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保険の効果が高い場合と低い場合

記事作成日:2015年6月10日
最終更新日:2017年5月1日

保険に加入した時に保険事故が発生する確率が高い場合、保険に入るメリットが薄くなります。誰にでも起きることについて保険に入ってしまうと保険金を多くの人に支払うことになるため、支払った保険料と支払われる保険金の開きが少なくなり、保険の効果が低くなる場合があります。保険の加入を検討する際はどんな保険に入ると効果的なのかを意識するようにしましょう。

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保険を使う確率が低い場合

保険を使う確率が低く、保険の効果が高い場合

多くの人から保険料を集めて、保険事故に合う人がごく僅かで保険金の支払いが滅多に起こらない場合、集めた保険料は保険事故に合ってしまった少数の人に集中的に回すことができます。

そのため、支払った保険料よりも多くの保険金がもらえるようになり、高額の保険事故に対して、手軽な保険料で準備できるようになります。保険の効果は高いと言えます。

保険を使う確率が高い場合

保険を使う確率が高く、保険の効果が低い場合

ほとんどの人が保険事故にあって保険金の支払いが頻繁に起きるような場合には、集めた保険料は多くの人に保険金の形で回すことになるため支払った保険料と比べて保険金はそれほど多くないということになります。

集めた保険料からは、保険というシステムに対する費用(人件費、システム費用、保険会社の利益)なども負担しなければならないため、保険に敢えて入るより自分で準備した方がよいということになります。保険の効果は低いと言えます。

保険に入るメリットがある場合

自動車保険や個人賠償責任保険

最も保険に入っておくべきなのは、発生確率が低く発生した場合に高額のお金が必要になる自動車事故など他者への賠償責任への備えです。つまり対人賠償や対物賠償に関して自動車保険と個人賠償責任保険に入っておくべきということになります。

高齢になるまでの死亡保険

配偶者や子供がいて、若い場合は生命保険も入っておいた方がいいということになります。若いうちに亡くなる可能性は低い一方、子供がいると生活のため多額のお金が必要になるからです。

ただし、保険では貯蓄を考える必要はなく子供が大きくなる年齢になれば必要なお金は減るため、普通の定期保険や逓減定期保険、収入保障保険など一定の年齢までの保険に入るとメリットは大きくなるでしょう。

一方で人間は年齢を重なれば死ぬ確率が高くなるため、高齢の時の死亡を保障する保険は効率的でない保障内容となっていることが多くメリットは多くありません。

若い時だけなら医療保険もあり

同様のことは医療保険でもいえます。死ぬまで保障が続くと安心と思ってしまいますが、死ぬまで保障するとなるとほとんどの人が入院や手術などの保険事故にあうことになります。そのため、保険料に対してもらえる保険金はあまり多くならず、敢えて保険に入るより自分で備えたほうが効果的な場合もあります。

一方で若いうちに医療保険の保険事故、つまり入院や手術となる可能性は高くないため、保険金に対して保険料は少なく抑えられます。そのため、若い時に自分では備えがほとんどない場合に安い医療保険で貯蓄ができるまでカバーするという使い方はありです。逆に一生の安心を求めて終身で医療保険に入るのはあまり効率的ではありません。

火災保険や地震保険

他人への賠償責任や自分の家族の生活保障、自分の健康などに対する保険ではなく、自分の財産に対する保険なので優先順位は下がるかもしれませんが、火災保険や地震保険も保険のメリットを生かすことができます。

地震の発生確率を予測するのは難しいですが、自宅が火災にあう確率は高くはないと考えられます。そのため、少ない保険料で大きな備えをすることができます。そのため、保険に加入することにメリットがあると考えられます。

ちなみに国の年金は?

国の年金では、年金受給年齢まで生きる人は多いため、多くの人が年金を受給しますが、平均的にみると通常は支払った年金の保険料よりも多くの年金を受給することになります。これは保険料以外に国の予算、つまり税金も年金を支える財源となっているからです。

税金としても保険料としてもお金を払っているわけですが、税金を支払う義務がある以上、税金で支えられた年金を利用しないと、税金を使って維持されている年金をもらえないわけですから、損ということになります。

まとめ

  • 保険を使う確率が低い場合、保険金を受け取る人が限られるため、集めた保険料を集中させて高額の保障を準備することができます。保険を使う確率が高い場合、保険金を受け取る人が多く、支払った保険料に比べてあまり多くの保険金をもらえません。
  • 自動車保険や個人賠償責任保険、高齢になるまでの死亡保険は入るメリットがあります。医療保険は貯金が少ない若い時限定なら入るメリットがあります。火災保険や地震保険も少ない保険料で高額の補償が受けられます。

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【保険の効果が高い場合と低い場合の記事は終わりです】

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