節約は家計の把握から
記事作成日:2015年5月18日
最終更新日:2015年6月19日
節約、支出の見直しを行うためには大前提として家計の実態を把握することが必要です。どんなことにお金を多く使っているのかを知らなければ何から節約すればいいのか分からないからです。もし家計を把握しないまま、効果がほとんどない節約を始めてしまうと、節約しても意味がないと勘違いしてしまうことにもなりかねません。
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支出が分からないと節約も難しい
節約をする上で避けて通れないのが家計を把握するということです。家計、特に支出を把握しないまま節約を始めても、効果が出すことが難しいです。というのも、どんなことにお金を使っているのか分からないと、何を節約すればいいのか分からないからです。
家計の把握ができないと、自分の勘で節約することになりますが、あまり支出金額が大きくないことで節約を頑張ってしまったり、そもそも無駄遣いをしていることに気づかないまま放置してしまったりしまいます。例えるなら、目隠しをしながらゴールに向かおうとしているのと同じです。
そもそもどれくらいお金を使っていたか全くわからないと、節約して効果があったのかすら分かりません。節約のためには支出をしっかりと把握することが必要です。
家計の把握はやりやすい方法で
家計を把握するというのは別に家計簿をつけるという事だけではありません。家計を把握することそのものが目的ではなく、節約をすることが目的なので、節約するために何にどれくらいお金を使っているか、どんな支出が多くて、削れそうなのかなどを理解することが重要です。レシートも参考になる
家計を把握するためには家計簿が代表的ですが、預金口座の通帳でも代用することができます。口座振替で引き落とされるお金はもちろん把握できますが、一カ月にどれくらいお金を引き出したかわかるのでお金をどのくらい使ったか大まかに把握することはできます。
その他にレシートを必ずもらうようにするという方法もあります。レシートを1か月の終わりに合計すれば支出金額が分かります。レシートがないものは自分でメモに金額と日付を書いておけばレシート代わりになります。
家計を把握すると節約しやすい
節約のターゲットが分かりやすい
家計を把握すると、何にお金を使っているかが分かります。自分が思っていたよりも使っていた項目や支出金額が多い項目は節約の効果が期待できるため、節約のターゲットになります。家計を把握することによって何を節約したらよいか分かるようになります。
節約の効果も実感できる
節約では効果を実感するということも大切です。そのためには節約する支出がどう変わったのかが分からないといけません。支出を把握することでどのくらい節約できているのかが分かるようになり、節約の効果を実感できるようになります。節約の効果が出ていることが分かると、節約の励みになります。
目標と比較して足りない部分が分かる
家計を把握していれば、目標と比較してみて、どのくらい思い通りになっているか、どのくらい足りないかが分かるようになります。そうすると自分の節約が足りていない部分を見つけることができて、今後の節約に活かすことができます。