住居費を抑えるためには広さを抑える
記事作成日:2015年9月15日
賃貸でも持家でも住居費を抑えるためには部屋の広さを必要以上に広くせず抑えることが大切です。部屋の広さが広くなると、賃料や購入価格が上がってしまうので、家計の負担になってしまいます。持家の場合、広くなるほど固定資産税も増える可能性があります。マンションの場合は管理費や修繕積立費の負担も広さに応じて増えていくことが多いです。住居費を抑えるためには部屋の面積は決定的に重要で、広さを抑えることが出来れば住居費を節約することができます。
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必要な広さを見極める
部屋の広さは広いほどゆとりがある生活ができるでしょう。しかし、部屋が広いことで家計が苦しくなるのであれば金銭的な面から圧迫されてしまいます。
自分に必要な部屋の広さをしっかりと見極めることが大切です。家族、特に子供がいる場合には、子供の成長に応じて部屋の広さが変わっていきますが、最も必要な広さが多い時に合わせてしまうと部屋の広さを抑えることができません。何か妥協できる部分がないか考える必要があるでしょう。子供が成長して部屋が必要になった場合は、その期間だけ両親のスペースを削るとか、何らかの工夫が必要です。
ただし、持家の場合は慎重な見極めが必要です。狭すぎて生活が不便と感じても、簡単に買い替えは出来ないからです。
持ち物を減らす
必要な部屋の広さを抑えるためには自分や家族の持ち物を減らすということが重要です。必要でないものは買わないということと、不要なものは売ったり捨てたりするなど早めに処分するということが大切です。必要でないものを買わないようにすることも大事な節約の手段です。
持ち物が多いとどうしても部屋は広い方がいいという判断に傾いていってしまいます。そうなると広い部屋を借りたり買ったりしてしまうので、住居費が膨らんでしまいます。
物が多くなりやすい場合
何かのコレクションをしている、本や雑誌がたくさんある、衣類やカバンがたくさんある、キャラクターグッズやぬいぐるみがたくさんある、思い出の品がたくさんある、などの場合は持ち物が増えてしまいがちです。本当に必要なものなのかどうか、これからも持ち続けるべきものなのか、よく考えましょう。
また、子供がいる家庭の場合、子供の物は増えていきがちなので、一定期間が過ぎることに不用品を処分していかないと部屋が物で溢れていってしまうので注意が必要です。
使わないものはどんどん処分する
基本的には一定期間使わなかったものはこれからも使わないと考えてどんどん捨てていくことが重要です。もちろん、思い出の品を全て捨てる必要はないと思いますが、物が多過ぎるのであれば手元に残しておく物は厳選した方が良いかもしれません。
汚い部屋には物が多い
汚くて雑然としている部屋はとにかく物が溢れかえっていることが多いです。物が何もないのに汚い部屋というのはあまり想像がつきません。掃除をしなさ過ぎて埃が溜まっていたり、カビが生えていたりということはあるかもしれませんが、物が多い部屋の方が汚くなりやすいです。物を減らせば部屋もきれいに保ちやすくなります。
収納を有効に使う
生活のためにはどうしても必要なものもあります。部屋が広くなくても快適に過ごせるように、収納を有効に使うことも大切です。部屋の広さを抑えるためには収納の空間を立体的に有効活用することが大切です。
広さが増やせなくても、立体空間を上手く使えば収納するスペースを最大限確保することができ、部屋の広さを抑えることができます。クローゼットや押入れなどで空いた空間があったら、物が置けないか工夫してみましょう。
地震による転倒や落下には注意
ただし、室内の収納家具を使う場合は、地震での転倒や落下リスクを考えて部屋の高い部分には物はなるべく置かないか、とても軽量で落下してもケガの原因にならないようなものだけを置くようにしましょう。特に寝室の収納で天井近くまで積み上げてしまうと、寝ている間に物が落下してしまう危険が高まります。寝ている間の地震は不意を突かれてしまいますので、気を付けましょう。
まとめ
- 住まいの広さは住居費に大きな影響を与えます。
- 必要な広さを見極め、物を減らしたり収納を活用したりして、部屋の広さをなるべく抑えることが住居費の節約になります。