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総合科学とは

記事作成日:2019年4月8日

総合科学とは、複数の学問分野を領域とする科学分野を意味します。総合科学は国際的には一般的ではありませんが、日本では科学の分野を示す場合や、大学の学部等の名称で用いられる場合があります。総合科学には複数の学問分野をまたぐような対象を学問領域とする場合(学際)と、複数の学問分野を融合的・包括的・横断的に新たな学問領域とする場合があります。

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学際とは

学際とは、複数の学問の領域にまたがっている対象、複数の学問が関係する対象を領域とすることを意味します。総合科学では、複数の学問領域にまたがる内容を対象としている場合があり、学際的な学問領域とされます。環境学、情報学、家政学、システム科学などが例として挙げられます。

総合科学の例

総合科学が含む領域については、人によって異なるため厳密な位置づけは困難ですが、次のような学問領域が総合科学とされることがあります。学際的な総合科学の分野と、融合的・包括的・横断的な総合科学の分野があります。融合的・包括的・横断的な総合科学の分野は学問上の必要性というよりも、どちらかというと大学の学部編成上の理由から出ている場合があります。

  • 環境学:生物学や化学など自然科学の領域と経済学や法学などの社会科学の領域などが関係
  • 人間科学:生物学などの自然科学の領域と心理学など人文科学、社会学など社会科学などの領域が関係
  • 認知科学:心理学、生物学、言語学などの複数の領域が関係
  • 情報学:計算機に関する数学や工学などの領域と情報の扱いに関する社会学などの領域が関係
  • 家政学:社会学、経済学、化学、生物学、看護学など複数の領域が関係
  • 国際文化学(国際系):言語学、歴史学、宗教学、民俗学、社会学など複数の領域が関係
  • 社会福祉学:社会学、経済学、医学、看護学、心理学などの複数の領域が関係
  • システム科学:扱う内容は様々ですが自然科学や社会科学などの複数の領域が関係
  • 文系と理系を融合した学問領域を総合科学とする場合(融合的・包括的・横断的な分野)
  • 幅広い領域を学ぶ教養学部を総合科学とする場合(融合的・包括的・横断的な分野)
  • 複数の学問領域を横断的に学べるように総合科学とする場合(融合的・包括的・横断的な分野)

総合科学の指す範囲は曖昧

総合科学という学問領域は基本的に日本で用いられている言葉ですが、総合科学が指す範囲は曖昧で、使う人によって意味合いが変わってきます。国際的にも一般的な言葉ではなく、「学際的な(interdisciplinary)研究」といったように用いられています。

そのため、総合科学といった場合、複数の学問領域にかんする科学であるということは確かですが、使われる文脈によって内容をよく確認する必要があります。

また、総合科学と類似する言葉に応用科学という言葉がありますが、総合科学は必ずしも応用的な内容を扱うことに限定されておらず、複数の基礎科学の分野にまたがっていても総合科学ということができるため、応用科学とは意味が異なります。

まとめ

  • 総合科学とは、複数の学問領域に関する内容を取り扱った科学の領域を意味します。
  • 総合科学の例としては、生物学など自然科学の内容と経済学や法学などの社会科学の内容が関わる環境学などがあります。

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【総合科学とはの記事は終わりです】

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