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電気代の節約(3)待機電力を減らす

記事作成日:2015年4月30日

電気代の節約に関して、待機電力を減らす方法について説明しています。家庭での待機電力は消費電力のうち5%程度とされています。使い勝手の問題などからすべての家電製品のプラグをコンセントから抜くことは難しいと思いますが、こまめな主電源オフや、可能な範囲でコンセントからプラグを抜くことで最大で半分程度まで待機電力を減らせます。

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家庭の待機電力はどれくらい?

資源エネルギー庁の「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要」によると1世帯当たりの家庭の1年間の消費電力量は4,432kWhとなっていて、そのうち待機時の消費電力量は5.1%の228kWhとされています。1月の電気代では数百円といった感じになると思います。

家庭の待機電力の比率

(出典)資源エネルギー庁「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要」

待機電力が大きい機器は?

続いて待機電力が大きな家電製品について説明します。

機器の種類別の待機電力

同じく資源エネルギー庁の「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要」から、機器の種類別の待機時の消費電力の割合をみると次のようになっています。映像・音響機器が最も多く28%、続いて給湯機器が27%、情報・通信機器が19%、照明・その他機器が15%、冷暖房・空調機器が11%となっています。給湯機器の比率の高さが少し意外な感じです。

家庭の機器別電気使用量

(出典)資源エネルギー庁「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要」

家電製品別の待機電力

続いて1つ1つの家電製品単位での待機電力は次のようになっています。家電製品単位ではガス温水器が19%と最も多くなっています。続いてテレビが10%、エアコンが8%、電話機が8%、BD・HDD・DVDレコーダーが6%、温水洗浄便座が5%、パソコンが4%、電子レンジ・オーブンレンジが3%、パソコンネットワーク機器が3%、インターホンセットが2%となっています。

家庭の機器別電気使用量

(出典)資源エネルギー庁「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要」

最近の機器は待機電力が減っている

最近販売されている機器は全体的に待機電力も減ってきているようです。そのため、古い機器ほど待機電力を気にした方がよいということになります。逆に最近の機器はコンセントからプラグを抜くことを徹底しなくても、主電源オフを心がける程度でも待機電力はそれほど大きくならないということになります。

待機電力を減らして節約

待機電力を減らして、節電、節約する方法について紹介します。待機電力が大きいということは待機している間に何かしらの動作を行っているという場合もあるため、機能面で問題がないか気をつけましょう。

こまめにコンセントから抜いて節約

節約度:★★

待機電力はコンセントからプラグを抜くことでなくすことができます。コンセントを抜いても機能上問題がないものについては、コンセントを抜くと節電になります。ただし、コンセントへの抜き差しを頻繁に行うと接触などの面で問題が生じる可能性もあるため、頻繁な抜き差しが想定される場合は節電タップの使用を検討した方がよいと思います。

なお、エアコンについては、通電していなかった場合に、コンセントにプラグを指した直後に使用を開始すると故障の原因になることがありますので、使用するシーズンの間はコンセントを抜き差しするのは控えたほうがよいと思われます。

また、テレビやレコーダーなどでは予約機能を使う場合は当然コンセントの抜き差しは控えたほうがよいと思います。

節電タップを使って節約

節約度:★★

節電タップを使うと家電製品に電気が流れない状態になるので、節電になります。コンセントを抜くよりも手軽にできるため、日常よく使っていて、使っている時とそうでない時の切り替えが多く、待機時の消費電力が多い家電製品にお勧めです。パソコンのネットワーク関係機器などが向いているのではないでしょうか。また、コンセントからプラグを抜くことと同様に機能面などで問題が生じないか十分検討したうえで行ってください。

主電源をオフで節約

節約度:★★

コンセントを抜いたり、節電タップを使って通電していない状態にすることで、機能面で問題が生じる家電製品は主電源をオフにすることを徹底することで待機電力を減らすことができます。例えば、録画予約など予約機能を使うような機器、コンセントの抜き差しが物理的に難しい機器、機能面で問題が生じる機器、などが挙げられます。このような機器で主電源をオフにすることができる場合は、こまめに主電源をオフにすることで節電ができます。

対策別の待機電力の削減効果

資源エネルギー庁「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要」によると、特に対策を取らなかった場合、主電源オフを徹底した場合、機能面で問題がない場合にコンセントからプラグを抜いたり節電タップで通電しなかった場合の削減効果は次の通りです。主電源オフでは約20%、コンセントからプラグを抜く場合は約50%の待機電力の削減効果があるとされています。

待機電力の削減効果

(出典)資源エネルギー庁「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要」

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