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家計の見直しや節約は夫婦や家族全員でしないと効果が薄い

記事作成日:2016年8月11日

家計の見直しや節約をする場合に、夫婦で妻だけ、あるいは夫だけが節約を頑張っていて、節約を頑張っていない側がお金を自由に使っているということがあります。例えば妻が必死に食費を切り詰めているのに、夫が自由に飲み歩いていてお金をたくさん使っているというような場合です。家計の見直しや節約をするのなら、夫婦や家族の誰か一人が頑張るのではなく、夫婦や家族全員で頑張った方が効果が大きくなります。

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部分的な家計の見直しや節約は効果が薄いことがある

お金の使い方にはメリハリも必要です。大事なものにはお金を使って、大事ではないものにお金を使わないということはとても重要です。ただ、お金の使い方にメリハリを付けるとはいっても、夫婦や家族の一部がお金を節約して使わないようにして、他の人がお金をどんどん使ってしまっているような形は望ましくありません。

夫婦や家族の誰かが無駄遣いしていると意味がない

夫婦や家族の誰かが無駄遣いをしてしまっていると、部分的な家計の見直しや節約の意味がなくなってしまっていることがあります。

例えば、夫婦で妻側が底値で食材を買い食材の廃棄を出さないように工夫して食事を準備して食費を切り下げていても、夫がお小遣いで自由に飲み歩いていて無駄遣いしているという状態は、節約ができている状態とは言い難いですし、極端な家計のやりくりになってしまっています。

逆に夫側が弁当や水筒を持参して、飲み会も行かないで小遣いを徹底的に節約しているのに、妻側が自由に買い物をしたり友達とランチに行ったりして散財しているというようなことがあります。

他にも夫婦と子供の家族の場合、例えば成人したまま実家暮らしを続けている子供が親からお金をもらって自由に使っているのに、親が我慢してお金を使わないようにしているというような場合もあります。

夫婦や家族でお金の話がしづらいことが原因

夫婦や家族の収入には限りがあるため、誰がどうやって使うかということはとても重要な問題です。夫婦や家族とはいっても、限られた収入を誰がどう使うかということを話し合うことは難しいものです。普段は仲が良さそうに見える夫婦でも、お金の話をするのは難しいというような場合があります。

共働きの場合は、自分が稼いだお金は自由に使いたい、お金の使い方に干渉されたくない、自分の貯金を相手に使われたくないといったようなことを考えてしまうことがあります。

夫婦の片方しか働いていない場合は、収入が少ないというように責められたくない、自分が働いているんだから自由に使いたくない、もっと家計にお金を入れて欲しい、お金を相手に管理されたくないといったようになってしまうことがあります。

夫婦や家族の間でもお金の話になってしまうと上手く話せなくなってしまうことがあるのです。お金の話が十分にできていないと、いつの間にかなんとなく夫婦や家族の間でお互いの分担が決まっていき、お互いに干渉できないような雰囲気になってしまいます。

お金について話しづらくなってしまうと、家計の見直しや節約を一緒にするという空気ではなくなってしまいます。

家計の見直しや節約は夫婦や家族全員で取り組む

家計の見直しや節約は家計全体でどうなったかが大事で、夫婦や家族全員が取り組む必要があります。夫婦や家族の一部だけが家計の見直しや節約に取り組んでいても、別の誰かが無駄遣いをしてしまえば、家計の見直しや節約は意味が薄れてしまうからです。

夫婦や家族でお金について話し合う

夫婦や家族全員で家計の見直しや節約に取り組むためには家計のお金について家族全員が話し合うことが大切です。夫婦や家族であっても、お金の問題はタブー、夫婦の間でもお互いの収入や貯金を知らないということは良くありますが、家計の見直しや節約は難しくなってしまいます。

難しい問題かもしれませんが、大切なことなので、時間をかけてでもじっくりと話し合って、夫婦や家族全員でお金の問題を理解して、協力することが重要です。

話し合いが難しければ最悪1人が家計を全て管理する

望ましい事ではありませんが、夫婦や家族の誰かがお金にとてもルーズでとても管理が難しいというような場合や、何らかの事情で話し合いが困難な場合には、誰か一人が家計のお金を全て管理することで家計の見直しや節約ができるようになります。

他の家族に渡すお金は前もって決めておいた金額に限定して、お金が足りなくなっても渡さないというようにルールを徹底しておくことで、無駄遣いを防ぐことができます。

ただし、お金の使い方を巡って喧嘩になる可能性が高く、夫婦や家族の関係が悪くなることがあるため、家計が破綻しかかっているような非常事態でなければ避けた方が良い方法です。

まとめ

  • 家計の見直しや節約はお金の使い方の一部ではなく全部がどうなったかが大切です。
  • 夫婦や家族の一部が頑張っても他の人が無駄遣いをしてしまうと効果が薄れてしまいます。

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【家計の見直しや節約は夫婦や家族全員でしないと効果が薄いの記事は終わりです】

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