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東京23区では住居費に気を付ける

記事作成日:2015年5月29日

家計を圧迫しやすい支出の1つに住居費があります。賃貸と購入どちらでもそうですが、家計の中で住居に関する支出はかなりの額になるため住居費が家計を左右することになります。特に東京23区では家賃の水準がとても高いため、家賃などの住居費が家計を圧迫しやすいので住まい選びに注意しないと家計が苦しくなってしまいます。

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住居費は家計を圧迫しやすい

住居費は賃貸であれば家賃や共益費、購入であれば住宅ローンなどの形で毎月固定的に発生しますが、支出額は通常変わることなく一定です。

家計に見合わない住居費の負担を抱え込んでしまうと、家計が継続的に苦しくなってしまいます。住居費では人生の支出の中でも大きいものになるので、膨らまないように注意する必要があります。

東京の家賃は高い

東京では家賃が高いため、住居費が家計を圧迫しないように気を付ける必要があります。もちろん購入も高いのですが、ここでは家賃を例に説明します。

全国と東京の家賃の比較

(備考)ともに0円を除くベースで表示。単純な比較は適さない部分もあることに注意が必要。
(出典)総務省統計局「平成25年住宅・土地統計調査」

東京の1か月の家賃・共益費等は約9万円

総務省統計局の「平成25年住宅・土地統計調査」によると全国の借家の1か月当たり家賃・間代は55,200円(家賃0円を含まないベース)、1か月当たり共益費・管理費は4,095円(0円を含まないベース)となっていて、合計では59,295円となります。

一方、東京特別区(23区)では借家の1か月当たり家賃・間代は84,110円、1か月当たり共益費・管理費は5,212円となっていて合計で89,322円となります。

東京は全国の1.5倍

このデータからは東京の借家の家賃は全国の1.5倍にもなっています。金額で見ても9万円近くになってしまいますが、手取りが20万円であれば45%を占めることになってしまいます。

東京の家賃が高い理由

東京の家賃が高い理由としては、日本の首都で経済の中心であることから土地の利用価値が高く固定資産税なども高いこと、東京には人が集まるため住宅需要が根強いことなどが背景にあります。

手取りの30%以上となる場合も

家賃は手取り収入の20%以下が望ましいですが、家賃水準が高い地域でも25%以下、最悪でも30%以下に抑えないと家賃だけで収入の多くの部分が消えてしまい、生活が苦しくなってしまいます。

しかし、東京では借家選びを間違えるとあっという間に苦境に陥ってしまうという怖さがあります。

東京では家賃に要注意

大都市圏、特に東京23区では家賃に注意しないと家計が回らなくなってしまいます。都心から近い駅、駅から近い、築年数が浅い、セキュリティーがしっかりしている、日当たりが良い、広い方がいいなど希望を挙げればきりがありませんが、希望条件が高くなれば高くなるほど、家賃は高くなります。

高い家賃でも十分やっていけるほどの収入があれば別ですが、東京では住まい選びで相当な妥協をしないと家賃が高い水準になってしまいます。それほど豪華な部屋に住んでいるつもりはないのに家賃が高くて家計が苦しいなんて嫌ですよね。

収入に見合った家賃かどうか住まいを選ぶときは気をつけましょう。また、今住んでいる住まいの家賃が収入に見合っているかよく考えましょう。

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【東京23区では住居費に気を付けるの記事は終わりです】

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