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固定電話代の節約:基本編

記事作成日:2015年4月7日
最終更新日:2015年6月8日

固定電話の節約に役立つ基本的な情報をまとめました。最近では固定電話よりも携帯電話代の方が問題になることが多く、固定電話の料金自体はそれほど大きくない場合も多いのですが、固定電話料金でも節約できる部分はそれなりにあるので、しっかりと節約することで家計への負担を減らすことができます。

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固定電話の種類

固定電話には昔からあるNTT東日本とNTT西日本の加入電話(NTT一般電話、NTT一般加入電話などとも言います)のほかに、NTT東西以外の電気通信事業者が提供している加入電話(直収電話と呼ばれます)、ケーブルテレビ事業者が提供するCATV電話、光ファイバー(FTTH)によるインターネット接続によって提供されている固定電話サービスである0ABJ-IP電話があります。

NTT東西加入電話について

NTT東西加入電話とは?

昔からあるNTT東日本とNTT西日本の電話線がある固定電話です。

料金

加入するためには通常、施設設置負担金(税込で38,880円)を負担することになります。施設設置負担金を負担すると電話加入権が発生しますが、施設設置負担金を支払うのではなく、別途NTTの電話加入権を譲り受ける方法もあります。また、施設設置負担金を負担しないプランもあります。他の固定電話と比較すると、基本料金や通話料がやや高めとなっています。

特徴

NTT東西加入電話の特徴として、まず全国どこでも加入できるという点があります。電話回線から供給される電源で動作する電話機の場合は、電話線がつながっていれば停電時でも通話ができるということが挙げられます。いわゆる黒電話などが該当します。電話機から電話線だけが出ていて電源コードがないタイプの電話機、停電に対応している電話機、予備電源がある電話機などは停電時にも利用できます。ただし、多くの家庭にあると思われる留守番電話機能やFAX機能が付いた電話機は通常使えません。光回線やADSL回線、CATV回線を利用しているIP電話は利用できなくなります。そのほかにもISDNやCATV回線を利用した固定電話も利用できません。なお、マンションでは家の中の電話機器だけではなく、共用部分の機器の電源が確保されないと通話ができない場合があるので注意してください

直収電話について

直収電話とは?

NTT東西以外の電気通信事業者が提供している加入電話を直収電話と言います。IP電話はここでは直収電話に含めていません。

料金

施設設置負担金はが必要ありません。基本料金や通話料がNTT東西の加入電話より通常安くなります。

特徴

一時期広がりましたが、最近はIP電話への移行、携帯電話の普及などからサービスを廃止する業者もあります。アナログ回線のKDDIのメタルプラスは新規募集を停止して、2016年6月末にサービスを停止する予定と発表されています。ソフトバンクモバイルのおとくラインは現在も新規加入できます。サービス提供地域でない場合は利用できないことがあります。

NTT東西以外の電気通信事業者の通信設備を利用しますが、NTTの固定電話との発信、着信ができます。110番や119番は普通に使えるほか、NTT東西の加入電話で提供されているサービスの多くで類似のサービスが提供されていますが、NTT東西の加入電話で利用できたサービスが一部利用できない場合があります。

また、ADSLは業者が限定される場合もあるようです。

CATV電話の特徴(IP電話を除く)

CATV電話とは?

ケーブルテレビ事業者が提供しているCATV回線を利用した電話をCATV電話といいます。

料金

施設設置負担金は必要ありません。基本料金や通話料がNTT東西の加入電話より通常安くなります。

特徴

最近ではケーブルテレビ事業者はIP電話を提供していますが、IP電話でない電話の契約数は現在は極めて少なくなっています。ケーブルテレビ事業者が用意した通信設備を利用しますが、NTTの固定電話との発信、着信ができます。ケーブルテレビ事業者がサービスを提供している地域でないと移用できません。110番や119番は普通に使えるほか、NTT東西の加入電話で提供されているサービスの多くで類似のサービスが提供されていますが、NTT東西の加入電話で利用できたサービスが一部利用できない場合があります。

IP電話について

IP電話とは?

IP電話とはインターネットを利用した電話サービスのことを言います。VoIP(Voice over Internet Protocol)と呼ばれる、音声をパケットに変換したものをIP(インターネットプロトコル)で送る技術を利用した電話です。

日本ではIP電話は通話品質の保証度合いが高い順に「0AB-J IP電話」、「050 IP電話」、「その他のIP電話」3つに分けることができます。

「0AB-J IP電話」とは?

「0AB-J IP電話」とは、NTT東西の加入電話などに割り当てられている03や06などの市外局番の番号を用いる形式の0AB-J番号が割り当てられるIP電話のことです。従来のアナログ電話相当の音質が規定されていて、品質基準が一番厳しくなっています。警察や消防への緊急通報とFAXが使えることが定められています。光ファイバー網などが整備されるとともに、従来の固定電話の代替サービスとして急速に普及しています。

「050 IP電話」とは?

「050 IP電話」とは、地域に関係なく一定の音質を満たした場合に割り当てられる050の番号を用いたIP電話です。緊急通報やFAXが利用できることは義務付けられておらず、通常は利用できません。

「その他のIP電話」とは?

「その他のIP電話」とは、品質基準が課せられていないIP電話でSkypeやLINEなどが該当します。

料金

「0AB-J IP電話」や「050 IP電話」のIP電話の基本料金や通話料はNTT東西の加入電話などと比較するとかなり安くなります。「その他のIP電話」は通常無料で提供されています。

特徴

「0AB-J IP電話」は従来のNTT東西の加入電話とほぼ同様のサービスが提供されていて、代替的な位置づけになっています。一方「050 IP電話」は緊急通報ができないなどの制約があり、従来のNTT東西の加入電話の代替的な位置づけにはなっていないと思います。「その他のIP電話」は知り合い同士で通話を無料で済ませるために活用されます。

以前はNTT東西の加入電話が圧倒的なシェアを有していましたが、近年ではの特徴としては光ファイバーによるインターネット接続が普及したことから、NTT東西の加入電話から0ABJ-IP電話に乗り換えるケースが多くなっているとみられます。

固定電話の契約数

(出典)総務省「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(平成26年度第3四半期(12月末))」

固定電話の種類と特徴
種類特徴
NTT東西加入電話停電時に使える場合も。
施設設置負担金が必要。
かからないプランも。
基本料金・通話料が高め。
近年減少傾向。
直収電話基本料金・通話料が安め。
選べるADSL業者が限られる。
携帯とのセット割引も
一部NTTサービスが使用不可。
近年減少傾向。
CATV電話IP電話でないものは
ごく一部に限られている。
0ABJ-IP電話基本料金や通話料が安い。
光ファイバー等とセット。
一部NTTサービスが使用不可。
近年増加傾向。

固定電話代の特徴

固定電話代のうちNTT東西の加入電話については、加入時に契約料や施設設置負担金などの一時的な費用が必要となります。加入後は毎月定額の回線使用料、キャッチフホンやナンバーディスプレイなどの付加機能使用料などの基本料金がかかります。そして、通話量に応じた通話料がかかります。

固定電話代のうちNTT東西のひかり電話については、導入時に初期費用として工事費が発生します。導入後はプランに応じた月額利用料や付加サービスの料金などの基本料金と通話料に応じた通話料が必要となります。

平均的な固定電話代

総務省統計局の「家計調査」によると2014年の1世帯当たりの1年間の固定電話通信料は27,536円となっています。これを1か月に換算すると2,294円となります。一方、移動電話通信料(携帯料金)は1年間で86,239円、1か月に換算すると7,187円となっていて固定電話代はあまりかかっていないことになります。固定電話代は毎月2,000円以下を目標にしましょう!

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【固定電話代の節約:基本編の記事は終わりです】

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