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信託報酬は確実なマイナスリターン

記事作成日:2015年10月7日

投資信託には様々なコストが発生しますが、最も注意しなければいけないのはは信託報酬です。信託報酬は投資信託を保有していると確実にかかってくるコストです。ほんのごくわずかなコストならいいのかもしれませんが、信託報酬はかなり大きなものなので注意が必要です。

信託報酬は運用成績に関わらず、投資信託の管理や運用に関する報酬として必ず発生します。年率1%と定められていたら年率1%分は確実に徴収されます。つまり信託報酬は確実なマイナスリターンになるのです。投資の運用成績はどうなるか誰にも予測はできません。しかし、信託報酬は確実に発生します。投資信託に投資をしてプラスのリターンを得るためには投資信託が信託報酬以上に稼がなければいけないのです。

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塵も積もれば山となる

信託報酬は年率0.5%のものもあれば年率3%を超えるものもあり投資信託によって大きな差があります。0.5%と1%の信託報酬の差は0.5%です。0.5%の差ならそれほど大きくないかと考えてはいけません。信託報酬は投資信託を保有している限りずっとかかってくる費用なのです。つまり長期投資をしている時はずっとかかるコストなのです。小さな差でも長い年数積み重なると大きな差になります。正しく塵も積もれば山となるです。

具体例を見てみましょう。最初に100万円の投資を行ったとします。ここで運用成績は0として信託報酬だけがかかる状況を考えてみます。ここで信託報酬が年率で0.5%、1.0%、1.5%、2.0%と4種類の投資信託があったとすると、1年ではそれほど大きな差にはならないかもしれませんが、時間が経過するほど差が開いていって10年後には金額で10万円以上違ってきます。割合なら10%以上の差がつきます。1000万円の投資なら100万円は差がつくことになります。

信託報酬のマイナスリターンの影響

信託報酬は自分で選べる

投資信託の運用成績は事前に予測することは困難ですし、高いリターンの投資信託を選ぼうと思ってもなかなか選べるものではありません。しかし信託報酬は数値が確定していて、自分で選ぶことができます。どの投資信託の運用成績が良いだろうかと悩むのと同じように、どの投資信託の信託報酬が安いだろかと悩んでください。信託報酬は自分でマイナスリターンが小さくなるものを選べます。

信託報酬が高いから良いとは限らない

一般的に高いものほど価値が高い、安いものほど価値が少ないと考えられますが、投資信託に限っては信託報酬が高いから運用成績が良いとは限りません。信託報酬が高い投資信託は、高い運用成績を上げないと信託報酬のコストで基準価格がマイナスになりやすいため、一般にリスクの高い投資を行います。しかし、リスクを取ったとしても、リターンが得られるとは限りません。

信託報酬は1%以下を目安に

信託報酬は出来る限り安い投資信託を選びましょう。できる限り小さい方がいいです。目安としては1%を超える投資信託はなるべく投資しないようにしましょう。1%を超えて投資をするのは、投資信託を購入しない限り投資できないものに投資したい場合だけで、特殊な資産に投資をする場合や、特殊な仕組みで投資をする場合です。ただし、そのような場合はほとんど想定できません。

2%~3%前後の信託報酬では儲けることが難しいです。例えば、3%の信託報酬が必要ということは毎年平均して3%以上の投資成果を上げないと基準価格が上がらないということですが、毎年平均して3%以上の利益を上げるのは簡単な事ではありません。

まとめ

  • 信託報酬は確実に発生するマイナスリターンなので、投資信託を選ぶ時は信託報酬に気を付けなければいけません。
  • 信託報酬のマイナス効果は長期間投資するほど大きくなります。
  • 信託報酬は1%以下を目安にして、投資信託を選びましょう。

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【信託報酬は確実なマイナスリターンの記事は終わりです】

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