保険料の支払い手段、支払経路について
記事作成日:2015年5月24日
最終更新日:2017年5月1日
保険料の支払い手段、支払経路には団体扱・集団扱、口座振替扱、クレジットカード扱、送金扱、集金扱、店頭扱などがあります。団体扱いになる場合には保険料が割安となることがあり、狙い目です。そうでない場合は、クレジットカード払いのポイント還元などで実質的な割引を受けるようにするとお得になります。
- 団体扱・集団扱
- 口座振替扱
- クレジットカード扱
- 送金扱
- 集金扱
- 店頭扱
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団体扱・集団扱とは
団体扱いとは勤めている会社などで給料から保険料を天引き、控除して支払う方法です。通常は、団体扱いには割引が適用され、支払保険料は口座振替よりも割安になる場合があります。会社によっては取り扱いがない場合もあります。天引きされるので、保険料を払い忘れることはありませんし、給与明細を見ないと保険料負担を意識しないかもしれません。集団扱いはある企業というわけではなく、ある一定以上の構成員から形成される集団に関する扱いとなります。
なお、団体扱いは保険料の支払いに関する扱いであって、団体保険とは異なりますので注意してください。
会社を転職などで途中で退職した場合には通常別の扱いに変更になりますが、定年を理由とした退職の場合は同じような扱いが継続される場合もありますが、会社によって扱いは異なりますので、勤務先に確認する必要があります。
口座振替扱とは
口座振替扱とは、毎月あるいは毎年など決められた日に金融機関の口座から保険料が自動的に振り替えられて保険会社に支払われる仕組みです。
預金口座の残高管理をしっかりと行う必要がありますが、自分で振り込みの手続きを取らなくてもいいので便利です。
クレジットカード扱とは
クレジットカード扱とは、毎月あるいは毎年など決められた日に保険会社がクレジットカード会社に保険料の支払いを請求し、後日クレジットカード会社に対して保険料相当額をクレジットカードの支払いとして払うものです。
クレジットカード会社によるキャッシュバックやポイント、割引などのサービスが受けられ、一定の還元があるため、通常は口座振替よりはお得な支払方法となります。
また、保険料の支払い忘れもなくなるため便利です。ただし、クレジットカードの利用限度額には注意する必要があります。
送金扱とは
送金扱とは、保険会社から送られてくる振込用紙などを使って保険会社が指定する口座に振込を行うことで保険料の支払いを行う寳保です。毎回送金の手続きを取らないといけないため、手間がかかるほか、支払いを忘れてしまうリスクが高くなります。
集金扱とは
集金扱とは、保険会社の集金担当者に対して保険料を支払う方法ですが、現在では例外的な扱いになっているとみられます。
店頭扱とは
店頭扱とは、保険会社が指定する窓口に保険料を持参して支払う方法です。現在では例外的な扱いになっているとみられます。
お勧めの支払い手段、支払経路は?
送金扱は毎回保険料の支払い手続きを行う手間がかかるため、あまりお勧めできません。おすすめなのは団体扱いがあれば団体扱いの割引を受けられるためメリットがあります。通常は団体扱いが最も安い支払い手段になると考えられるためです。
団体扱いが受けられない場合や、近々転職を考えていて手続きが難しい場合などはクレジットカード扱でクレジットカードの還元を受けることをお勧めします。
まとめ
- 保険料の支払い手段、支払経路には団体扱・集団扱、口座振替扱、クレジットカード扱、送金扱、集金扱、店頭扱などがあります。
- 団体扱いやクレジットカード払いは保険料の支払いが少しお得になります。