都市部の駐車場代は高い
記事作成日:2015年9月25日
自動車関係費の中でも重い負担となりやすいのが駐車場代です。特に都市部では駐車場代が高額となる場合もあり、駐車場代などの自動車の維持費が家計を圧迫してしまう危険性があります。自動車関係費用が高くて家計が圧迫されている場合は自動車を手放すことも検討しましょう。都市部の駐車場代は高いことに注意が必要です。
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自動車の維持費の中でも駐車場代に注意
自動車は高い維持費がかかるため、自動車を保有すると家計を圧迫する要因となりやすいです。自動車の維持などに関する費用には駐車場代やガソリン代、車検費用、メンテナンス費用、自動車税、自動車保険料などがあります。この中で駐車場代は都市部では高額になりやすく、注意する必要があります。
都市部の駐車場代は高い
駐車場代は固定資産税が高い都市部で高い傾向にあります。特に東京都の23区内では月額1万円を切るような月極駐車場を探すことはかなり難しく、駐車場代だけで月額2~3万円程度の費用が掛かることも多いです。23区内で月額1万円を切るような駐車場は、よほど条件が悪い所や、23区の端の方でないとなかなか見つからなかったりします。
仮に月額2万円なら駐車場代だけで年間24万円、月額3万円なら駐車場代だけで年間36万円になります。自動車維持に必要な費用は駐車場代以外にも様々なものがありますが、駐車場代だけでかなり大きな負担になります。
都市部でも、分譲マンションの駐車場の場合は、駐車台数を確保するため比較的安い駐車場代を設定している場合もあります。しかし、機械式駐車場の場合は将来高額のメンテナンス費用が発生するため、駐車場代が値上がりする可能性もありますし、修繕積立金の値上がりとという形で間接的に負担する可能性もあります。一見安そうに見えても周辺相場から比べてあまりに安い場合には何か隠れた費用負担がないか注意しましょう。
戸建ての持家で駐車できれば駐車場代は必要ない
戸建ての持家で、車を止められる駐車場スペースがあるのであれば、駐車場を別途借りてくる必要はなく、駐車場代金は発生しません。そのため、自動車を持っている人が、都市部で住宅の購入を考える場合には戸建ての持家で駐車場代が発生せず、その分費用が浮くということも考慮して価格を比較しなければいけません。駐車場代が高い地域では、駐車場代が浮くというメリットはかなり大きなものになります。
都市部では車を手放す選択肢も
都市部では、駐車場を借りる場合の費用が高額となりやすいため駐車場代などの自動車維持費用が膨らみ家計を圧迫することがあります。都市部では鉄道やバスなどの公共交通機関が発達しているため、車がなくてもほとんどの場合問題なく生活が可能です。家計のやりくりが厳しい場合は自動車を手放すことも選択肢の1つです。
駐車場代だけではなく、自動車税や車検費用などの維持費もかからなくなるため、思い切って車を手放すことができるなら、大きく家計を改善できる可能性があります。どうしても車に乗る必要があれば、レンタカーやタクシーを利用するという方法もあります。
まとめ
- 自動車関係費のうち駐車場代は都市部で膨らみやすく注意が必要です。
- 都市部で駐車場代が家計の圧迫要因になっている場合には、車を手放すことも選択肢として考えましょう。