「いつか必要になるかも」の「いつか」は大抵来ない
記事作成日:2016年9月6日
いつか必要になるかも、いつか使うかもと思っているものが捨てられないということはありませんか?必要ないかもしれないけど念のためとっておくということはありませんか?いつか必要になるかもと思っているようなものの必要になる「いつか」は大抵の場合は来ないのです。割り切って捨てることも大切です。
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いつか着るかもしれない服
溜まってしまいやすいいつか必要になるかもしれない物の代表例の1つが服です。一度買った服は、いつか着るかもしれない、今度着るかもしれないと思ってとっておくことがあります。しかし、結局ほとんど着ないままクローゼットの奥や収納ケースの奥底にしまわれたままになっているということが少なくありません。
いつか着るかもしれないと思ったままだと捨てられないので、本当に「いつか」は来るのかどうか冷静に考えて捨てることが大切です。
いつかまた読むかもしれない本
本もなかなか捨てられないものの代表例です。電子書籍で購入している場合は収納スペースを取ることはありませんが、本はまた読むかもしれない、また見たくなるかもしれない、いつか必要になるかもしれないということで、なかなか捨てられないことがよくあります。本はたくさん集まると場所を取りますし、段ボールなどにしまっておくにしても重さもあるので移動させたり整理したりする時は手間もかかります。
本を溜め込んでしまうと収納スペースが少なくなってしまうので、読み終わった本は捨てるか売るかして適度に処分することが重要です。また、買ったけど読まないまま積読になってしまった本がある場合は、読むことがないなら割り切って捨てることも考える必要があります。
本当に取っておいて良いのは救命用品や防災・防犯用品
将来もしかしたら必要な時が来るかもしれないと思って取っておいて良いのは人生や命に関わるような重大な事態に備えるようなものです。特定の疾患を抱えている人が不測の事態に備えて保有するような救命用品(家庭用AEDなど)やケガなどに備える医療用品、火災に備える消火器や災害時の非常食、防犯用品などは「いつか」が来なくても命に関わるものなので備えておいて良いのですが、人生や命に関わらないようなものは、取っておくと物が溢れてしまうことになります。
本当に必要になったらまた買うか借りれば良い
物を捨ててしまうといざ必要になった時に困ってしまうと考えてしまうと物が捨てられなくなってしまいます。たくさんの物を捨てると、もしかすると将来使うものも捨ててしまうかもしれません。しかし、いつか必要になるかもしれないと言って、少しでも使うかもと思ったものを全部取っておくと物が溢れてしまい、いくら収納があっても足りなくなってしまいます。
捨てづらいなら高いものや手に入りづらいものを後回しにする
もしどうしても捨てるのに躊躇してしまうというのであれば、捨ててもう一度欲しくなった時に高い金額がかかってしまうもの、なかなか手に入らないものを後回しにして、安く買うことができるもの、いつでも手に入るものから先に捨てていくとよいでしょう。
物の置き場のために部屋を使うともったいない
いつか使うかもしれないと、今使っていないものを溜め込んでしまって部屋を物置・倉庫として使ってしまってはいけません。部屋にたくさんのものがあると暮らしづらくなってしまいますし、掃除がしづらく、物を無くしやすくなってしまいます。不必要に大きな部屋を借りてしまうと家賃も高くなってしまいます。部屋を物置にしてはいけません。
まとめ
- いつか使うかもしれないと思って念のためとっておいているような物の、使うかもしれない「いつか」は大抵来ません。
- いつか使うかもしれないと物を捨てないでいるとキリがなく収納がいくらあっても足りません。割り切って捨てることも大切です。