保険は必要と思っても入れない場合がある
記事作成日:2015年8月2日
生命保険や医療保険、がん保険など健康に関する保険に入る場合には、健康状態や病歴などを踏まえた保険会社の審査があります。健康状態が良くなかったり、完治していたとしても大きな病気に罹っていた場合などは審査で契約を断られてしまったり、一部の保障が不担保となったり、保険料が割高となったりする場合があります。
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保険に入ろうと思っても入れない場合も
保険料は家計を圧迫しやすいので必要最低限の保険だけに加入することを強くお勧めします。そのため、配偶者がいない場合、子供がいない場合などは生命保険に入る必要がない場合もあるのですが、いざ結婚して子供が出来たという時点で生命保険に入ろうとしても入れない場合があります。
しかし、人間は年齢が上がっていくほど、何らかの健康の問題を抱える確率が上がっていきます。それでも若いうちは健康のリスクは少ないのですが、数年の間に健康状態が変化する場合もあります。
そのため、保険に入ろうかなと思った時には、大きな病気をしてしまっていたり、身体に変調が生じていたりすることもあるので、思うように保険に入れないという場合があります。
保険に入れるうちに入っておくのもあり
将来の家族のイメージが出来ていて、そのような保険に入るのか考えている場合には、若くて健康なうちに、保険を契約してしまうというのもありだと考えられます。
契約期間が長くなる分、保険料を支払う期間は長くなってしまいますが、年齢が若いほど毎月の保険料は下がるので、お得とは言い難いですが、やむを得ないとも考えられます
後で保険が必要ないなと思えば減額したり解約したりすれば済む話だからです。逆に後から保険が必要だと思っても契約できないリスクがあります。
女性の方は妊娠の時期にも注意して
生命保険や医療保険などでは通常妊娠している間は保険に加入できないか、妊娠に関係する身体の以上については不担保でしか保険に加入できない場合がほとんどです。
そもそも出産自体に健康リスクがあり、正常分娩であれば保険事故ではありませんが、帝王切開になった場合には保険事故となる場合があります。そのため、保険会社としてはリスクが高い状態では引き受けられないということになります。
また、現実的な問題として、妊娠から出産までの間には妊婦の健康状態を細かく調べるため様々な身体の異常が見つかりやすいということもあります。
妊娠をすると、医療保険などのお世話になる可能性が高まるといえますが、妊娠してからでは保険に加入しづらいので、女性の方は保険を契約したいという希望があるのであれば、妊娠する前に契約をしておくことをお勧めします。
まとめ
- 保険は健康状態や病歴による審査があるため必要性を感じてからでは契約できない場合があります。
- 将来の家族構成や必要な保障のイメージが固まっているなら、若くて健康なうちに保険を契約するという方法もあります。