転ばない雪道の歩き方・コツ
記事作成日:2016年9月18日
雪道で転倒しないための歩き方についてです。雪が降って積もると、道の表面がツルツルになり、滑りやすくなります。雪国でも雪が降り始める時期は雪に慣れていない時期でもあり転倒しやすい時期です。また、あまり雪が降らない地域ではほんの少し積雪しただけで転倒事故が相次ぐことがあります。
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雪道で転倒しないための歩き方
歩幅間隔を短くして歩く
歩幅感覚を長くするとバランスを崩しやすくなりますし、転倒した時も変な体勢となってしまうことがあるため、打ちどころを悪くしてしまう可能性があります。雪道を歩く際には歩幅感覚を短くして慎重に歩きましょう。
足全体を地面につき接地面積を増やす
足が地面に就く面積が少ないと、不安定になりやすくなるためちょっとしたことで滑って転倒してしまう可能性があります。設置面積を増やすために足全体で地面をゆっくりと踏みしめながらあることが大切です。
雪道で転倒しないための心構え
急がない焦らない
雪道では急いだり、焦ったりしないことが重要です。急いでしまうと足を踏み外しやすくなってしまい雪道で転びやすくなります。気持ちが焦っていると、急がなければという気持ちから足元への注意が不十分になりです。ゆっくりと歩くことができなくなるので転倒のリスクが高まります。雪で交通機関が乱れてしまって急がなくてはと思い焦って行動してはいけません。
時間に余裕を持って行動する
雪道では通常よりも歩く時間がかかるので、時間にはゆとりを持って行動するようにしましょう。また、バスや電車などの公共交通機関のダイヤも乱れやすくなります。自動車も道路が渋滞したり、速度が落ちたりすることで、通常よりも時間がかかることが多くなります。
周りに気を付けて歩きやすい状況を作る
周りに人が多いと、歩きやすそうな場所を選びながらゆっくりと歩くことが難しくなりますし、他の人が転倒してしまい巻き添えになってしまうこともあります。
近くに掴まることができる物があるところを歩くことも有効です。建物や手すりなど支えになるものがある場所で体を支えながら歩けば滑りづらくなります。
転倒しやすい場所に注意する
雪道を歩く場合には転倒しやすい場所に注意が必要です。転倒しやすい場所とは、ツルツルになっている場所です。横断歩道や駐車場から車が出てくる歩道、駅前の歩行者が多い場所、お店の前など、人や車がよく通る場所は人の通行や車の重みで踏み固められていて、ツルツルになっていることがあることに注意が必要です。
雪道で転倒しないための靴・服装
滑りづらい靴を履く
ハイヒールなど不安定な靴は転倒しやすいので避けましょう。また、長い間履いている靴は靴底がツルツルになってしまっていることがあり、滑りやすくなっている地面と靴が組み合わさって転倒の危険が高まることがあります。靴底に深いぎざぎざの溝がある場合や、滑り止めの加工がされているような場合は滑りづらくなっています。革靴やスニーカーは滑りやすいものもあるので注意しましょう。
転倒した時に衝撃が和らぐ服装にする
万が一転倒してしまった場合に、転倒の衝撃を緩和してくれるような厚手の服装で出かけることも大切です。また、転倒すると服装は汚れ、傷がついてしまうので、汚れたり傷んだりしても良いような服装であることも重要です。ただし、動きづらいと歩きづらくなってこけやすくなるので注意しましょう。
両手をなるべくあけておき荷物は少なく
転倒してもなるべく衝撃を抑えることができるように、両手はなるべく塞がないようにして、荷物も少なめにして背負うことができるリュックサックか、肩にかけられるカバンで外出すると転倒のリスクを少なくできます。荷物が多いとそれだけでバランスを崩しやすくなってしまいます。無理をしないことが重要です。
まとめ
- 雪道を歩く時には、転ばないように歩幅の間隔を短くし、足全体で地面を踏みながら、慎重に歩くようにしましょう。
- 転びやすさには靴も関係します。使い古していて靴底がツルツルになり滑りやすくなっている靴を履かないことが大切です。