1円を大切にする
記事作成日:2015年6月11日
ことわざで「一銭を笑う者は一銭に泣く」という言葉があります。時代の移り変わりで「一円を笑う者は一円に泣く」とも言うようですが、小さい金額だからといって軽視していると、小さい金額で困ってしまうという意味ですが、僅かなお金を軽んじてはいけないということを言っています。
1円、10円というような小さなお金であっても無駄遣いしないような心がけを大切にすることが節約につながります。
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1円を雑にすると10円、100円も雑にする
1円が手に入るか入らないかは、長い人生で見れば確かに誤差の範囲で重要なことではないかもしれません。金額の重要性を考えて行動をも求められる場面もあり、1円に拘っているより違いことに拘った方がよい場合もあります。
しかし、小さい金額だからどうでもいいということではありません。1円だからいいや、小さいお金だからいいやと思っていると、10円や100円もいい加減に扱ってしまうようになります。
小さな金額も積もると大きな金額に
「塵も積もれば山となる」という言葉がありますが、1円、10円の無駄の積み重ねであっても、何回も何回もずっと続いていくと大きな金額になってきます。
小さな無駄であっても簡単に防ぐことができるなら無駄にしないように気をつけましょう。小さな心掛けが大きな成果につながることもあります。
日常ではちょっとした無駄遣いに気を付ける
わずかな金額しか節約できないことにたくさんの時間や労力をかけるのは非効率ですが、小さな金額を適当にしていいということではありません。しなくていい無駄遣いは少額でも避けましょう。
計画的にスーパーで買えば安い飲料を面倒だからと自販機で買ったり、ちょこちょこおやつを買ったり、面倒だからと近場なのにタクシーに乗ったり、小さな無駄遣いを積み重ねないように気をつけましょう。
1円でも大事なお金です
1円であっても大切なお金です。ちょっと気を付けるだけで無駄にしなくて済むなら、1円でも10円でも、100円でもお金は無駄にしないように心掛けましょう。小さなお金を大切にできれば、大きなお金も大切にできるようになります。
家計の把握でも可能ならきっちりと
忙しすぎて全く家計簿をつけられないあるいは家計のことが全然把握できないくらいだったら、アバウトでもいいので1円や10円は無視して把握する方がいいです。でもある程度家計を把握することに慣れてきたら、きっちりと1円までお金の流れが分かるようになることが望ましいです。
お金は理由なく消えないので帳尻が合わない場合は必ず理由があります。1円のずれは預金の利子が理由かもしれませんし、お金を落としたせいかもしれません。ちゃんとお金の流れが把握できていれば計算が合うはずなので、1円も大切にする気持ちを持つとお金を無駄にしなくなります。
意識を変えることは大切です
小さなお金だからいいやと思っていると、家計のやりくり全般が雑になってしまいがちです。1円のお金でも大切に思うように、意識を変えることで、家計のやりくりをより慎重にやっていこうという気持ちになります。気持ちの問題ではありますが、意識を変えることは大切です。
まとめ
- 1円に拘っていてはいけない場合もあるけれど、1円をいい加減に扱っていいというわけではありません。
- 1円でも大切なお金で、1円を笑う者は1円に泣きます。
- 小さな無駄遣いを防ぐことで節約につながります。