富裕層・お金持ちと呼べる資産の定義はいくらから?
記事作成日:2016年7月1日
最終更新日:2017年5月1日
富裕層・お金持ちの定義が明確に定められているわけではありませんが、俗に富裕層・お金持ちと呼べるのはいくら位資産がある人かについてです。一般的に資産から自宅など換金が難しい資産や負債を除いた純資産の金額が1億円以上であれば富裕層・お金持ちであると考えて良いでしょう。お金持ちと言えるのは、1億円から、ということになります。
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富裕層・お金持ちかどうかは収入ではなく資産で区別する
富裕層・お金持ちかどうかは収入ではなく資産(貯蓄)があるかどうかで区別します。収入は一定期間の間にお金がどれだけ入ってくるかを示していて、お金をどれだけ持っているかを示していないからです。
高収入だからといって富裕層・お金持ちとは限らない
高収入であっても富裕層・お金持ちとは限りません。高収入であっても支出が多ければお金は貯まりません。高収入の期間が短ければあまりお金は貯まりません。
富裕層・お金持ちかどうかは純資産で区別する
富裕層・お金持ちかどうかは資産があるかどうかで区別しますが、資産が1億円あっても、借金(負債)が1億円あったらお金持ちだとは普通思いません。そのため、単純に資産が多いかどうかで区別するのではなく、資産から負債(借金)を引いた純資産が多いかどうかで富裕層・お金持ちか判断します。
富裕層・お金持ちかどうかは自宅を除いて判断する
富裕層・お金持ちかどうかは自宅(自己の居住用の住居)を除いて判断します。もし、土地と建物を合わせて1億円の自宅に住んでいる人がいたとします。富裕層・お金持ちであるようにも思えますが、自由に使えるお金はいくらあるでしょうか?他に資産がなければ、自宅を売らない限り、自由に使えるお金がありません。自分が住んでいるのであれば、自宅は売ることを想定していないはずです。
自分が済んでいない純粋な投資用の土地や建物は除く必要がありませんが、自分が生活している住居の資産価値は除いて考えます。
富裕層・お金持ちと呼べるのは純資産1億円以上
明確に定められた基準があるわけではありませんが、富裕層・お金持ちとされるのは純資産が1億円以上ある人たちです。資産から自宅など換金が難しい資産や負債を除いた金額(純資産)が1億円以上あれば富裕層・お金持ちだと考えて良いでしょう。
ただし、純資産1億円では本当の富裕層・お金持ちというよりは、ちょっとした富裕層・お金持ちという感じになります。会社員の生涯賃金が2~3億円前後とされている、支出を抑えて、資産運用をしっかりと行えば普通の会社員でも純資産1億円の到達は可能です。
英語ではミリオネアというお金持ちを意味する言葉がありますが、ミリオンは100万でドルが単位なので、1ドル=100円とすると大雑把に1億円ということになります。
超富裕層は純資産5億円以上
いわゆる超富裕層、お金持ちの中でも特にお金持ちと考えられているのは純資産が5億円以上ある人たちです。普通の会社員では到達が困難で、事業や投資で成功しないと到達できない水準です。不動産を多数所有していて賃貸収入を得た、大企業の経営者として多大な報酬を得た、株などの投資で多額の利益を得た、起業で成功したなど何か突き抜けるものがないと到達できない純資産額です。
上を見ればきりがありませんが、純資産額が5億円に達することはお金持ちかどうかを区別する重要な指標と考えられます。普通の生き方をしていると純資産額5億円に到達するのは極めて困難です。
富裕層・お金持ちになりたいと考えるのであれば、純資産金額5億円を1つの目標にするとよいでしょう。
まとめ
- 富裕層・お金持ちと呼べるのは、自宅などの換金性が低い資産や負債を除いた純資産額が1億円以上ある人です。
- 会社員の生涯賃金が2~3億円前後であるため、純資産額1億円は上手な家計管理で到達できる可能性があります。