人生を後悔しないための生き方・方法
記事作成日:2018年6月27日
あの時ああしておけば良かった、もっと努力しておけば良かった、あんなことしなければ良かったというように、人生を後悔してしまうことがあるかもしれません。できれば、後悔をしないでやり切った、楽しんだというような人生を送りたいものです。人生を後悔しないための生き方・方法として大切なポイントは、防げる失敗をしない、心残りを作らない、前向きに生きるという3つのことです。
- 防げる失敗をしない
- 心残りを作らない
- 前向きに生きる
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防げる失敗をしない
失敗をすると後悔してしまうことがあります。人生に失敗はつきものですが、避けられる失敗、防ぐことができる失敗をしないようにすることで後悔する可能性を減らせます。
準備できることは準備する
何かを成し遂げようとする時に準備不足が失敗を招いてしまうことがあります。アウトドアや海外旅行などのレジャーや地震や台風などの自然災害では準備不足が生命の危機や深刻な財産の損害を招いてしまうことがあります。
事前にしっかりと調べることを調べ、必要な手続きをして、準備できる用品を準備しておくことで、危険や失敗の可能性を大幅に下げることができる場合があります。危機に直面してから、しっかりと準備しておけばよかったということでは遅いのです。
防ぐことができる危険や失敗を防ぐことができるように、あらかじめ準備できることは準備しておくことが大切です。
同じような失敗を繰り返さない
防ぐことができる失敗をしてしまうと後悔してしまうことがあります。特に同じような失敗を何度も繰り返すのは非常にもったいないです。人生ではたくさんの失敗をしますが、同じような失敗、似た原因による失敗もたくさんあります。失敗した時に落ち込むだけではなくて、なぜ失敗してしまったのかを理解し、その後に生かしていくことが大切です。
失敗から学ぶことをしないと、同じ失敗を何度も繰り返してしまいます。失敗から学んで同じ過ちを繰り返さないようにすることで後悔するような失敗をする確率を下げることができます。
他の人に攻撃的にならない
他の人に攻撃的な態度をとってしまうと人間関係が壊れてしまいます。普段の態度もそうなのですが、問題が起こった時、イライラした時などでも不必要に他人に攻撃的な態度をとらないようにしましょう。
他人に攻撃的な態度をとると、人間関係を壊してしまう可能性があるほか、反発を招いてしまうことがあり逆に自分が追い込まれてしまうこともあります。また周りにいる人からも信頼されなくなってしまう可能性があります。
甘く見られてしまって不利益を被ることがないように、適度に毅然とした態度を示すことが必要な場合もありますが、そうではない場合は人に怒ったり、叱ったり、攻撃的なったりしないように気をつけなければいけません。他の人にはできる限り、分かり合える可能性がある人であるならば暖かい気持ち、優しい気持ちで接するようにしましょう。
言葉は慎重に選ぶ
自分の何気ない発言が思わぬ事態を招いてしまうことがあります。口は災いの元(口は禍(わざわい)の門)という言葉がありますが、自分の言葉が人を傷つけたり、人の反発を招いたりしてしまうことがあるのです。安易な口約束で苦しんでしまったり、嘘をついてしまったりすることもあります。
他の人に何かを言う時には言葉を十分に選ぶようにしましょう。もちろん、口で話す言葉だけではなく、SNSやメールなどで書く言葉も同じです。自分が言うことは過激ではないか、言わなくても良いことではないか、後で自分や他人を困らせてしまわないか、ということを意識して、慎重に言葉を選ぶ癖をつけるようにしましょう。
軽率な行動をしない
軽率・安直な行動が他の人を不快な気持ちにさせたり、他の人の反発を招いたりしてしまうことがあります。ちょっとしておふざけのつもりであったり、冗談のつもりであったりしても、他の人はそうは思わないことがあります。悪気がないことであっても人によってはそうは受け止めないこともあります。
行動をするときは、自分の行動が行き過ぎたものではないか、誰かを嫌な気持ちにさせないかということを常に意識するようにして、ほんの一瞬でもよいので、一呼吸を置いて冷静になることが大切です。
してしまってからでは取り返しがつかないこともあるので、してしまう前に止めなければいけないことがあります。
自分が正しいと思い込まない
自分が常に正しいと思い込んでしまうと、自分の過ちに気付くことができなくなってしまいます。自分に自信を持つことは大切ですが、自分が正しいのかどうか、間違ったことをしていないかということについては、常に謙虚な気持ちを持って見つめることが大切です。
他の人との人間関係ににおいても、自分が常に正しいと思い込んでしまうと、傲慢な気持ちになってしまって上手くいかなくなってしまうことがあります。人間は誰もが間違えてしまうことがあります。もし間違ったことをしてしまったのであれば、すぐに迷惑をかけてしまった人に謝ることが大切です。
簡単に人間関係を切り捨てない
人間関係は面倒なことや、嫌だと感じることがあります。ストレスを感じる人間関係を整理することで、気楽に生きていけるという考え方もあります。
しかし、あまりに安易に人間関係を切り捨てていってしまうと後でやりすぎてしまったと後悔してしまうことがあります。ストレスになる人間関係は解消した方が良いことがたくさんあることも事実なのですが、人間関係を見直すときは慎重に考えるようにしましょう。
自分に望ましくないと思える人間関係がある場合には、完全に関係を断ち切ってしまうのではなく、距離を置いて遠ざかっておいて、やり直したいと思った時にやり直せる可能性を残しておいた方が良いこともあります。
意地や見栄を張らない
意地や見栄を張ってしまって素直になれずに失敗してしまったり、嘘の上塗りを繰り返さなければいけなくなったりしてしまうことがあります。自分を大きく見せようとすると、大きく見せ続けなければいけませんし、虚勢がばれてしまった時には信頼を失ってしまいます。意地や見栄を張るためにお金や労力が必要になることもあります。
他の人との人間付き合いは身の丈に合った付き合いをしないと、上手く長続きしないことがほとんどです。意地や見栄を張ると、最初は上手くいくように思うかもしれませんが、長い目で見ると上手くいかないのです。
心残りを作らない
やり残したことがあると後悔してしまうことがあります。やり残したこと、心残りを作らないように、恥ずかしがらずに勇気を持って行動するなどの心がけが大切になります。
恥ずかしがずに行動する勇気を持つ
恥ずかしがってしまって気後れしてしまうことで、一歩を踏み出す勇気が持てずに後悔してしまうということが人生ではよくあります。
例えば、恋愛で誰かに告白する時や、自分の誤りを認めて謝罪する時などが該当します。恥ずかしいという気持ちは多かれ少なかれ誰もが持つことがある感情ですが、恥ずかしいからといって行動しなければ、何も事態を動かすことはできません。
恥ずかしいからといって行動しないままでいるより、恥ずかしくても思い切って行動した方が何かを得られる可能性が高まるのです。恥ずかしがることで後悔するくらいなら、恥ずかしくても一歩を踏み出すことで、あの時ああしておけばよかったと思うようなことを無くせるのです。恥ずかしがらないで行動する勇気を持つようにしましょう。
後回しや先送りをしないですぐにやる
何かをやろうと思った時には、後回しや先送りにすることをしないですぐに実行に移すようにしましょう。いつかやろうと思っていることはいつまでもできないことが多いです。
やらなければいけない、やりたいと思ったことは、すぐに行動に移すように心がけることで、やっておけばよかったという後悔を防ぐことができます。
後回しや先送りをしているとあっという間に時間が過ぎ去ってしまって、やるチャンスを失ってしまうことがあるのです。時間は取り戻せないのです。
やらない後悔よりもやる後悔
何かをしないで後悔するよりも、することによって後悔をした方が心残りがなくなることがあります。やらない後悔よりもやる後悔、ということになりますが、やろうかやらないか迷っていることがあった時に、やらないままでいると、後になってあの時やっておけばよかった、どうせなら当たって砕けろの気持ちで挑戦してみればよかったと後悔してしまうことがあります。
実際に挑戦して全力を出し切った結果上手くいかなかったのであれば、やりきったという気持ちになることができますが、挑戦しないことを選んでしまうとやっておいた方が良かったかもといつまでも心残りになってしまうことがあるのです。
やらない理由や言い訳を考えない
やろうかどうか迷うことがあるときに、やらない理由や言い訳ばかりを考えてしまうことがあります。失敗するリスクがある、お金や時間がかかる、大した結果が得られないなど、やる前からネガティブなことばかりを考えてしまって、やらない理由や言い訳を作り上げてしまうのです。
人生ではやるかやらないか迷った時に、できるだけ挑戦した方が心残りを減らすことができます。もちろん、自分のお金や時間に限りがある場合には、何をやって何をやらないかの選択が重要になることもあります。しかし、挑戦することができるのであれば、挑戦した方が後悔しなくて済むことがあるのです。
やらない理由や言い訳ばかりを考えてしまうと、何もやらないまま人生が過ぎ去ってしまうことがあるのです。
怠けないで全力を尽くす
人生はさぼろうと思えばいくらでもさぼることができます。怠けようと思えば怠け放題になってしまうことがあります。
しかし、努力をしない、さぼる、怠けるということを続けていると、あっという間に時間が過ぎてしまい、何もしないまま人生の貴重な時間を失っていくことになります。後からあの時頑張っておけばよかった、さぼらないで努力しておけばよかったと思っても後の祭りになってしまうのです。
後悔をしないためには、その時その時でできることをさぼらないで全力を尽くすことが大切です。人生はやり直しができないので、できる時にできることをする、昨日よりも今日が少しでも前に進めるように、明日が今日よりも良くなるように努力を続けていくことで人生を切り開いていくことができるのです。
他人に振り回されずに自分で考えて決める
他の人の考え方に流されたり、振り回されたりすると、後悔してしまうことがあります。言われたままにするのではなく、自分で考えて自分で決めればよかったと思ってしまうことがあるのです。
人の意見に従うと上手くいかなかった時に納得できない気持ちになってしまうことがありますし、本当は自分で決めなかったことが悪いのですが責任転嫁をしてしまい後悔してしまうことがあるのです。
自分で選んで自分で決めたことであれば、自分のせいだと諦めることもできるので、大切なことは他の人の意見に流されるのではなく、自分で考え抜いて、自分で決断をすることが大切です。
前向きに生きる
後悔してしまうようなことがあっても後悔の気持ちを持たないで前向きなエネルギーに変えていくことが大切です。
過去は変えられないと理解する
過去のことを振り返って、あの時にああしておけば良かったと後悔することがあるかもしれません。しかし、過ぎ去った過去はどうやっても変えられないことを理解する必要があります。
変えられない過去をいくら嘆いても過去を変えることはできないのです。その時に戻ってやり直すことはできないのです。過去を嘆いていてもどうにかなるわけではありません。失敗から学ぶことは大切ですが、いつまでも過去に囚われていては、今や未来を良くしていくことはできないのです。
変えられるのは今と未来だけ
人間が変えることができるのは、現在と未来だけです。今この瞬間の積み重ねが未来を創っていくのです。過去を嘆くのではなく、今と未来を良くしていくことに全力を挙げるべきなのです。
過去を嘆いている暇があるならば、どうすれば今や未来が良くなるのか、今できることは何なのかを考えて、今できることを今していくことが大切なのです。
過去を後悔し続けていると今や未来も良くできないまま更に後悔しなければいけなくなってしまうかもしれないのです。
今を楽しむ
時間は過ぎ去ってしまうと取り戻すことができません。その時その時の一瞬は貴重な人生の一瞬で、大切なものなのです。後からやり直すことができないので、その時々でその瞬間を楽しむことも大切です。
若いころは努力して年をとってから楽しむという考え方も一理ありますが、若い時には若い時にしかできないこともあるのです。今は我慢して後で楽しむということだけではなく、今を楽しむことも意識するようにした方が後悔する可能性を減らせます。
若い時にもっとああしておけば良かったというような気持ちにならなくて済むからです。例えば、もっと恋をしておけばよかった、パートナーを早めに見つけておけばよかった、子どもとの時間をもっと持つべきだったというような後悔は避けられるのです。
自分を肯定する
自分は一生自分のままで、他の人になることはできません。自分が嫌い、自分が好きになれないということがあるかもしれませんが、自分は自分のままで生きていかなければいけないのです。自分を否定したまま、自分を認められないまま生きていくよりも、自分を肯定して生きていった方が前向きに生きられるのです。
自分には足りない部分もたくさんあるかもしれませんが、認められる部分を探して、良いところを肯定して生きていくのです。自分にあるもので人生を生きていかなければいけないので、自分が持っていないものを欲しいと思うのではなく、自分が持っているものを最大限生かして生きていくしかないのです。
人は多様な個性・価値観があるので、合う人もいれば合わない人もいます。自分のことを受け入れてくれる、認めてくれる人もどこかにいるはずなんだと考えて前向きに生きていくようにするのです。
まとめ
- 人生で後悔しないための生き方として、防げる失敗をしない、心残りを作らない、前向きに生きるということが大切です。
- 特に軽率な行動をしないように慎重に行動する、恥ずかしがらずに行動する勇気を持つ、過去に囚われるのではなく今と未来に目を向けて生きるということが重要です。