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迷った時に決断できない性格を改善し決断するための考え方や方法

記事作成日:2018年3月29日

恋愛や仕事など人生の大事な出来事で、迷ったり、悩んだりした時に決断できないままずるずると時間だけが過ぎてしまうような性格を改善し、決断するための考え方・方法についてです。決断をしないことは現状維持を決断していることに他ならず、決断をためらう間も時間は過ぎていき無駄にしていることを意識することが大切です。決断をしやすくするためには自分の価値基準を明確にしてどうやって判断するかを日頃から意識しておくことや、決断後の自分を想像することが有効です。

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決断するための考え方や心構え

決断するための助けとなる考え方や心構えについてです。

決断しないということは現状維持を決断している

何かを決断できないということは何も決断をしていないのではなく、何もしないこと、すなわち現状維持を決断しています。何かを決めるということは決めたことに変わっていくことでもありますが、何も決断しないということは、何も決断しないことを良いと思っている、つまり現状維持を決断していることに他なりません。

決断を迷う時間がもったいない

決断をするまでに時間がかかってしまうと、決断までに迷う時間、決断をためらう時間が無駄に過ぎていってしまっているということを直視しなければいけません。時間に限りがある人生では、一瞬一瞬の時間は貴重で大切なものなのです。

決断までに時間をかければかけるほど、実行するまでに時間が無駄になっていくということを意識しておくことが大切です。何もしないことを決めている間も、時間だけは待ってくれずただひたすら過ぎ去っていくのです。

悩んでも良い結論を導き出せるとは限らない

時間をかけることで十分に検討することができますが、必要な情報や判断材料が集まっているにもかかわらず、さらに悩むことは殆どの場合、時間の無駄に終わってしまいます。

決断を出すために十分な材料があるのであれば、状況を冷静に判断して決断するようにしましょう。迷って悩んでも堂々巡りに陥るだけですし、人に意見を求めても振り回されてしまい、都合の良い意見を探し求めるだけになってしまいがちです。悩めば悩むほど良い結論を出せるとも限りません。

いつか決めなければいけないなら今決断する

いつか決断を迫られることは、十分な情報や判断材料が揃っているならすぐに決断するようにしましょう。いつか決めなければいけないことは、今決めてしまえばよいのです。

ぎりぎりになるまで悩んで、追い込まれてから決断をするよりも、冷静である間に落ち着いて結論を出すようにするのです。いつか決断することからは逃げられないのであれば、逃げる必要はなく向き合えばよいのです。

決断して実際に動けば心配や懸念は和らぐ

決断するまでは色々な心配、懸念、不安が沸いてしまって決断をためらってしまいますが、決断をして動き出せば、動いている間に心配や懸念は和らいでいきます。一度決めたら、決断を疑うよりも、決めたことを成功させることに意識を向けることが大切です。

「案ずるより産むが易し」ということわざがありますが、実際に始める前にあれこれ悩むことがありますが、実際に実行すると悩んだほどではなくあっさりとできてしまうという意味があります。

失敗してもいくらでもやり直しができると考える

決断できない理由の1つに選択を誤って失敗をしてしまうことを恐れる気持ちがあります。人間は命さえ失わなければ、何度でもやり直せるんだというような位、楽観的な考えをすれば、決断を迫られた時に決断がしやすくなります。

たとえ失敗したとしても、何度でもやり直せる、立ち直ってみせるという気持ちが決断を促すのです。

未来を変えるのは決断

決断をしなければ、現状維持を決定することになるため、自分の人生は今までの延長線上に続いていきます。人生を変えたい、今までの現状に満足できない、という気持ちがあるのであれば、未来を変えたいのであれば決断をしなければいけません。

何かを変えようとしなければ、何も変わらず、昨日と同じような日が今までの延長線上で似たような形で続いていくのです。もちろん、日々変化はありますが、大きな決断がなければ、大きな流れを変えることは難しいのです。

決断するための方法

決断を容易にするための方法です。

自分の中に決断の基準・軸を持っておく

迷った時にどの選択肢を選ぶかという基準・軸を自分の中に持っておくことが大切です。

やらない後悔・しない後悔よりもやる後悔・する後悔

あの時勇気を出してやっておけばよかった、しておけば結果は変わっていたかもしれないという気持ちにならないよう、迷ったらやる、やらない後悔・しない後悔よりもやる後悔・する後悔を選ぶようにするという考え方があります。

努力を尽くして至らなかったのであれば悔いは残らない傾向がありますが、やらずに最初からあきらめてしまった場合は心残りができやすいためです。

自分や大切な人が幸せになれると感じることを選ぶ

自分や大切にしたいと思う人が幸せになれると感じられることを選ぶことが大切です。そのためには、誰を大切にしたいのか、何を大事にしたいのか、どうすると自分や自分の周りの人は幸せなのかを、日ごろから考えて意識しておくことが大切です。

自分の人生で目指していること、大切にすることを持っておくことで決断をすることが容易になります。

人の道に反しない後ろめたくないことを選ぶ

後味が悪い決断は避けた方が良いでしょう。人の道に反するようなこと、倫理的には良いといえないこと、後ろめたさが残ってしまうようなことは選ばない方がいいでしょう。

自分から進んで後ろめたくなるような決断をしてしまうと精神衛生上悪影響が長期間続く可能性があり、お勧めできません。あとで気持ちよくなる、晴れた気持ちになれるような選択をするようにしましょう。

決断してからのことを想像してみる

決断を容易にするために、決断した後のことを想像することが有効です。決断をしたらどんな心境の変化が訪れるだろうか、自分や身の回りの人はどう変わっていくのか、自分は後悔しないだろうか、というようなことを想像してみるのです。

決断した後のことを考えるようにすると決断しやすくなります。

決断したことが失敗しないような方策を考えておく

失敗や後悔を恐れてしまって決断できないことがあります。決断した後に失敗や後悔をしないための方策・作戦をあらかじめ考えておいて、決断を躊躇う気持ちを和らげるようにすると決断しやすくなります。

決めたことをやり遂げるためにできることをやっておく、失敗しそうになった場合の保険を掛けておく、逃げ道を用意しておくなどして、決断しやすくするのです。

まとめ

  • 人生の分かれ道でいくつかの選択肢がある時に決断ができないという場合には、決断をしないことは現状維持で、悩んでいる間は時間を浪費してしまっていることを意識することが大切です。
  • 決断をするためには、自分の判断の基準・軸を持っておくことが大切です。決断した後にどうなるかを想像することや、決断後に上手くいくような準備をしておくこと、決断したことが万が一上手くいかなかった時の逃げ道を準備しておくことも、決断を容易にします。

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【迷った時に決断できない性格を改善し決断するための考え方や方法の記事は終わりです】

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