生活に役立つお金の情報です。

大きな地震でも本震の前震の場合がある

記事作成日:2016年4月16日
最終更新日:2018年6月19日

大きな地震が発生した場合には、その後規模が小さい余震が続くと考えられていますが、大きな地震が更に大きな地震の前震である場合があります。大きな地震が来た場合には、更に大きな地震が来てもおかしくはないと考えて、警戒を緩めないようにすることが防災につながります。もう大丈夫だろうという思いが自分の身を危険にさらしてしまうことがあるので、油断しないようにすることが大切です。

スポンサーリンク

熊本地震では大きな地震が続けて発生

2016年4月14日に熊本地方で震度7を記録する大きな地震が発生しました。非常に強い揺れを観測する地震であったため、しばらくの間は余震に警戒が必要とされていました。しかし、2日後の2016年4月16日には4月14日の地震よりも規模が大きい地震が発生しました。当初は4月14日の地震が本震でその後余震が続くとされていましたが、実は4月14日の地震が前震で4月16日の地震が本震であるかもしれないということになりました。

東日本大震災でも2日前に前震が発生

2011年3月11日に発生した東日本大震災は地震の規模を示すマグニチュード(M)が9.0とされる非常に大きな地震でしたが、2日前の2011年3月9日にM7クラスの比較的大きな地震が発生していました。3月9日の時点では大きな地震があったから、しばらく余震が発生するかもしれない、程度の認識であったかもしれませんが、実際には更に大きな地震が発生してしまったのです。M7クラスであれば本震だと思うかもしれないのですが、更に大きな地震の前兆だったのです。

前震と本震と余震

前震と本震と余震の意味や違いについてです。

本震とは

本震とは、ある地域で地震が多数発生した場合に、最も規模が大きく、中心になったとみられる地震のことを言います。予兆となる前震が発生している場合と、前震がほとんど発生せずいきなり本震が発生する場合があります。

前震とは

前震とは、大きな地震の前に発生する地震で、その後の本震よりは規模が小さいものです。地震の回数が多い場合と少ない場合があり、本震までの日数にも長い場合もあれば短い場合もあります。

余震とは

余震とは、大きな地震が発生した後に発生する地震の事です。余震が発生する仕組み・メカニズムは、大きな地震が発生することによって、周辺の地盤・岩盤の状態が不安定になるため、更に地震が発生するためです。

余震の特徴

余震は直後に多く規模も大きい

余震が起こることによって、本震によって発生した不安定な状態が解消されて安定に向かうため、本震の直後ほど強い余震が発生しやすく、余震の回数も多くなりやすくなります。

時間の経過に伴って余震は減少

時間が経過するにつれて余震の規模は小さくなり、回数は減少していき、安定に向かうことが経験的に分かっています。

余震は本震よりも通常規模が小さい

余震は本震よりも規模が小さくなることが多いですが、本震並みの規模となる場合もあるため警戒が必要です。特に本震で被害が出やすい状況になっていると、本震よりも規模が小さい地震でも相当な被害が発生する場合があるからです。

海の部分では時間が経ってから大きな余震が発生することも

余震で最も規模が大きいものを最大余震といいますが、内陸部では最大余震は本震からそれほど日数が立たないうちに発生し、海の部分では時間が経ってから最大余震が発生することがあることが知られています。

規模が大きい余震は余震頻発地域の端で起きやすい

規模が大きい余震は、余震が発生している地域の端の部分は発生しやすいことが知られています。

群発地震とは

群発地震とは、地震の規模などから見て、前震と本震と余震という明確な関係が分かりづらく、一定の地域で地震が続く一連の地震のことをいいます。

前震・本震・余震は後になってみないと分からない

大きな地震が発生した場合に、何が前震で、何が本震で、何が余震なのかは、発生した時点ではなかなか分からないというのが現状で、後から振り返ってみて、結果的に分かるということになります。現在のところ、地震予知は難しいとされていて、地震が起きたからといって、本震の予兆であるのかどうかを予測するのは困難であると考えられています。

余震ではなく更に大きな本震が来るかもしれません

大きな地震が発生した後は、余震に警戒するということがよく言われます。しかし、過去の例を振り返ってみると余震ではなく、本震に警戒が必要であったということもあります。そのため、大きな地震が発生したからといってもう大きな地震は来ないと思うのは危険です。近いうちに更に大きな地震が発生しないとは限りません。すごく大きな地震が来たと思っても、更に大きな地震(本震)が来るかもしれないのです。

少なくとも数日間は本震の可能性に警戒が必要

最近の大きな地震の例をみると、大きな前震の後、2日後に更に大きな本震が発生しています。過去の例が当てはまらない場合も考えられますが、経験から地震が発生してから数日間は特に更に大きな本震が発生する可能性に警戒をして、気を緩めてはいけないということになります。もちろん、過去の例の通りにならずに、数日間が経過してから本震が発生する可能性も頭に入れておかなければいけません。

日本は地殻構造から地震が起き易くなっているため、常に地震への警戒が必要で、大きな地震が発生してから数日間経ったからといって安全だという訳ではないのです。別の大きな地震が発生しても不思議ではありません。常に地震の可能性があるということを踏まえて、日頃から防災の備えをして置くことが大切です。

大切なのは何日経過したから安全である、というような思い込みをしないことです。災害は忘れたころにやってくるというようなことが言われますが、ある日突然やってくるのです。

大事なことは常に油断しない事

大きな地震が来ても被害がほとんどなかった場合、良かったと一安心したとしても、警戒を緩めずに、常に油断しないようにすることが重要です。大きな地震だと思っていた地震が実は前震で、数日のうちに更に大きい本震が発生する可能性があるからです。

最初の地震の規模では被害が出なくても、規模がより大きい本震が発生した場合には、被害が発生する場合があります。例えば、自宅は大きな被害は出なかったけれど、軽い被害があったというような場合や、かなりひどく揺れて倒れるんじゃないかと心配したというような場合は、次に大きな地震があった場合に大きな被害が出る場合があります。

もちろん、ずっと警戒してしまうと精神的に疲れてしまうため、気持ちを落ち着けることも大切です。危ないかもしれないという場所にとどまるのではなく、安全が確保されている場所で落ち着けるようにするのです。

再び大きな地震が来たら危険な場所にはとどまらない

地震で建物が一部損傷するなど被害が出た場合に、倒壊しなかったからといってそのまま自宅にとどまるのは危険な場合があります。地震が続いて建物が倒壊しやすくなっている可能性がありますし、最初の地震よりも大きな規模の地震が発生した場合には耐えられないかもしれません。

地震が発生したことによって危険が生じている場所にはとどまらないようにしましょう。仮に更に大きな本震が来なくても、大きな余震で危険が生じる恐れもあるからです。

身の危険を感じたら躊躇せずに避難を

自宅での身の安全に何か不安を感じることがあれば、耐震性について安全が確認できるまでは、避難所や別の地域にある親族の家などに避難するようにしましょう。大きな地震が来たからといってもそれで終わりではなく、次により大きな本震が発生する可能性がないとは言えないからです。

大きな地震があった後は建物などに思わぬ損害が生じていることがあります。危なそうだなと感じるような場所には近づかないようにしましょう。

まとめ

  • 大きな地震が更に大きな地震の前震である場合があります。余震が続くのではなく、大きな本震が続くこともあるのです。
  • 大きな地震が来た場合には、更に大きな地震が来てもおかしくはないと考えて、警戒を緩めないようにすることが防災につながります。

スポンサーリンク

【大きな地震でも本震の前震の場合があるの記事は終わりです】

「お金の知識|お金と生活」のページに戻る

最近よく読まれているページ

関連コンテンツ

関連コンテンツ(一部広告を含む場合があります)

家計・節約のおすすめページ

ページの先頭へ