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保険料は支払い総額を計算すると高い買い物だと分かる

記事作成日:2016年11月30日
最終更新日:2017年5月1日

保険は一生のうちで住宅の次に高い買い物だと言われることがあります。毎月支払っている保険料の金額はそれほど多くないと感じる場合でも、保険は何十年もの間保険料を支払い続けることになるため、支払う保険料の総額を計算すると1,000万円を超えるということもよくあります。保険は長い期間払い続けるため負担が重くなるのです。

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毎月いくら支払うと総額が1,000万円を超えるのか?

保険は長い期間支払い続けることになるため、支払回数が多くなります。保険料の支払い年数別に毎月いくら支払うと総額が1,000万円を超えるか計算してみます。

10年間毎月保険料を支払い続けると保険料の支払回数は120回になります。15年間では180回、20年間では240回、25年間では300回、30年間では360回、35年間では420回、40年間では480回になります。支払う総額が1000万円を超える毎月の支払額は次のようになります。

総額が1000万円を超える毎月の支払額
支払い年数毎月の支払額
10年8.34万円
15年5.56万円
20年4.17万円
25年3.34万円
30年2.78万円
35年2.39万円
40年2.09万円

30歳の時に保険に加入して60歳になるまで30年間保険料を毎月支払い続ける場合、毎月の支払金額が2.78万円以上になると支払総額が1,000万円を超えることになります。40年間保険料を支払うのであれば毎月2.09万円以上で1,000万円を超えます。例えば社会人になりたての22歳~24歳くらいで保険に加入して、65歳になるまで毎月保険料を支払うのであれば、支払い年数は40年を超えることになります。

毎月の保険料の支払金額と支払総額の関係

次に毎月の支払金額と支払い総額の関係についてです。毎月の支払いが10,000円の場合、保険料を10年間支払うと120万円、20年間では240万円、30年間では360万円の支払いになります。毎月の支払いが10,000円位ということであれば、それほど多い額ではないと感じるかもしれませんが、長い期間支払うと総額は大きな金額になります。

毎月の支払金額と支払い総額の関係
毎月支払額支払い総額(万円)
10年払い20年払い30年払い
1,000円122436
2,000円244872
3,000円3672108
4,000円4896144
5,000円60120180
6,000円72144216
7,000円84168252
8,000円96192288
9,000円108216324
10,000円120240360
15,000円180360540
20,000円240480720
30,000円3607201,080

保険は住宅の次に高い買い物となることも

人生で高い買い物になる可能性があるのは、住宅、保険、自動車、教育です。

住宅は新築なのか中古なのか、都心なのか郊外なのかなど様々な条件によって変わってきますが、およそ1度の購入すると2,000万円~5,000万円前後の支払いが発生します。住宅ローンを借りれば利息も上乗せされます。

保険は1つの保険契約(主契約と特約)で支払総額が1,000万円を超えることもありますが、生命保険と損害保険、医療保険など第三分野の保険すべて含めて、支払い総額は500万円~2,000万円前後になることが多いとみられます。ただし人によっては2,000万円を超えるような場合もあります。貯蓄性の保険を契約している場合は支払総額が膨らむ傾向があります。

自動車は購入回数や購入金額にもよりますが、200万円の車であれば10回購入すると2,000万円となります。自動車関連費用まで含めると更に支払い総額が膨らみます。

教育は、公立・国立中心なのか私立中心なのかなどによって大きく変わりますが、大学進学までの学習に関する費用は1人当たり1,000万円~2,000万円前後になってきます。

ライフスタイルによって住宅、保険、自動車、教育のどれが一番人生で大きな支出になるかは変わってきますが、保険は住宅に次いで高い買い物になってしまう場合もあります。

保険料は毎月の支払金額だけでなく支払総額も確認する

保険に加入する場合には、毎月の保険料の支払いはいくらということを確認するのは当然としても、支払総額がいくらになるかを把握しない場合があります。しかし、保険料は毎月の支払金額だけでなく、支払総額を把握することで負担感が分かることもあるため、必ず支払い総額を確認しましょう。

保険によっては終身払いとなっている場合もあり、保険料の支払いがいつまで続くのか分からないことがありますが、平均寿命を参考にしながら、支払いが終わる時期を仮定して、支払総額を計算してみましょう。

保険は保険料の総額と受け取る可能性がある保険金を比較する

保険は安心のために入るということが言われますが、保険は保険事故が発生した時に保険金が支払われる仕組みの金融商品であるため、支払うお金と支払われる可能性がある保険金が事故の確率や重大さに見合ったものなのかどうか、冷静に検討することが大切です。

一般的に保険事故が発生する確率が高い場合には、保険料に対して受け取れる保険金が少なくなります。頻繁に保険金の支払いが発生する可能性がある場合には、高い保険金を支払うことが難しくなるからです。

保険料の総額と、受け取る可能性がある保険金、保険事故の発生確率を比較して、わざわざ保険に入る意義が薄いように感じる、自分でお金を準備できるというような場合は、無理して保険に加入する必要はないのです。

まとめ

  • 保険料は毎月の支払金額だけでなく、支払総額も意識しましょう。
  • 保険料の支払総額と保険で受けられる保障(補償)を比較して保険に入る意味があるのかどうか冷静に考えましょう。

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【保険料は支払い総額を計算すると高い買い物だと分かるの記事は終わりです】

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