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承認欲求の克服方法と自分や他人の承認欲求との向き合い方

記事作成日:2017年7月22日

承認欲求とは、誰かから自分が認められたい、自分のことを良く思われたい、評価されたいというような気持ちのことをいいます。承認欲求はマズローが示した人間の基本的な5つの欲求である生理的欲求、安全の欲求、社会的欲求(所属と愛の欲求)、承認欲求、自己実現欲求の1つです。承認欲求は尊厳の欲求や自我の欲求とも言われます。

承認欲求は人は誰もが少なからず持っている欲求で、承認欲求が悪いわけではありません。承認欲求は人から認められたいという欲求ですが、上手く向き合うことで自分の行動の原動力にもなります。上手く向かい合うことができなければ、おかしな行動をとってしまったり、悩みの原因になってしまったり、人付き合いが上手くいかない原因になったりします。

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承認欲求が強すぎることで起きる問題

承認欲求が強すぎると様々な問題が起きます。自分自身の承認欲求が強すぎる場合と、他の人の承認欲求が強すぎる場合があります。自分自身が問題を起こしてしまう場合と、他の人の承認欲求が強いためにその人との関わりが問題になる場合の両方があります。

誇張や嘘をついてしまうことがある

承認欲求が強すぎると、認められたいという気持ちから、自分を本来の姿よりも大きく見せようとしてしまうことがあります。小さなことを大げさに話してしまったり、なかったことをあったことにしたり、誇張や嘘によって自分を大きく見せようとしてしまうことがあるのです。

誇張や嘘は相手に気づかれてばれてしまうかもしれませんし、誇張や嘘をつくことで後ろめたさを感じるかもしれません。誇張や嘘を重ねていくことで、誇張や嘘がばれないように神経を使ってすり減ってしまうかもしれません。

自分の主張ばかりしてしまうことがある

承認欲求が強すぎると、自分と相手との人間関係の中で、自分の主張ばかりしてしまうことがあります。自分が認められたくなってしまうと、自分を認めてもらうために、自分のことをたくさん話したくなってしまうのです。

自分の主張を強く主張するだけで相手の話を聞こうとしなかったり、自分の意見が絶対に正しいと強く主張してしまって譲らなくなってしまったりしてしまいます。

相手の考えや気持ちを尊重できなくなる

承認欲求が強いと、自分と関わる相手の考えや気持ちを尊重出来なくなってしまうことがあります。人間関係は、自分と相手がお互いに得られるものがあるからこそ成り立つものですが、認められたいという気持ちが強くなると、自分が、自分が、という気持ちが強まってしまい、相手のことを考える余裕がなくなってしまいます。

相手の考えや気持ちを聞いたり、理解したりしようという姿勢がなくなってしまって人間関係を損ねてしまうことがあります。

人の評価や噂話が気になってしまう

承認欲求が強いと、周りからどう思われているのか、とても気になってしまいます。人が自分のことをどう思っているかという人の評価や、自分はどんな風に言われているんだろう言う噂話がとても気になってしまいます。

仕事や家庭、学校、恋人や友人・知人との人間関係で人の評価や噂ばかりが気になってしまい、誰かにそれとなくどう思っているか聞いてみたり、他人の反応を見て自分がどう思われているあれこれ悩んでしまったり、噂を耳にして落ち込んでしまったりすることがあります。

自分がどうしたいかではなく他人がどう思うかで行動してしまう

承認欲求が強いと、人に認められたいという気持ちが強いばかりに、自分がどうしたいかではなく、他人がどう思うかということを軸にして行動してしまうことがあります。

自分がやりたいこと、自分がしたいと思うことを素直にすればいいような場面でも、人にどう思われるかということを意識してしまって、自分の意見を抑制したり、捻じ曲げたりしてしまうことがあります。つまり、他人が望む人生を歩もうとしてしまうのです。

良くない他人の行動に同調してしまう

承認欲求が強いと、人に認められたいという気持ちから他人の行動に同調する傾向が強まってしまうことがあります。仮に良くないとされること、倫理的に問題があるようなことでも、自分の周りの人間が行っていると、反対の意見を述べたり、関わらないようにしたりすることができずに、自分も同調してしまうことがあるのです。

人の評価を気にするあまり、周りの人とは違う行動がとれなくなってしまうことがあるのです。

他人に振り回される人生になってしまう

承認欲求が強いと、人に認められないと満足感や幸せを感じられないため、他人に振り回される人生になってしまう可能性があります。

人がどう思っているかは自分ではどうにもならない部分もあり、自分ではどうにもならない可能性があることに自分の人生を賭けてしまうと望んでいるような評価が得られず、常に不満や物足りなさを感じ続けてしまうことになりかねません。

自分で自分のことを認めて、満足できるようにならないと、他人の評価に振り回されてしまいます。

自分は特別なんだと考えてしまうことがある

承認欲求が強すぎると、自分は認められるべきなんだ、自分のことは凄いんだという気持ちを強めてしまうことがあります。また自分が認められないと、自分に問題がある場合であっても、他人の見る目がないんだというように責任転嫁してしまうことさえあります。

他人を見下してしまったり、尊重しなくなってしまったり、否定的に捉えるようになってしまったりします。他人を認めるよりも先に自分が認められたい、自分の方が上に思われたいとなってしまうのです。

素直になれず非を認めないで自己弁護ばかりしてしまう

承認欲求が強いと、認められないような行動を避けようとしてしまいます。例えば、何か失敗をしてしまったり、自分が悪いことをしてしまったりしても、非を認めることができずに、自己弁護を述べてしまったり、ミスを隠してしまったりして、自分は評価されないような行動ではなく、評価されるような行動をしたいんだと主張してしまいます。

素直になれず、非を認めることもできずに、自己弁護ばかりしてしまうと、他人からの信頼や評価をかえって失ってしまうことにもなりかねません。非がある場合には非を認め、都合が悪いことも隠蔽しないようにすることが大切です。

自分の弱さや間違いを素直に見せることが、相手の信頼につながることもあります。

自分の強い承認欲求の克服方法・なくす方法

自分の承認欲求が強いと人の評価を気にしすぎてしまったり、嫌われたくないと思ったり、必要とされたいと思ったりして、自分の気持ちに反した行動をしてしまうことや人に振り回された人生を送ってしまうことがあります。まずは冷静になって、自分自身の承認欲求を自覚し、自分自身が自分を認めるようにすることが大切です。

冷静に自分を見つめて承認欲求があることを自覚する

承認欲求と上手に付き合っていくためには、自分の認められたいという感情を自覚することが大切です。落ち着いて冷静になり、自分自身の行動を振り返り、人に認められたい、良く思われたいというような承認欲求が強すぎておかしなことをしていないか見つめ直すことが大切です。承認欲求自体は誰にでもある感情で、それが直ちに悪いということもありません。

ハードルを下げて小さな目標を達成していく

程よい承認欲求はやる気や励みにつながって、より良い方向に自分を向かわせることにもつながります。程よく承認欲求を満たすためには自分自身が自分のことを認められるようになることが大切です。

高い目標を掲げることも大切なのですが、ハードルを少し下げて、現実的で短期間で達成可能な小さな目標も作るようにして、小さな成功を積み重ねて、自信を付けていくことが大切です。

実現できない目標ばかりおっていると、なりたい理想的な自分に近づくことができずに、挫折感ばかり感じてしまうことになりかねません。

身の回りの小さな幸せや満足を見つけて感じる

ありきたりな日常生活になかなか幸せや満足を感じられないことがあります。何かを求める気持ちは人間の原動力にもなりますが、求める気持ちが強すぎても、思い通りにいかないと感じてしまい、上手くいかないものです。

実は気が付かないだけで、身の回りには小さな幸せや満足をたくさん見つけることができます。安全な住まいがあること、食べ物が食べられること、着るものがあることだけでも本当は幸せなことなのです。仕事を失った人から見ると、仕事があるだけでも幸せに感じられるかもしれません。

何か欲求を満たすと新しい欲求が次から次へと出てくるため、なかなか幸せや満足を感じることが叶わない場合もあります。しかし、冷静に現状を振り返ってみると、不満はあるかもしれませんが、満足もあるかもしれないのです。

現状に甘んじてばかりではいけませんが、現状に嘆いているだけだと挫折感や徒労感、疎外感だけを感じてしまうことになりかねません。上手くいっていない事ばかりではなく、上手くいっていることにも目を向けましょう。

相性が合わない人もいると思う

世の中にはどうしても相性が合わない人がいます。全ての人が同じような価値観・考え方で生きているわけではないので、意見や考え方の対立はどうしても出てきます。自分が人生で出会う人の中にはどうしても相性が合わない人もいるので、全ての人と仲良くやっていこうと考えると上手くいかないことがあります。

自分のことを認めてくれる人はとてもありがたいことだともう一方で、認めてくれない人がいてもそういう考え方の人もいるんだな、というくらいにとどめておいて、深くかかわらないようにして、考えないようにするといいでしょう。上手くいかないことに固執してしまうと時間や精神力を無駄遣いしてしまいます。

結果だけに拘らず過程にも目を向ける

結果だけに拘り過ぎてしまうと、上手くいかなかった時に自信を失ってしまう可能性があります。世の中にはどうしても結果をだすことが難しいこともあります。

そのため、結果だけに拘るのではなく、結果にたどり着くまでの過程、プロセスにも目を向けることが大切です。自分が持てる能力・技能で、全力でやりきったのであれば、結果が伴わなかったとしても、自分の努力は認められるはずです。

恋愛や人間関係でも同じで、自分が誠心誠意向き合って、努力したけれど、ありのままの自分を好きになってもらえなかったなら、相性が合わなかったんだなと思えるはずです。やることをやり尽したのであれば、少なくとも後悔はしないはずです。

相手に求め過ぎない・期待しすぎない

恋愛や友人関係では、相手に認められたいという気持ちが強くなりすぎてしまって、相手に求めてしまうことが問題になります。

恋人から自分のことを好きとたくさん認めてもらうと自信につながりますが、相手に自分を認めて欲しい、評価して欲しい、こうあって欲しいというように求めすぎてしまうと、自分の思い通りにならず不満を感じてしまったり、相手も嫌な気持ちになってしまったりすることがあり、お互いのためになりません。

お互いに自然体でいるようにして、相手に求めすぎるようなことはしないで、お互いがありのままを気に入ることができるように人間関係を作っていくことが大切です。無理してしまうとどこかで反動が出てきてしまいます。

人の目を気にしないで仕事に取り組む

人の評価というものは後からついてくるもので、狙って得ようとするものではありません。仕事や人間関係にきちんと向き合っていることで、評価されるようになるのです。

もちろん、仕事や人間関係をきちんとしていても正当に評価されない場合もあります。努力が認められないことがあります。しかし、きちんと向き合うことがなければ正当に評価されないのです。

自分で自分の努力を認める

職場での仕事や人間関係では努力して成果を上げていても、必ずしも満足が良く評価をもらえず、認められないことがあります。

しかし、人から評価されなくても、自分が納得のいく仕事や人付き合いをしていれば、自分自身が自分が頑張ったことを認めることができるのです。しっかりとした仕事や人間付き合いをしているのであれば、自分のことに自信が持てるはずです。

ありのままの自分を見てもらう

承認欲求が強いと、自分を大きく見せようとすることがあります。小さな成果を大げさに表現したり、他人の成果を自分の成果として横取りしてしまったり、ミスを隠して上手くいったように見せかけたり、誇張や嘘を重ねてしまうことがあります。

しかし、ありのままの自分から大きく見せた自分の化けの皮はいつか剥がれてしまうものです。仮に化けの皮が剥がれなかったとしても、誇張や嘘をばれないようにするために更に誇張や嘘を続けるのは心苦しいものです。

ありのままの自分をありのままに見てもらえばいいんだと思うようにすることが大切です。背伸びをしてもばれてしまうのです。

ゴマすりで他人に取り入ろうとしない

職場での仕事で成果を上げていなくても、人間関係の親密さから、評価されたり贔屓されたりすることがあります。会社などでは人間関係の親密さは潤滑油になるため重要な側面もありますが、仕事の中身が伴わないのにゴマすりなど人間関係の親密さで人に取り入ろうとしない方が良いでしょう。

虚しさを感じてしまうことがありますし、仕事の中身で評価されているわけでもありません。人間関係が変わった時に苦しんでしまうこともあります。

他人の意見も尊重する

承認欲求が強いと自己主張ばかりしてしまって、人の意見を聞く姿勢が後退してしまうことがあります。仮に自分の立場が強い場合でも、人の意見を聞かないで自分の意見ばかり押し通していると、誰からも相手にされなくなってしまいます。

自分の意見ばかりではなく、他人の意見も尊重するようにして、建設的な話し合いを通じてお互いの理解を深めて納得いく結論を出していくことが大切です。

他人を見下さない

承認欲求が強いと、自分を認めてくれそうな人を求めてしまうことがあります。自分を認めてくれそうな人、つまり自分よりも下だと感じるような人とだけ付き合うようになり、この人なら自分のことを凄いと認めてくれるだろう、というような思考回路に陥ってしまうことがあります。自分を認めてくれそうな年下や後輩の人とばかり関わりを持ち、凄い、と持ち上げられることで満足を感じるような状況です。

もちろん、どんな相手でも認めてもらえれば嬉しいのかもしれませんが、自分を認めてくれるから人間関係を持つというようなことをしていると、相手にその気持ちが見透かされてしまったり、相手が凄い人になって自分を評価してくれなくなったりした時に人間関係は悲しい結末を迎えてしまいます。

他の人の強い承認欲求との向き合い方

承認欲求は自分だけでなく、他の人も持っているごく自然な感情です。他の人の強い承認欲求は、強い自己主張や自己顕示欲となって人間関係のトラブルの原因となることがあります。他の人にも承認欲求があることを理解し、人の良いところは素直に認めるという謙虚な姿勢が大切です。ただし、承認欲求が強すぎる人とは適度な距離感を保つことも大切です。

他人も認められると嬉しいことを意識する

自分の承認欲求が満たされると嬉しいように、他の人も認められると嬉しいのです。もし、他人のことを認めることができる機会があるのであれば、恥ずかしがらずに、凄いという気持ちを伝えて認めることが円滑な人間関係につながります。

人間関係は、お互いに何かプラスになることがあってこそ、良いものですし、長く続いていきます。どちらが一方的にプラスになるだけで片方がマイナスでは人間関係は続いていきません。

相手の人も認められると嬉しいんだということを意識して、人付き合いをするようにしましょう。

認められるところは認める

他の人が承認欲求を示している場合、客観的に見て認められる部分は認めるようにすると相手の人の承認欲求が満たされます。褒められるようなことがないのに無理して褒めるような場合でなければ、相手の良いところを認めることは円滑な人間関係につながります。

否定的に相手のことを見るのではなく、肯定的に見るようにして、認められる部分は認めましょう。ダメ出しをしたり難癖をつけたりしていては人間関係は上手くいきません。

承認欲求が強すぎる人とは距離感を保つ

人によっては承認欲求が強すぎて、人付き合いをするのが難しい場合があります。自分の主張が強すぎる人、認めて欲しいという気持ちが行動に強く出てしまっている人とは、適度な距離感を保つことが円滑な人間関係につながります。いわゆる自己顕示欲が強すぎる状態なので、ほどほどの距離感が大切ということです。

近づき過ぎてしまうと、承認を強く求められてしまうためです。認めることができる部分は認めることが大切ですが、承認を強く求められたり、承認を依存されたりしないように、ほどほどな距離感が大切です。

承認欲求が強い人でも、承認欲求が強いということを冷静に見つめ直すことができれば自然に他人に承認を強く求めることはなくなっていきますので、相手が冷静になるまでは距離感を保つようにするとトラブルに巻き込まれる可能性を下げられます。

他人には謙虚で素直な姿勢で向き合う

他人と向き合う場合には、謙虚で素直な姿勢で向き合うようにすると摩擦を減らすことができます。他人の凄いと思うところは素直に凄いと感じ、良いと思うことは良いと人に伝えることが大切です。お世話になっている人には感謝の気持ちを恥ずかしがらずに伝えることも大切です。

まとめ

  • 承認欲求とは、他の人から認められたいという気持ちです。承認欲求は必ずしも悪いものではなく、上手に向き合うことで自分の行動の原動力にもなりえます。
  • 自分自身の承認欲求が強い場合には、自分自身が自分を認めることと、冷静になって他人の評価を気にし過ぎないようにすることが大切です。他人の承認欲求が強い場合には、認めるべきところは認めますが、適度な距離感を保つことが大切です。

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【承認欲求の克服方法と自分や他人の承認欲求との向き合い方の記事は終わりです】

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