電気代の節約(9)温水洗浄便座、暖房便座の節電
記事作成日:2015年5月3日
家電製品の中でも比較的消費電力量が大きい温水洗浄便座、暖房便座の節電方法について説明しています。使う必要がないものは、使わないようにするかが基本となります。本当に寒い季節にだけ使うようにするとか、節電モードを活用して最小限の電気使用にとどめることで、温水洗浄便座、暖房便座の節電をしましょう。
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温水洗浄便座、暖房便座の節電方法
温水洗浄便座、暖房便座の節電方法について説明しています。出来ることは多くはありませんが使わないような工夫、設定温度の見直しなどを行います。
使用後はフタを閉める
節約度:★★
温水洗浄便座、暖房便座の温め機能のエネルギーを無駄にしないために、使用後はきちんとフタを閉めるということが有効です。使用後にフタを閉めることで、温められた便座の熱が無駄に逃げていくことを減らすことができるので、便座を温めるための電気を節電することができます。なお、センサーで使用状況を感知して自動でフタの開け閉めを行う機種もあります。
長期不使用ならコンセントからプラグを抜く
節約度:★★
温水洗浄便座は洗浄機能を使う場合には使わない季節はないかもしれませんが、洗浄機能を使わず便座の温め機能だけを使っている場合、あるいは便座の温め機能だけが付いている暖房便座を使用している場合、季節によっては全く使用しないこともあると思います。また、長期の外出時には温水洗浄便座もしばらく使用しないと思います。長い間使用しない場合には、電源プラグをコンセントから抜くと節約になります。
季節に応じて使用する
節約度:★★
温水洗浄便座、暖房便座の便座を温める機能は冬の寒い時期にはとてもありがたいものですが、暖かくなれば必要はなくなるはずです。特に冬から段々と暖かくなっていく時期にはいつの間にか暖かい季節になっているということがありますが、便座の温め機能が付いたままということもやってしまいがちです。季節が変わる時には温水洗浄便座、暖房便座の設定を変更したり、コンセントからプラグを抜抜くようにすると節電になります。
便座カバーや便座シートを使う
節約度:★★
温水洗浄便座、暖房便座では便座を温める機能がありますが、便座カバーや便座シートでも、冷たいと感じない場合があります。便座カバーや便座シートを使っている場合は、便座を温める機能を使わないようにすると節電することができます。冬場でも案外大丈夫だったりしますので、それほど寒いと感じないようなら温め機能を使わないという手があります。
設定温度を見直す
節約度:★★
温水洗浄便座、暖房便座では通常設定温度を変更することができます。設定温度が「強」だと座っているうちに熱く感じることがあるかもしれません。また年配の方などで皮膚が弱い人には刺激が強くなってしまうかもしれません。設定温度が「弱」でも十分温かく感じられると思いますし、冬場でも冷たいと感じない温度としては十分だと思いますので、温水洗浄便座、暖房便座を使用する場合は設定温度を可能な限り下げておくと節電になります。
温水洗浄便座で洗浄のお湯の温度を設定できる場合、お湯の温度の設定を下げておくと同じように節電になります。
窓がないトイレなら我慢できる場合も
節約度:★★
トイレが家の外壁部分にあって窓がある場合などは冬場にすごく冷えることがあります。一方で外壁部分にはなくて換気扇で喚起を行うような場所にある場合には、室内の暖かさにもよりますが、それほど冷え込みが厳しくない場合もあります。もちろん冬には便座がひんやりと感じられてしまうのですが、それほど冷えていなければ我慢できてしまう場合もあります。温水洗浄便座、暖房便座の温め機能を使わなくても済みそうな場合は一年を通じて使わないことにすると節電になります。