クレジットカードの住所変更の手続き
記事作成日:2016年1月29日
最終更新日:2017年5月1日
クレジットカードの住所や電話番号の変更手続きについて説明しています。クレジットカードの住所や電話番号の変更を行わないままにしておくと重要な郵便物を受け取られなかったり、クレジットカード会社からの連絡がつかなくなったりして、クレジットカードの利用を制限される可能性があります。住所変更手続きを忘れないようにしましょう。
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クレジットカードの住所変更はいつ行う?
クレジットカードの住所変更は引っ越し直後速やかに行えば基本的に問題はありません。ただ心配であれば、クレジットカード会社に確認して引っ越し前に受け付けてくれる場合は手続きを済ませて、そうでない場合は引っ越し後すぐに変更をすることもできます。
なぜならば、クレジットカードの住所変更や電話番号変更の手続きは各社によって微妙に扱いが異なっていて、転居前でも問題なく受け付けてくれる場合も多いのですが、転居後の手続きをすすめる会社もあるためです。
住所変更の手続きを行っても、郵便物の切り替えなどが間に合わない場合があり旧住所宛に発送されてしまう場合があることに注意しましょう。転送不要とされていない郵便物ならば郵便局に転居届を提出することで転送されます。
クレジットカードの住所変更に必要な書類は
基本的にクレジットカードの住所変更の場合には電話で済ませられることで分かるように特別な書類や印鑑の押印は必要ありません。ただし、書面で手続きを行う場合はクレジットカード会社が用意した書面で行うことになります。
クレジットカードは住所変更してそのまま使える?
クレジットカードで住所や電話番号を行うだけであれば、クレジットカードを返却したり、新しいカードに切り替えたりということには基本的になりません。そのまま使うことができます。
クレジットカードの住所変更・電話番号変更の手続き方法
クレジットカードの住所変更の手続きはクレジットカードを発行している会社に対して行うことが基本です。クレジットカードの住所や電話番号などを変更するための手続き方法には郵送、インターネット、電話、店頭窓口があります。
郵送
クレジットカード会社が指定する書類に必要事項を記入してクレジットカード会社に郵送することで手続きを行います。書類はインターネットのウェブサイト上からダウンロードができる場合もありますが、電話などによって書類を一度請求しなければいけないこともあります。
電話をして郵送するくらいなら電話で済ませても良いような気がしますが、口頭だと間違いも心配なので慎重に行うなら書類で行うことに意味があります。
インターネット
パソコンやスマートフォンなどからインターネットを使って手続きができます。文字を入力して送信するので、口頭のやりとりよりはミスを防ぎやすいと考えられます。
電話
クレジットカード会社のお客様窓口やコールセンターなどに電話をして住所を変更してもらう方法です。口頭でのやりとりになるので、住所を伝え間違わないように、相手にはっきり伝わっているか確認する必要があります。もし、不安であれば、インターネット上での入力か書類の郵送で行うことになります。
店頭窓口
クレジットカードを取り扱う実店舗がある場合、店頭で住所や電話番号の変更を受け付けてくれる場合があります。ただし、クレジットカード会社によります。
クレジットカードの住所変更で注意が必要な場合
銀行のキャッシュカードと一体化している場合
銀行のキャッシュカードとクレジットカードが一体化している場合には、クレジットカードによっては銀行のキャッシュカードの住所を変更すればクレジットカードの住所も変更してもらえる場合がありますのでお持ちのクレジットカードの会社に確認してみましょう。
何かの機能が一体化したカードの場合
銀行のキャッシュカード以外にもクレジットカードには何らかの別の機能がついている場合があります。クレジットカードとは別に住所変更や電話番号の連絡をしなければいけない事がありますので、手続きに漏れがないように注意しましょう。
クレジットカードの有効期限が迫っている場合
ちょうど引っ越しを行う時期とクレジットカードの有効期限が近い場合には、クレジットカード会社に連絡していつ頃新しいクレジットカードが届くのかを確認しておきましょう。更新するクレジットカードは基本的に転送不要で送られてきますので、引っ越し後に旧住所に届いてしまうと、クレジットカードに戻されてしまうことになるためです。
勤務先の変更などがある場合
引っ越しによる住所や電話番号の他に、勤務先の変更などがある場合には利用限度額が変更となる可能性があるため気を付けておきましょう。引っ越しに伴う勤務先や年収の変更に限らず、これまで連絡していない勤務先の変更がある場合には伝えておかなければいけません。
クレジットカードの住所や電話番号を変更をしないとどうなるか
クレジットカードの住所変更をしないと利用明細が旧住所に送られてしまうという問題があります。しかし、転送不要の郵便物でなければ、郵便局で郵便物の転送の手続きを取れば転送されるため大きな問題にはならないことがあります。ただし、クレジットカードの更新時などに送られてくるクレジットカードは通常転送されることはないため、配達できずクレジットカード会社に戻されてしまう可能性があります。そうなるとクレジットカードの利用ができなくなる可能性があります。
また、クレジットカード会社に電話番号の変更を連絡しないと、何か連絡事項があった時にクレジットカード会社から連絡が取れなくなってしまいます。クレジットカード会社は連絡が取れなくなるという状態を嫌がります。連絡が全くつかないのであれば、クレジットカードの利用が停止される可能性があります。
まとめ
- クレジットカードの住所や電話番号の変更は引っ越し直後に速やかに行いましょう。
- クレジットカードの住所や電話番号の変更を行わないままにしておくと重要な郵便物を受け取られなかったり、クレジットカード会社からの連絡がつかなくなったりして、クレジットカードの利用を制限される可能性があります。