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電気代の節約(19)浴室乾燥機・24時間換気システムの電気代と節電

記事作成日:2015年5月4日
最終更新日:2015年11月8日

浴室暖房乾燥機

浴室乾燥機、浴室暖房乾燥機、24時間換気システム、浴室や脱衣所、洗面室、トイレの換気扇の電気代と節電方法について説明しています。なお、浴室乾燥機、浴室暖房乾燥機にはガス式のものもありますが、ここでは電気式である機種を主に想定して説明しています。

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浴室乾燥機、浴室暖房乾燥機の電気代と節電

浴室

浴室乾燥機、浴室暖房乾燥機の節電方法についてです。

浴室乾燥機・浴室暖房乾燥機の消費電力と電気代

電気式の浴室乾燥機・浴室暖房乾燥機は暖房や乾燥はかなりの電力を消費します。浴室乾燥機・浴室暖房乾燥機では暖房の消費電力が1200~1400W前後のものが中心で多くの電力を使います。また、乾燥も1100~1300W前後が中心でかなりの電力を消費します。一方で涼風や換気はやや涼風の消費電力が多く20~50W前後となっていて、換気は10~30W前後となっています。

浴室暖房乾燥機の暖房の電気代

電気料金は従量料金部分は、消費電力(kW)×時間(h)×単価で求められるため、暖房の消費電力を1200Wとすると、1200W=1.2kWなので、1kWhあたりの電気代の単価を高めに30円と見積もると、1時間当たりの電気代は1.2(kW)×1(h)×30(円/kWh)=36(円)となります。3時間使うと36×3=108(円)となります。毎日3時間、30日間使用すると3,240(円)とかなりの金額になります。

浴室乾燥機・浴室暖房乾燥機の乾燥の電気代

乾燥は消費電力を1100Wとすると、1.1(kW)×1(h)×30(円/kWh)=33(円)となり、3時間では33×3=99(円)となります。毎日3時間、30日間使用では2,970(円)となかなかの金額です。

浴室乾燥機・浴室暖房乾燥機の換気の電気代

換気は20Wとすると0.02(kW)×1(h)×30(円/kWh)=0.6(円)となり、3時間でも1.8円で、毎日3時間、30日間使用なら54円です。こちらはかなり少額となります。

浴室乾燥機・浴室暖房乾燥機は暖房・乾燥が高い

浴室乾燥機・浴室暖房乾燥機の電気代は暖房や乾燥はかなり高くなります。日当たりの問題から乾燥を使っている人もいるかもしれませんが、乾燥を毎日3時間程度使うと1か月当たり3000円程度の電気代になるとみられるため、節約の余地があると考えられます。

乾燥機能は使わない

節約度:★★

浴室乾燥機の乾燥機能は消費電力が相当大きいため使うこと自体をなるべく避けたほうがいいと思います。一部の浴室乾燥機にはヒートポンプ式で省エネ性能が高いものもありますが、電気ヒーター式のものは通常消費電力が大きいため、乾燥機能を使うと電気代を大幅に押し上げてしまう場合があるため、積極的に使用することはお勧めできません。乾燥機能ではなく、換気機能で対応する、扇風機で風を当てるなど違う方法が考えられます。ただし、湿度の影響を受けてしまうため、雨の日など外の湿度が高い日は乾きにくくなります。

エコモードを使う

節約度:★

浴室乾燥機の機種によっては、乾燥にエコモードがある場合があります。乾燥の方法を工夫して消費電力を抑えているため、どうしても乾燥機能を使わなければならないという場合にはエコモードを利用するという手があります。

衣類の場所を入れ替える

節約度:★

浴室乾燥機の乾燥機能を使用する場合、どうしても乾きやすい場所と乾きにくい場所が出てきてしまうので、乾燥中に衣類の場所を入れ替えたり、向きを変えたりすると効率よく乾かすことができます。

タイマー機能で時間を調整する

節約度:★

換気機能や乾燥機能は時間設定ができる場合がありますが、時間を調整して換気しすぎない、乾燥させすぎないようにすると節電になります。

暖房機能、涼風機能などは使わない

節約度:★

浴室乾燥機で高機能な機種には暖房機能や涼風機能などの付加的な機能がありますが、電力を消費するため使用は控えたほうが節電になります。暖房は湯沸しを始める時くらいに浴室の換気を止めるなどしてなるべく冷えないようにする、涼風は換気することで対応するなどの方法が考えられます。ただし、洗面室や脱衣室、浴室で急激な温度変化によって健康を害してしまうような場合もあるため、高齢者の方がいる家では暖房機能で節電する必要はないと思います。

ドアや窓を開けて喚起する

節約度:★

24時間換気システムがある場合でも浴室をさらに換気する機能が付いている場合があります。浴室は特に湿気が溜まりやすいため換気機能が付いていますが、ドアを開けておいたり、窓を開けたりすることで十分に換気できる場合は、24時間換気に加えてさらに追加して換気をする必要はないと思います。

リモコン表示を消灯する

節約度:★

機種によってはリモコン部分の表示を消灯出来る場合があります。表示を抑えることで電力の消費を抑えることができて節電になります。

24時間換気システムの電気代と節電

24時間換気システム

24時間換気システムの電気代や節電方法についてです。

24時間換気システムとは

24時間換気システムはシックハウス対策として2003年の改正建築基準法の施行時に義務化されたもので、1時間で部屋の空気が0.5回以上入れ替わるようになっていなければならないものです。

換気方式には給気も排気も機械(ファン)で強制的に行う第1種換気、給気を機械で行い排気は排気口の自然排気で行う第2種換気、給気は給気口の自然給気で行い排気は機械で行う第3種換気があります。

第1種換気のメリットとデメリット

第1種換気は室内での給気と排気の機械の場所が隣接すると室内全体の換気が行いづらいため給気や排気の機械の設置数が増えて導入コストや運転コストが上がりやすいというデメリットがありますが、熱交換システムを取り入れることができ外気の影響を抑えることが可能です。

なお、第1種換気には他にも意識しづらいデメリットがあります。それは給気も排気も機械ファンで行うため、掃除などのメンテナンスが大変な場合がある、音がうるさい場合があるということです。第1種換気はファンの数が第2種換気や第3種換気よりも多くなるため掃除が大変です。マンションに多い第3種換気は給気部分は給気口のフィルターを掃除するか変えれば終わりです。また、機械ファンの設置数が多くなり、居室などにも設置する場合が出てきますので、気になる人は気になります。

第2種換気・第3種換気のメリットとデメリット

第2種換気や第3種換気は外気の影響を強く受けるというデメリットがあります。熱交換システムを導入することが仕組み上難しいため、換気をするということはそのまま外気を導入するということになるためです。一方で、機械ファンの設置数が少ないため、導入コストや運転コストが安いというメリットがあります。

24時間換気システムの消費電力と電気代

第3種換気の場合

24時間換気システムは第3種換気の場合は6~9W前後の10W以下の場合もあり、基本的には20W以下となります。

電気料金は従量料金部分は、消費電力(kW)×時間(h)で求めた消費電力量に1kWhあたりの単価を計算すると求められます。第3種換気の場合は消費電力(W)は10W以下の場合も多く、仮に30日で消費電力が10W、電力料金を高めに1kWhが30円として計算すると10W=0.01kWなので0.01(W)×24(h)×30(日)×30(円)=216円となります。20Wなら432円です。電気代の負担はかなり少ないと考えてよいでしょう。

第1種換気で熱交換ありの場合

第1種換気の場合は熱交換システムがあるかどうかでも変わりますが、1000円前後になる場合もあります。

第1種換気の場合はファンが増加するため第3種換気よりも消費電力が大きくなり熱交換システムがあると40~100W前後の消費電力となります。消費電力を50Wとすると0.05W(W)×24(h)×30(日)×30(円)=1080円となります。

強弱を切り替えられる場合は弱にする

節約度:★

24時間換気システムは完全に止めてしまうのはお勧めできません。しかし、換気量が強や弱といったように切り替えられる場合もあります。換気量の変更ができる場合は弱にしておくことで電力消費を抑えることが可能です。

24時間換気システムは止めると悪影響

24時間換気システムは止めることもできます。機種にもよりますが、換気など何かのボタンを数秒間長押ししていると止められるようになっていることがあります。

冬などは24時間換気システムを運転することで寒い空気がどんどん入ってくることになるため、24時間換気システムを止めたいと思うかもしれませんが、お勧めできません。室内に臭いがこもる、空気が汚れる(埃が溜まる)、湿気がたまる(結露、カビ)など良いことがないからです。24時間換気システムを運転しなくても隙間風で寒いような家は24時間換気システムを止めても換気が行われているかもしれませんが、最近の気密性が高いマンションなどでは24時間換気システムを止めると空気の流れがかなり悪くなる場合があります。

長期間外出する時は止める、特に必要でない時は時間を決めて止めるなどの方法も考えられそうですが、金額面ではあまりメリットは大きくない一方で、換気をしないことによるデメリットが大きいためお勧めできません。

24時間換気を止める時はある?

極めて例外的ですが、24時間換気システムを止めるべき時もあると思います。それは外の空気が汚染されている時です。最近の例では2011年の東日本大震災による原発事故での放射性物質があります。24時間換気システムを運転し続けていると、外気を導入してしまうため、フィルターなどがあっても放射性物質が流入してしまう恐れがあり、空気中に大量の放射性物質があって過ぎ去る状態までの間は運転を止めるという選択肢があると思います。ただし、換気しないことの悪影響にも注意しなければいけません。例えば家から避難する場合には止めておいて、空気の状況が改善したら換気するというような形が考えられます。

他には火山の噴火で火山灰が大量に舞っている場合も外気の導入を抑えたほうが良いこともあると考えられます。フィルターに大量の火山灰が目詰まりしてしまうようなひどい状況では換気をすべきか考えなければいけないでしょう。ただし、この場合も室内の空気の状況を考えて空気を入れ替えないデメリットを考えなければいけません。

ごく例外的な特殊な状況でない限り、24時間換気システムは止めるべきではないと考えられます。

浴室、洗面室、脱衣室、トイレの換気扇の節電

換気扇

浴室、洗面室、脱衣室、トイレの換気扇の節電方法についてです。

換気扇は消し忘れないように

節約度:★

節電効果はそれほど大きくはありませんが、換気扇の切り忘れにも注意しましょう。浴室、洗面室や脱衣室、トイレなどに換気扇が付いている場合は消し忘れないようにすると節電になります。トイレに換気扇が付いている場合、明かりとスイッチが一体化していて明かりを消すと自動で止まるような場合もありますが、スイッチが分かれている場合は換気扇を消し忘れないように注意すると節電できます。

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【電気代の節約(19)浴室乾燥機・24時間換気システムの電気代と節電の記事は終わりです】

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