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ATM利用手数料の節約

記事作成日:2016年7月3日

平日日中以外の早朝や夜間にATMを利用した場合や、預金口座がある金融機関以外のコンビニや他行のATMを利用した場合にはATM利用手数料が発生することがあります。ATM利用手数料は1回あたりの金額は少額でも積み重なるとある程度大きな金額になるため、不必要なATM利用手数料を発生させないように注意すると節約につながります。

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時間外の利用やコンビニATMの利用が多い場合は要注意

時間外・休日での利用や他行のATMの利用で発生するATMの利用手数料は100円~200円強程度になりますが、積み重なると無視できない金額になります。近くに使っている銀行のATMがないからコンビニのATMでいつも引き落としている、ATMの利用手数料は少額だから気にしていないというような場合は要注意です。月に数回利用すると1,000円前後になる場合もあります。年間では10,000円前後になっていることもあります。

ATM利用手数料を意識しないで、夜間や土日にATMを利用していた、コンビニATMを利用していた、という場合はATMを利用する時間帯や利用するATMの種類を変えるだけで、年間で1万円前後節約できる場合があります。

ATM利用手数料で実質的に預金はマイナス金利

市場の金利が低い場合には、普通預金だけでなく定期預金でもほとんど利子が付かないため、ATM手数料で100~200円程度の費用を支払ってしまうと、ATM利用手数料が預金の1年間の利子を上回ってしまうような場合さえあります。ATM利用手数料がかかってしまうと、銀行にお金を預けていても手数料の分だけお金が減ってしまい、実質的にマイナスの金利になってしまうことがあります。

ATM利用手数料はATMの使い方を工夫するだけで避けられることができるため、ATM手数料がかからないように気を付けることが大切です。

ATM利用手数料の節約方法

自宅や職場に支店とATMがある金融機関を選ぶ

自宅や職場の周辺に支店とATMがある金融機関を選ぶことが重要です。自分が生活する範囲に支店やATMがあること、時間外手数料が必要ない時間帯に通いやすいことが重要です。

ATM利用手数料が発生しない時間帯やATMでお金の預け入れができるように金融機関を選ぶことでATM利用手数料の節約になります。引っ越した場合や職場が変わった場合は利用していた金融機関のATMが全くなくなってしまうということもあります。

生活環境が変わる場合には、金融機関を変更する必要がないか、支店やATMの立地から考えることも必要です。

時間外やコンビニ・他行のATM利用手数料が無料となる金融機関を選ぶ

一定の条件を満たすと、土日や祝日、平日の夜間・深夜・早朝など時間外のATM利用手数料が一定の範囲内で無料となったり、他行やコンビニのATMの利用手数料が一定回数無料となったりします。

自分のATMの利用時間や利用しているATMの種類などを考えて、ATM利用手数料が無料となる金融機関を選ぶことで節約になります。

無料でATM利用できる回数と利用回数を確認する

コンビニATMなどが一定回数無料となる場合でも無料となる範囲を超えて利用してしまうとATM利用手数料がかかってしまいます。意外にやってしまいがちなのが、まだ無料で利用できると思ってコンビニATMを利用したら、実は無料となる利用回数を超えていてATM手数料がかかってしまうというようなことです。

自分が利用している金融機関では時間外や他行・コンビニATMなどの利用手数料は月に何回まで無料になるのかを確認し、今月は何回利用しているのかを忘れないようにしましょう。ATMで利用明細をもらって保管しておけば何回行ったか確認しやすいです。インターネットでも利用状況が確認できる場合があります。

無料だと思っていたATM手数料がかかってしまうと、とてももったいない気持ちになってしまいます。低金利の環境では1度ATM利用手数料を払うだけで、1年分の利子が無くなってしまうことがありますので注意しましょう。

計画的かつ多めにお金を下ろしておく

ATMの利用回数を減らすことで、ATM利用手数料が発生することを防ぐことができます。盗難や紛失のリスクも考える必要がありますが、ATMからお金を引き出すときは少し多めにお金を下ろしておいて、ATMを頻繁に利用しなくて済むようにすることも大切です。

また、ATMを時間外や土日に利用しなくていいように、計画的にお金を引き出すようにすることも重要です。

財布や自宅には予備のお金を置いておく

急な出費でお金が足りなくなってしまうと、普段利用していない他行やコンビニのATMを利用しなければいけなくなったり、夜間・早朝などの時間外や土曜・日曜・祝日など平日以外の休日にATMを利用しなければいけなくなったりします。

財布や自宅にはいざという時に備えたお金を用意しておいて多少の出費ならば対応できるようにしておくことで、不必要なATM利用手数料の発生を防ぐことができます。ただし、盗難や紛失のリスクも考え、多額の現金を持ち歩かないように気を付けましょう。

デビットカードを活用する

お金が足りなくなりそうな時やお金が足りない時はデビットカードで支払いを行うことでATM利用手数料の発生を防ぐことができます。デビットカードはクレジットカードと違い、金融機関の口座にあるお金の範囲内で利用することになるため、クレジットカードのように支払い能力を大幅に超えて使い込んでしまうというを防ぎやすくなっています。

まとめ

  • ATM利用手数料は1回あたりの金額は100~200円程度なので少額ですが、積み重なると大きな金額になります。
  • ATM利用手数料がかからない時間帯に利用できるATMが生活圏内にある金融機関を選ぶ、ATM利用手数料が無料となる特典が充実している金融機関を選ぶ、お金の引き出し方を工夫してATMの利用回数を減らすなどによってATM利用手数料を節約できます。

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【ATM利用手数料の節約の記事は終わりです】

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