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固定電話代の節約:基本料金の節約

記事作成日:2015年4月21日

固定電話代の節約方法について説明しています。固定電話代は基本料金部分と通話料金部分に分かれます。基本料金は、付加機能の利用の見直しや、IP電話への切り替えなどがポイントです。通話料金部分は割安な通話となるように気を付けることがポイントです。ここでは基本料金の節約を中心に説明しています。

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基本料金・通話料金共通の節約

まずは基本料金と通話料金に共通する節約方法です。他の支出の節約方法と全く同じですが、支払方法でクレジットカードを使う方法です。

クレジットカードの割引・還元で節約

節約度:★★

固定電話代は通常クレジットの支払いが可能だと思います。固定電話代は電気代や水道代などと違って口座引き落としにするだけで割引となることは通常ないと思われますので、クレジットカードの割引・還元制度を利用して節約することになります。クレジットカードの支払いを利用してキャッシュバックやポイント、請求時割引などで1%~2%程度得をすることができます。積み重ねるとそこそこの金額になりますので、しっかりと節約しましょう。

基本料金部分のしくみ

ここからは基本料金部分の節約についての説明です。まずは基本料金部分のしくみについて説明しています。

基本料金の内訳(NTT東西の加入電話)

NTT東西の加入電話では、固定電話で定額となる基本料金部分には回線使用料のほか、キャッチホンやナンバーディスプレイなどの付加機能使用料が含まれます。また、屋内の配線をレンタルで利用している場合は屋内配線使用料、電話機などをレンタルしている場合には機器使用料がかかります。

基本料金の内訳(NTT東西の加入電話)
回線使用料電話を利用するための基本料金
付加機能使用料キャッチホンやナンバーディスプレイなどオプションサービスの使用料
屋内配線使用料屋内配線をレンタルする場合の使用料
機器使用料電話機などをレンタルする場合の使用料

回線使用料は大都市ほど高い

回線使用料は区域内(市内)通話で電話をかけることができる回線数で1級局、2級局、3級局に分かれます。大都市は3級局になります。回線使用料は大都市ほど高くなっています。電話の基本料金を少しでも安くするための引っ越しというのは考えられませんが、級局の分かれ目となる地域に引っ越しを考えている場合は頭の片隅に入れておくと、ちょっとお得かもしれません。

基本料金部分の節約

ここからは基本料金部分の節約方法についての説明です。契約を変更しない場合は付加機能の利用停止が節約方法日になります。また、紙の請求書を止めることで節約できます。

加入プランを考えて節約

節約度:★★

電話加入権がないプランもある

基本料金部分は施設設置負担金を支払った場合の通常の加入電話と、施設設置負担金(38,880円(税込))を支払わないで初期費用を抑えることができる一方で毎月の回線使用料が割高となる加入電話・ライトプランがあります。長く固定電話を利用するならば施設設置負担金を支払うということになりそうですが、3級局では通常のプランが1,836円(税込)で、ライトプランが2,106円(税込)と月の差額は消費税8%の前提で270円です。ライトプランでは交換機等の工事費で2,160円(税込)が発生しますが、施設設置負担金と交換機等の工事費の差額を毎月270円の差額で取り戻すためには10年以上かかります。

施設設置負担金を支払って電話の利用を開始した後には電話加入権として売却することが可能ですが、あまり高い金額では売れないため、やはり施設設置負担金を支払うと相当長く使い続けないと、ライトプランと比較して損をする可能性があります。

通常契約とライトプラン(ダイヤル回線)
級局通常ライトプラン
3級局1,836円2,106円
2級局1,674円1,944円
1級局1,566円1,836円

自分に合ったプランで節約

施設設置負担金を支払わないプランでは短期間の利用がお得になります。今後の自分のライフスタイルや固定電話をどのように使っていくのかを考えて、自分に合ったプランを選択することで節約できます。ただし、固定電話は現在IP電話への切り替えが進んでいること、携帯電話が普及したことで固定電話の役割が低下していることなどから、固定電話が長期間現在のまま使われ続けるかどうか極めて怪しいと思います。

屋内配線使用料を節約

節約度:★

屋内配線をレンタルとするかどうか選択が可能です。レンタルとした場合には、毎月使用料が発生しますが、配線故障の修理費用は無料となります。通常の加入電話では税抜きで60円、税込みで64.8円となります。屋内配線をレンタルとしなければ屋内配線使用料は節約できます。ただし、実際に配線故障となった場合、利用期間によっては節約とならない場合もあるかもしれませんので注意しましょう。

大都市以外ではダイヤル回線で節約

節約度:★

ダイヤル回線とは、プッシュ回線とは

固定電話には、昔からあるアナログ信号で音声やデータを通信する「アナログ回線」、アナログ回線と対応する形で使われ始めた言葉であるデジタル化して音声やデータを通信する「デジタル回線」があります。

「アナログ回線」には、「ダイヤル回線」と「プッシュ回線」があります。昔の家庭には手でダイヤルを回す方式の電話機があったと思います。受話器を持ち上げると「ツー」というような音が聞こえて、ダイヤルを回すと受話器からは「プツプツ」、「ジジジジ」というような音が聞こえていました。

これはダイヤルした数字に応じて送られている電話番号を伝える電気信号(パルス信号)によって出ている音です。1をダイヤルすると1回、2なら2回・・・、0なら10回というような形になっています。一方のプッシュ回線はピポパというような音が受話器から出るもので音声信号(トーン信号)によって電話番号を伝えています。

ダイヤル回線とプッシュ回線の特徴

ダイヤル回線では番号によって複数回数の信号が送られますが、プッシュ回線では音声信号のためダイヤル回線よりも早く電話をかけることができます。また、ダイヤル回線では、音声ガイダンスなどによる自動応答サービスで何番を押してくださいというような場合に、電話機の「*」や「♯」などのボタンを押してプッシュトーンに切り替えないとサービスが利用できない場合があります。

昔は「1」が並ぶ番号が好まれるということがありましたが、電話番号の1だとダイヤル回線では必要な電気信号の回数が少なく早くつながったためです。

ダイヤル回線とプッシュ回線の特徴
ダイヤル回線電話をかけるのが遅い
音声ガイダンスで信号切り替えが必要なことも
プッシュ回線電話をかけるのが速い
2級局と1級局では基本料金が少し高くなる。

大都市以外ではダイヤル回線が安い

NTT東西の加入電話では通常のプランの場合、3級局はプッシュ回線とダイヤル回線の回線使用料はどちらも税込で1,836円となり変わりません。ただし、2級局ではプッシュ回線は税込で1,728円、ダイヤル回線は税込で1,674円、1級局ではプッシュ回線は税込で1,728円、ダイヤル回線は税込で1,566円となっていて、毎月の料金に差があります。2級局や1級局の場合はダイヤル回線にしておくと基本料金が少しだけ安くなります。

ダイヤル回線とプッシュ回線の料金比較(税込)
級局ダイヤル回線プッシュ回線
3級局1,836円1,836円
2級局1,674円1,728円
1級局1,566円1,728円

切り替えは元を取るまで時間が必要

ただし、現時点でプッシュ回線を使用している場合、ダイヤル回線に変更するために工事料金が発生しますが、2級局では元を取るために時間がかかるので、メリットを感じるまで時間がかかります。特に固定電話では加入電話からIP電話への切り替えが進んでいるため、元を取るために時間がかかってしまうような少額の節約では元を取る前にIP電話に切り替えたいと思ってしまい、節約につながらない可能性があります。

1級局の人はプッシュ回線とダイヤル回線の料金の差がやや大きいので検討する価値はありますが、元が取れない可能性があることに注意して下さい。

どちらかと言えば、今ダイヤル回線を使っている場合にはプッシュ回線に変更しないことで支出を増やさない、ということになるかと思います。

大都市では料金に差はありません

3級局となる大都市ではダイヤル回線とプッシュ回線の料金に差はありません。ただしダイヤル回線をプッシュ回線にする場合には、工事費用が発生しますので注意してください。

オプションサービスの見直しで節約

節約度:★★

固定電話代の基本料金部分の節約方法は限られていますが、付加機能使用料は大きな見直しポイントです。オプションサービスを利用している場合、本当に必要かよく検討しましょう。オプションサービスの料金は月額では小さいですが、年額にするとそれなりに大きくなるため可能な限り見直しましょう。

例えば相手の電話番号が表示されるナンバーディスプレイは月額432円(税込)なので、年額5,184円(税込)の節約になります。通話中に他の電話があった場合に知らせてくれるキャッチホンは月額324円(税込)なので、年額3,888円(税込)の節約になります。かかってきた電話を転送するサービスであるボイスワープは月額540円(税込)なので、年額6,480円(税込)の節約になります。

紙の請求書を止めて割引

節約度:★★

NTT東日本で@ビリングというサービスを申し込むと、紙の請求書が送付されなくなり、月額118.8円(税込)、年額1,416円(税込、118円×12で計算)の節約になります。ただし、口座振替かクレジットカードの支払いの場合に申し込みができます。また、一部契約内容によっては割引が適用されない場合もありますので注意してください。

類似サービスに注意

類似サービスでNTTファイナンスのWebビリングというものがあります。こちらはネットで請求金額、内容が確認できるようになるサービスです。Webビリングでは、前日までの利用料金(通話料)や通話明細内訳が確認できないため、@ビリングで確認する必要があります。また、Webビリングだけ申し込んでも割引はありません。そして、@ビリングだけ申し込むと、最終的な請求金額をWebで確認することができません。

@ビリングもWebビリングも両方申し込みましょう。ちなみにNTT西日本ではMyビリングという名称です。

類似サービスの違い
@ビリング
(NTT東日本)

Myビリング
(NTT西日本)
料金が割引される
紙の請求書が届かなくなる
通話明細が確認できる
請求金額は確認できない
Webビリング料金の割引はなし
紙の請求書の送付は止まらない
請求金額が確認できる

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【固定電話代の節約:基本料金の節約の記事は終わりです】

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