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車両無過失事故特約とは

記事作成日:2015年6月26日
最終更新日:2017年5月1日

自動車保険の車両無過失事故特約について説明しています。車両無過失事故特約が付いていると、車対車の自分が無過失となる事故で事故扱いにならず車両保険を使えます。車両無過失事故特約が適用されるためには、自分が無過失であるほかに、相手の車や運転者などが確認できている必要があります。どんな時に使えるのかを知っておくといざという時に役立ちます。

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車両無過失事故特約とは

車対車の事故で相手の過失が100%で自分の過失が0%の無過失事故の場合に、相手が任意の自動車保険に加入していないと車の修理代金を思うように回収できないことがあります。車両無過失事故特約があれば、事故扱いとならず車両保険が使えます。

相手が自動車保険に入っていれば

自賠責保険では相手の車両の損害は補償対象外なので自賠責保険からは車両の修理代金は支払われません。相手が任意保険の自動車保険の対物賠償保険に入っていれば車両の損害が補償されます。しかし、対物賠償保険に加入していなければ保険からは支払われないことになります。

保険に未加入の人からお金を回収するのは難しい

相手が自動車保険に加入していなくても、相手に支払い能力があれば誠意を見せて支払ってくれる可能性はあります。じかし、自動車保険に入っていないような人なので、賠償を渋る可能性もありますし、そもそもお金がない可能性もあります。

裁判は時間も手間もかかり、回収できるかも不透明

裁判で損害賠償を求めることは可能ですが、判決を得るまで手間も時間もかかってしまいます。しかも、任意の自動車保険に入っていないくらいですから支払うだけの財産が十分でない場合もあり、お金を回収できるかどうかも分かりません。請求を認容する判決が得られても、相手がお金を持っていなければ、お金は回収できません。

自分の車両保険で修理はできるが等級はダウン

お金が回収できるまで待っていてはずっと自動車が使えないことになるため、自分のお金で修理するか、保険を使って修理することになります。自分の自動車保険で車両保険に加入していれば、無過失事故でも自分の車両保険を使って修理することはできます。しかし、等級はダウンしてしまいます。自分には過失がないのに、自動車保険を使って等級ダウンとはとても悲しいことです。

車両無過失事故特約なら事故なしの扱い

車両無過失事故特約が付いていると、無過失事故の場合にはノーカウントの事故と扱われ、事故がなかったことになります。そのため、等級は下がらず、事故有、事故なしでは事故なしの扱いになります。無過失事故の場合に、事故が原因で次年度以降の保険料が上がることを防ぐことができます。

車両無過失事故特約が適用される条件

相手の過失が100%で自分が無過失であること

車両無過失事故特約が適用されるためには、相手の過失が100%で自分が無過失であることが必要です。無過失となる可能性がある事故で有名なのが、停車中に後方から追突された場合です。また、相手の車がセンターラインをオーバーして飛び込んで来たり、相手の車が赤信号を無視して突っ込んで来たりした場合も無過失となる可能性があります。

相手の車と運転者または所有者が確認できる時

車両無過失事故特約は車と車の事故で相手の車と相手の運転者または所有者が確認できることが適用の条件になっています。そのため当て逃げの場合で相手の車や運転者が確認できない場合には適用されません。注意しましょう。

同じ会社で更新する時に適用される

車両無過失事故特約は等級や無事故か事故有かの保険料に影響する特約ですが、基本的に同じ会社で次年度以降も契約を継続し更新する場合に適用されます。つまり契約更新の時に別の保険会社に乗り換えてしまうと適用されなくなってしまいます。注意しましょう。

車両無過失事故特約が適用されない場合

特定の特約が適用されると車両無過失事故特約が適用されない場合がありますので注意しましょう。

車両新価特約が適用される場合

新規に購入した車が事故で大きな損害を受けた場合(新車の相当額50%以上など)に車の新車相当金額が補償される車両新価特約が適用される場合は、車両無過失事故特約が適用されない場合があります。

車両全損修理時特約などが適用される場合

車両全損修理時特約や車両超過修理費用特約、支払限度引上げ特約など、長期間乗っている車のため保険金額が低く、修理費が保険金額を上回った場合に保険金額以上の修理費が支払われる特約が適用される場合は、車両無過失事故特約が適用されない場合があります。

まとめ

  • 車両無過失事故特約が付いていると、車対車の自分が無過失となる事故で事故扱いにならず車両保険を使えます。
  • 車両無過失事故特約が適用されるためには、自分が無過失であるほかに、相手の車や運転者などが確認できている必要があります。また、車両無過失事故特約は基本的に更新の時に保険会社を替えてしまうと適用されなくなる扱いになっていることがあるので注意しましょう。

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【車両無過失事故特約とはの記事は終わりです】

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