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大きな買い物ほど金銭感覚が麻痺する

記事作成日:2015年5月9日

日々100円、1000円単位の節約を頑張っていても、10万円、100万円単位で無駄遣いをしてしまうことがあります。折角、節約を日々頑張っていても、それを台無しにしてしまうような信じられないお金の使い方をしてしまう時があります。それは住宅の購入や、保険の契約をするときです。どうしてそんなことが起こるのでしょうか?

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金額が高いほど、金銭感覚が麻痺

人間は100円単位の買い物をしようとする時は、10円、20円の差が気になります。同じ商品を120円と100円で売っていたら絶対100円の方が安くていいですよね。

では、1000万円単位の買い物ではどうでしょうか?1000万円と1000万20円の差って気になりますか?冷静になれば同じ20円の差なのですが、別々の場面で同じ状況に直面したらきっと120円と100円の差は気になっても、1000万円と1000万20円の差は気にならないはずです。なぜでしょうか?

100円の購入では20円の差は価格の20%の違いです。でも、1000万円ではどうでしょうか。20円の差は1000万円に対してわずか0.0002%の違いにしかなりません。

大きな買い物では小さな差は気にならなくなる

人間の感覚は、20円という金額の差よりも、考えようとしている物事に対して大きな問題か、小さな問題かで考えてしまうようです。100円の買い物なら20円は20%の割合で比較的大きな問題ですが、1000万円のことを考えると20円は0.0002%の小さな問題です。このことは大きな買い物で重大な問題を引き起こします。

住宅購入の際の金銭感覚の麻痺

人生の中でも大きな買い物となる住宅購入では金銭感覚がとても麻痺しやすいです。気をつけましょう。

住宅購入では10万の差は気にならない

人生の中でも大きな買い物となる住宅は数千万円の買い物になります。新築か中古かや、広さ、購入する地域によっても異なりますが、2000万円とか3000万円といったような買い物になります。

特にマンションの場合分かりやすいのですが、マンションは通常同じ広さであれば高い階ほど値段が上がっていきます。価格差が少なければ1階高くなるごとに10万円か20万円ずつ位高くなります。価格差が大きければ100万、200万円位の感覚で値上がりします。

この時、6階のお部屋が3020万円、7階のお部屋が3040万円で売られていたら、両者の価格差ってそれほど気にならないような気がしませんか?6階でも7階でも変わらないね、というような感じで。10万円、20万円の差は住宅購入の時は気にならないような気がしませんか?

オプションも同様です。あと+10万円で設備をグレードアップできます、というのなら「それほど値段も変わらないし、折角の買い物だから」となりませんか?

100万円単位の予算オーバーも歯止めがかかりづらい

3000万円の買い物では10万、20万の差はあまり気になりません。さらに、100万円の差もそれほど気にならない場合があります。3000万円という金額自体が現実感がなくて、3100万円と3200万円の違いがあまりピンとこないんです。

1000円のワインと100万円のワインと言われたら100万円のワインの高級感を感じざるを得ませんが、3100万円と3200円の差って分かりづらくないですか?大きい金額の買い物なので、100万円の重みが相対的に軽くなってしまっています。そのため、住宅購入の際は予算がつり上がっていくのに歯止めがかかりづらくなります。

予算オーバーをサポートする住宅ローン

普通なら予算が無ければ買物はできません。しかし、それを可能にするのが住宅ローンです。住宅ローンは収入などから借入可能額に限界がありますが、借入可能額の範囲なら融資を受けられます。普通は最初から予算ギリギリの物件を狙う人は少ないため、支払いにゆとりがあるような価格帯で物件を探し始めます。

最初から予算ギリギリでないことから、ほとんどの場合ある程度の予算オーバーは融資可能範囲に収まってしまうため、予算をオーバーしても買えてしまうことが多いんです。しかも現金払いではなくローンですから、購入時には売買契約書や金銭消費貸借契約書など書面上の数字が変わるだけで、すぐに手元から追加で100万円がなくなるわけではないため、予算オーバーの心理的なハードルが低くなりがちです。

やってしまいがちな予算オーバー

住宅購入の際はちょっとした判断で10万、100万の単位で購入価格が変化します。ちょっとグレードを上げたり、広い物件にしたり、オプションをつけたり様々な形で価格がアップします。そうなってしまうと、当初の想定以上に高い買い物、ぜいたくになってしまい、日々の節約の努力を無駄にしてしまうことになります。

大きな買い物の時ほど、金銭感覚が麻痺しないように慎重に購入の判断をしましょう。

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【大きな買い物ほど金銭感覚が麻痺するの記事は終わりです】

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