執行を行う受託会社(信託銀行等)の3社がどのような配分になっているか決まっています。投資信託を販売する銀行や証券会社は販売会社の信託報酬が高い投資信託を売れば売るほど儲かることになります。

投資信託の純資産残高が増加しているものの中には信託報酬が高いものがありますが、銀行などの販売会社が積極的に販売をしていることで売れている投資信託もあります。

信託報酬が低い投資信託をお勧めする意義は小さい

銀行や証券会社からアドバイスを受けて投資信託を選ぶ場合、銀行や証券会社にとって信託報酬が低い投資信託をお勧めする意義は小さくなります。売っても儲からないからです。そのため、できるだけ信託報酬が安くて運用成績が良い投資信託をお勧めするようなことはあまりありません。

どちらかというと信託報酬が高い投資信託を積極的に売り込んできます。また、同系列の金融グループの投資信託を積極的に勧める場合もあります。他の金融グループの投資信託を販売すると他の金融グループに報酬が流れてしまいますが、同系列の金融グループの投資信託を販売できれば、同系列内で利益を確保できるためです。

信託報酬は残高ビジネスなので安定的な収益源になる

信託報酬は投資信託を保有していると毎年発生します。銀行や証券会社から見れば、残高が維持できていれば毎年収益源となります。申込手数料(販売手数料)は投資信託を販売した時1回限りしか発生しないため、たくさんのお客さんに売り込むか、投資信託を乗り換えてもらわないと発生しないため、売り込みに営業コストがかかります。しかし、信託報酬は1度買ってもらって投資信託を持ち続けてもらえばずっと発生します。

営業努力を続けないと発生しない申込手数料(販売手数料)よりも残高が積み上がると継続的に発生する信託報酬はありがたい報酬なのです。

信託報酬は運用成績に関わらず発生する

信託報酬は投資信託の運用や管理に関する報酬ですが、運用成績に関わらず毎年定められた割合で発生します。投資信託の運用で利益を上げた場合も損失を出した場合もどのような場合でも信託報酬が発生するのです。投資信託の運用によるリスクは投資家が負いますが、委託会社や販売会社、受託会社は運用によるリスクを全く負わず投資信託の運用成績に関わらず信託報酬を安定的に手にするのです。委託会社や販売会社、受託会社にとってみれば旨みがある収益源なのです。

信託報酬は投資家からは単なるマイナスリターン

銀行や証券会社からすればおいしい信託報酬ですが、投資家から見れば単なるマイナスリターンでコストです。できるだけ小さくしなければいけません。銀行や証券会社のアドバイスをそのまま聞いてしまうと、信託報酬が高いものを選んでしまっている場合があります。信託報酬がある分、確実に投資信託の基準価格が押し下げられますので、投資信託を利用する場合にはできる限り信託報酬が安い投資信託を選びましょう。銀行や証券会社のおすすめ投資信託を真に受けてはいけません。

まとめ

  • 銀行や証券会社などがおすすめする投資信託は信託報酬が高いことがあるので気を付けましょう。
  • 銀行や証券会社は投資信託の信託報酬が高いほど旨みがあるので、信託報酬が高い投資信託を積極的に販売することがあります。

スポンサーリンク

【銀行などのおすすめを真に受けてはいけないの記事は終わりです】

「資産運用|お金を増やす」のページに戻る

最近よく読まれているページ

関連コンテンツ

関連コンテンツ(一部広告を含む場合があります)

家計・節約のおすすめページ

ページの先頭へ