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安全と安心の違いと安全と安心の関係・意味

記事作成日:2018年8月6日

安全と安心の意味、安全と安心の違い、安全と安心の関係についてです。安全と安心という言葉は安全安心というようにセットでまとめて使われることがありますが、安全と安心は同じ意味ではありません。安全とは客観的に危険が小さいこと、安心とは主観的に危険が小さいと感じることを意味し、客観的か、主観的かという意味の違いがあります。

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安全とは・安全の意味

安全とは、客観的・科学的に人間の身体や財産などに対する危険が小さい、あるいは危険がない状態を言います。絶対的に危険が小さい、あるいはない場合を指すこともありますが、相対的に他の状態と比較して危険が小さい場合を指すこともあります。

安全という場合には、主観的に見て危険が少ない状態ではなく、客観的にみて危険が小さい、現在までに明らかになっている科学的な知見に基づいて判断して、危険が小さい状態であるということになります。根拠がない場合は安全とは言えないのです。

安全とゼロリスク(絶対的な安全)

安全は必ずしも絶対的な安全(絶対安全)、危険が全くないゼロリスクを意味しているわけではなく、通常は危険が小さいことを意味しています。

科学的根拠と安全

安全は客観的・科学的に危険が小さい状態を意味します。しかし、実際には科学的に安全であっても、安全ではない場合があります。科学的に安全なものであっても、人間が扱いを間違えてしまうと危険が生じてしまうことがあります。科学技術の実際の使い方、扱い方、運用方法次第では、科学的に安全なものが安全ではないものになってしまうことがあります。

安心とは・安心の意味

安心とは、主観的に不安や心配に思うことがない(小さい)こと、危険と感じることがない(小さい)ことを意味します。安心は、心という言葉が含まれている通り、気持ちの問題で、主観的なもの、思っていることになります。

客観的・科学的に危険が小さい状態であるか、危険が大きい状態であるかは、安心であるかどうかに直接的には結びつかず、実際には危険であるにもかかわらず安心だと思うことや、実際には危険がなく安全であるにも関わらず安心でないと思うことがあります。

安全と安心の違い

安全と安心の違いは、客観的であるか主観的であるかという点です。科学的根拠があるかどうか、思い込みであるかどうかという点でも違います。

  • 安全:客観的な事実、科学的な根拠がある
  • 安心:主観的な気持ち、科学的な根拠は不要

安全と安心の関係

安全と安心の関係についてです

安全であっても安心であるとは限らない

客観的に危険が小さい状態である「安全」であっても、主観的に危険が小さいと感じる「安心」であるとは限りません。客観的・科学的に見て危険が小さい状態であっても、安全が周知されていない場合、安全と分かるための知識や情報が不足している場合、安全であるという情報に対して信頼がない場合、先入観や思い込みがある場合には、「安全」な状態を「安心」だと思えないためです。

安全である場合には、安心だと感じなくても実際に危険は小さいため、危機管理上の問題はあまり生じません。しかし、安全なものを危険だと思っていると、安全なものを利用しようとする場合に問題が生じることがあります。

安全であれば安心となる可能性がある

客観的に危険が小さい「安全」であるならば、「安全」であることが理解されれば、「安心」を感じることができるようになる可能性があります。「安心」ではないと思われていても、「安全」であることについて、周知・理解を図ることによって、「安心」が得られる場合があります。

ただし、「安全」であることが必然的に「安心」に結びつくわけではなく、「安全」を「安心」に結びつける何らかの努力が必要になるのです。例えば、関係者間でリスクについて情報や意見の交換を行うリスクコミュニケーションは「安全」と「安心」を結びつける重要な方法となります。

安心であっても安全であるとは限らない

危険が小さいと主観的に感じる「安心」の状態であっても、実際に「安全」であるとは限りません。「安心」は単なる主観的な思い込みなので、客観的な「安全」とは直接関係がありません。

また、「安心」であっても「安全」が高まることはありません。いくら「安心」を高めても、「安全」が高まるわけではないのです。

安全でないのに安心と思い込むことは危険

安全ではないのに安心と思い込むことは大変危険で、人命や財産に関わる問題となることがあります。典型的なものとして、災害に対する備えがありますが、実際には「安全」ではないにもかかわらず、なぜか「安心」と思ってしまうと、危険に巻き込まれてしまうことがあります。自分は大丈夫、まさか自分の身に危険が及ぶことはない、と思っていると「安心」を「安全」と誤解してしまう可能性があります。

まとめ

  • 安全とは、客観的・科学的に見て危険が小さい状態のことを意味します。安心とは、主観的に見て危険が小さい状態のことを意味します。
  • 安全であっても安心であるとは限らず、安心であっても安全であるとは限りません。

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【安全と安心の違いと安全と安心の関係・意味の記事は終わりです】

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