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家賃交渉のやり方

記事作成日:2015年5月29日
最終更新日:2015年6月19日

家賃交渉は家賃を引き下げるための交渉で、家計で最も負担が重くなりやすい住居費を引き下げるための方法です。相場よりも家賃を大幅に安くすることは難しいですが、家賃交渉がしやすい条件はあります。家計を圧迫しやすい住居費を引き下げるための家賃交渉のやり方、家賃交渉がしやすい条件について説明しています。

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家賃交渉がしやすい条件

家賃交渉はしやすい場合とそうでない場合があります。家賃交渉がしやすい条件は次のようなことがあります。

家賃交渉がしやすい時期

家賃交渉は貸主が空室になるくらいだったら家賃を下げてでも入居してもらいたいという心理を突くものです。そのため、貸主が「この人が出て行ってもすぐに別の人が見つかる」と思っている場合、家賃交渉は成立しません。これは新たに入居する場合でも契約更新する場合でも同じです。

つまり、家を探している人が増える時期、引っ越しシーズンの前は家賃交渉は成立しづらいです。よほど条件が悪い物件なら家賃交渉の余地はありますが、2~3月は人が動く時期なので他にも借りてくれる人はいるだろうという心理になりやすいです。つまり家賃交渉に向いていません。

1月は動きはまだないですが、2~3月に動くので焦りが出づらいです。一方4月を過ぎると人の動きが減ってきますから、もしかすると空室になるかもという焦りが出やすいです。あとは夏(7月や8月)や秋(10月頃)などが人が動く時期と言われます。人が動く時期、引っ越しシーズンを避けると家賃交渉がしやすいです。

家賃交渉がしやすい物件

家賃交渉は貸主が空室になって欲しくないという気持ちに訴えることになるため、空室になりやすい部屋ほど家賃交渉がしやすいです。つまり一般的に条件が悪い物件ほど下がりやすいです。例えば駅から遠い、築年数が古い、設備が悪い、日当たりが悪い、周辺環境が悪いなど、空室が埋まりにくい物件ほど大家さんは貸したいわけです。

逆に新築、駅近などの好条件の物件は家賃設定を強気にし過ぎて借り手がついていないような場合でないと家賃交渉は難しいです。

当然ですが、アパートなどで他の部屋で空室が多い場合は狙い目です。

他には家賃が低下傾向にある地域も狙い目です。周辺の家賃相場が下がっているのに家賃が高めに出ている物件は交渉の余地があります。また、居住中の場合でも周辺家賃が下がっていって募集の相場も安くなっているというような場合は交渉しやすいです。

家賃交渉がしやすい大家

代々その土地を持っていてアパートを経営している場合などはかなり家賃交渉が難しいです。なぜでしょうか?焦って家賃収入を得る必要がないからです。多少の空室は怖くありません。

つまり昔から土地を持っていてアパート経営をしている人は大抵土地にはほとんどお金がかかっていません。ローンが残っているというようなことはないでしょう。そのため、家賃収入があれば儲けものくらいのゆとりがある状態で賃貸経営をしている場合、多少のことでは動じません。大家さんがアパートの近くに住んでいるというような場合は一帯の土地を所有している可能性がある地主かもしれません。その場合は引き下げ交渉は難しいでしょう。

逆にアパートローンを組んで借り入れがあるような大家さんは空室を嫌がります。賃貸経営が危うくなるからです。こういう場合は家賃交渉がしやすいです。例えば、サラリーマンの人が副業で大家をやっているような場合、空室を恐れる場合があります。

入って欲しくない人にならない

大家さんも人間です。大家さんが入居しようとしている人や入居している人のことを嫌いで入居して欲しくない、早く出て行って欲しいというように思った場合、家賃交渉はうまくいきません。

家賃を引き下げてまで入って欲しくないんですから。入居前であれば不快感を与えない態度で、入居中の場合は変なトラブルやもめ事を起こさないようにしておかないと家賃交渉は成立しません。

仲介不動産屋の担当者が話しやすい人

仲介している不動産屋さんの担当者の人が話しやすい人であれば家賃交渉は成立しやすいです。年齢が離れていたり、担当者が高圧的な人の場合は、話がかみ合わずなかなかうまくいきません。普通に話しやすい担当者の人を選びましょう。

また、物件はコロコロ希望が変わっても、担当者の人にはあなたから仲介してもらいたいというように伝えないと、交渉に本気になってもらえません。

契約を急がなくてもいい場合

借主が急いで部屋を決めないといけない場合、交渉している時間があまりないので、貸主よりも借主に心のゆとりがなくなります。そういう場合には家賃交渉はなかなかまとまりません。どうしても部屋を決めないと、となるので部屋が気に入ってしまったら家賃を引き下げるより、契約を決めようという気持ちになるからです。

家賃交渉をするなら、交渉が失敗してもいいから家賃交渉をしっかりしたいという気持ちで臨む必要があります。

家賃交渉のやり方

家賃交渉のやり方、コツ、ポイントについてまとめました。

仲介不動産業者の担当者とよく話す

基本的に仲介不動産業者の担当者と良く話して、状況を理解してもらいなるべく肩を持ってもらえるような状況にしておくことが大切です。間に入ってもらうことになるので、気持ち良く交渉してもらえるように心配りをしましょう。

入居前は契約交渉時に

入居前であれば、物件を見て契約に進む前にもう少し安ければ契約したいというような形で仲介している不動産屋さんに話を持ち掛けるのが良いでしょう。大家さんに連絡を取って交渉してくれることがあります。直接大家さんとやり取りをするのはトラブルのもとになりやすいですし、間に人を挟むことで柔らかい交渉になりますので、なるべく避けましょう。

入居中は契約更新時に

入居中であれば、契約更新時などが効果的な交渉タイミングです。大家さんが空室を嫌だと思う気持ちに働きかけるので、けんか腰になる必要はありませんが、家賃を引き下げないと出て行ってしまうかもというように少しは思われていないといけません。引っ越す予定はないけれど家賃を引き下げて、というような要求では家賃交渉はまとまりづらいでしょう。

無茶な要求はしない

あまり無茶な要求をすると、この人は要求が強い人だと思われて相手にしてもらえなくなる可能性があります。あまり無茶な要求はしないようにしましょう。関係がこじれたらうまくいきません。

家賃引き下げを狙うが妥協もあり

家賃引き下げが一番の目標ですが、礼金や更新料などを安くするというような回答でも結果的に負担が減るなら受け入れましょう。総負担がどうなるかが重要なので、交渉の過程で家賃はダメでも礼金ならというような引き出し方もありです。

仲介手数料は大家が相手ではない

ちなみに仲介手数料は大家さんではなく不動産屋さんに支払うものですが、仲介手数料の引き下げは交渉相手が大家ではなくなり、別の難しさが生じます。かなり難しいのではないかと思います。

敷金引き下げはメリットが少ない

敷金の引き下げは初期負担を減らしたり、原状回復費用を高くして敷金を返さないというトラブルの予防にはつながりますが、敷金は預け金なので少なくなっても実質的な利益は少ないかもしれません。

家賃交渉は客観的な事実で

家賃交渉は、高くて生活が厳しい、周辺相場よりも高い、ちょっと物件の条件が悪いなど客観的な事実を中心に交渉を進めましょう。根拠がなかったり、ただ下げてくれではうまくいきません。

不快感を与えない

相手に不快感をなるべく与えないような振る舞いをしましょう。大家さんは家賃を引き下げると懐が痛みます。懐を痛めてくれ、と要求するわけですから、せめて交渉態度はいやな印象を与えないように気をつけましょう。

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【家賃交渉のやり方の記事は終わりです】

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