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人身傷害保険と搭乗者傷害保険の違い

記事作成日:2015年6月22日
最終更新日:2017年5月1日

人身傷害保険も搭乗者傷害保険も基本的には契約している車を運転している人や同乗している人が自動車事故で死亡したり、障害を負ったり、けがをした場合に保険金が支払われるという点は同じです。しかし、支払われる保険金の内容が大きく異なっています。最近では人身傷害保険の方が重要になってきています。

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人身傷害保険とは

人身傷害保険とは、契約している自動車に乗車している人が自動車事故で、死亡したり、障害を負ったり、けがをした場合に、保険金額を上限として治療費や休業補償、精神的障害などの実際の損害に対して保険金が支払われる保険です。

人身傷害保険のメリット

実際の損害額が補償される

人身傷害保険では、予め支払われる保険金が決まっている搭乗者傷害保険とは異なり、保険金額の限度内で実際の損害額が補償されます。そのため、実質的な自己負担額はなくなることになり、治療費が足りないというようなことが発生しないようになっています。

自分の過失割合に関係なく補償される

人身傷害保険は、自分自身の過失割合に関係なく補償されるので、過失割合が高いと治療費が払えないということがありませんので安心です。

示談成立前でも保険会社が立て替えて支払う

示談交渉が成立する前であっても自動車保険会社が保険金を立て替えて先に支払ってくれます。相手への請求は自動車保険会社が行うことになります。そのため、相手からの支払時期を気にする必要がありません。

治療費のほか休業損害や精神的損害なども補償

診察料や入院料、投薬料、手術料、通院料など治療に関係する費用はもちろんですが、休業の損害や精神的損害についても補償されます。後遺障害の場合は逸失利益や精神的損害、介護料も補償される場合があります。死亡時には逸失利益や精神的損害のほか葬式代も支払われる場合があります。

乗車中以外の事故も補償対象にできる

自動車保険会社にもよりますが人身傷害保険は自動車に乗車中の場合に限らず、歩行している時や自転車に乗っている時に自動車事故にあった場合などにも補償を広げることができます。保険会社によっては基本でついていたり、ついていなかったりするので契約内容はよく確認しましょう。

他人の車に乗車中の事故も補償対象に出来る

自動車保険会社にもよりますが契約している車だけではなく、他人の車の乗車中の自動車事故にも補償を広げることができます。保険会社によっては基本でついていたり、ついていなかったりするので契約内容はよく確認しましょう。

搭乗者傷害保険とは

搭乗者傷害保険とは、契約している自動車に乗車中に自動車事故で死亡したり、障害を負ったり、けがをした場合にあらかじめ決められた死亡保険金、後遺障害保険金、医療保険金などが支払われます。医療保険金の支払い方法には、けがをした部位の症状に応じてあらかじめ決められた金額が支払われる部位・症状別払いと、入院日数や通院日数に応じてあらかじめ決められた金額が支払われる日数払いがあります。

搭乗者傷害保険のメリット

部位・症状別払いは短期間で支払い

部位・症状別払いは医師の診断が出た時点であらかじめ決められた金額が支払われるため、支払いまでが比較的短期間となる傾向があります。

人身傷害保険に加入していても支払われる

搭乗者傷害保険は人身傷害保険に加入していて保険金が支払われる場合でも重複して支払われます。そのため、人身傷害保険の上乗せ補償のような形で活用することができます。

自分の過失割合に関係なく補償される

搭乗者傷害保険は、自分自身の過失割合に関係なく支払われます。

相手からの損害賠償金があっても支払われる

搭乗者傷害保険は、相手から損害賠償金が支払われた場合でも支払われます。

人身傷害保険と搭乗者傷害保険はどちらを選べば良い?

人身傷害保険は実際の損害額が補償されるため治療費の不足を心配する必要がありません。そのため、人身傷害を基本的な補償と考えましょう。その上で上乗せ補償を求める場合は搭乗者傷害保険を加えましょう。

まとめ

  • 人身傷害保険は、実際の損害額が補償されます。治療費以外にも休業の損害や精神的損害なども補償されます。また、乗車中以外の自動車事故や別の車に乗車中の自動車事故も補償対象とすることができます。
  • 搭乗者傷害保険は、死亡や後遺障害、けがなどに対してあらかじめ決められた金額が支払われます。保険金が実際の損害額を超える時もあれば下回る時もあります。
  • 自動車事故で困らないためには人身傷害保険に加入しましょう。搭乗者傷害保険は人身傷害保険の上乗せと考えておきましょう。

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【人身傷害保険と搭乗者傷害保険の違いの記事は終わりです】

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