自分でできることは自分でする
記事作成日:2015年7月19日
節約のためには、自分でできることは自分でするということが大切です。
DIYという言葉がありますが、"Do it yourself"の頭文字をとったもので、自分自身でやるということです。他人にお金を払ってやってもらうのではなく、自分でできることは自分自身でやろうということで、日本では日曜大工に関する言葉としてよく使われます。日曜大工に限らずDIYの考え方は節約につながります。
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時間が欲しい時は時間をお金で買う
何かやらなければいけないことがある時に、自分自身でもできるけれども時間がないという時は、業者など他人にお金を支払ってやってもらうこともできます。最近では様々なサービスを提供する業者が増えているため、お金さえ払えば多くの事をやってもらえます。いわゆる便利屋さんなどもその一例です。
日々あまりに忙しくて時間がどうしても必要というような場合には、お金を使うことで時間を買うことができます。これはお金にゆとりがあって時間がとても貴重な場合には効果的な方法です。
機会費用はお金と時間、手間について考える
機会費用とはいくつか選択肢がある中で、ある選択肢を選んだ場合に、他の選択肢を選べば得られた利益を失ってしまうことをいいます。例えば、健康で働くことができる人が、職について働くか働かないという選択ができたとします。働かないという選択を選んだ場合、働いていれば得られた給料を失ってしまうことになります。これが機会費用です。
お金の例を挙げましたが、お金と時間と手間(労力)の全てを考慮して考えるべきです。お金の面だけ考えても、時間の面だけで考えても良い判断はできません。
例えば、自分でできることは自分でするということは、自分でしている時間は他のことが出来なくなってしまいます。そのため、手間暇かけて自分でするくらいなら他人にお願いして自分は別の有意義なことをした方が良い、という考え方をしてしまう場合があります。
ありがちな例でいえば、作業に慣れていない自分がやったら5時間くらいかかりそうだから、プロに1万円でお願いして1時間でやってもらおうというような場合です。プロにお願いすることで5時間を得られますが1万円を失います。もしその時に5時間を使って1万円以上の価値がある何かが得られるのであれば積極的にプロを利用するべきで、時間が大切な場合もあります。しかし、お金が大事な場合もあるはずで、有意義な時間の使い方がすぐに思い浮かばないなら、時間を使ってお金を節約した方がいい時もあります。
設定サービス、操作説明サービス
パソコンが得意という人には何でもないような設定や操作も、人によっては難しいと感じるような場合もあります。そのため、お金を支払えば、初期設定をしてくれたり、操作方法を教えてくれたりするようなサービスがあります。無料の場合はいいのですが、有料の場合は本当に必要なものかよく考えましょう。
自分がこれから使っていく機器であれば、自分で調べて理解しようとすることも大切です。少し調べればできることもたくさんあるので、まずは自分で調べて、自分でできることは自分でするという姿勢が大切です。
他の電気機器での設定サービスや配線サービスでも同じようなことが言えます。また、携帯電話のスマートフォンでも操作などをサポートするサービスがあります。
組み立てサービス
家具などを購入した場合に、有料で組み立てや設置をしてもらえるサービスがあります。中には商品購入に付属する形で無料で行ってもらえる場合もありますが、有料の場合もあります。
自分ではなかなか難しいことは専門家にお願いすればいいのですが、自分でもできるようなことは自分ですることが大切です。家具の組み立てなどは敢えて有料でお願いするまでもないことも多いです。
掃除など家事代行サービス
最近では家のクリーニングサービスなどが普及していて、お風呂などの水回りを手際良くきれいにしてくれるサービスを提供しています。もちろん、大変便利で役に立つサービスなのですが、自分でできることは自分でするということが大切です。
家のクリーニング、掃除に関しては、ゴミや汚れを放置しないで、日常的に掃除や整理整頓をしてきれいにしておくことが大切です。掃除マニアになる必要はありませんが、普段から家の中はきれいにして物は大切に使うということを心がけておけば、家事代行サービスを利用する機会は大幅に減り、お金も節約できます。
自分で維持や管理ができないものは最小限に
家の中には自分で維持や管理ができないようなものはなるべく置かないようにすることが大切です。自分の家で使うものはある程度自分で使い方などを理解できて、簡単な維持管理は自分でできた方が便利です。
何か不具合があると、自分ではお手上げで、専門の業者さんを呼ばないと何もできないというようなものは最小限にしておくべきです。
まとめ
- 時間をお金で買った方が良い場合もありますが、お金を使わない方が良い場合もあります。
- 自分でできることは自分でするようにして、他人にお願いしてお金を使うのは最小限にしましょう。