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QOL(クオリティオブライフ)とは

記事作成日:2016年4月10日

QOL(クオリティオブライフ、quality of life)とは「生活の質」と訳すことができますが、単に経済的な豊かさだけではなく、精神的な豊かさ、健康、家族や友人などの人間関係、仕事、趣味、余暇、住環境など多面的・総合的に見て、生活が充実しているかどうかを示す言葉になります。お金や時間を上手に使ってQOLを高めていくことが人生を充実させることにもつながります。

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仕事を頑張り過ぎるのも問題な場合が

会社員として仕事に打ち込むことは自己実現や社会貢献、収入確保などの面からとても意義があることです。

しかし、ものすごく頑張って高い年収を得たとしても、仕事がある日の自分の起きている時間の大半を仕事か通勤に捧げてしまっていて、他の事をする時間がほとんどなく、荒れた生活を送ってしまっているような場合には、収入は多くなって、仕事は充実しているかもしれませんが、家族や友人との人間関係や健康、趣味や余暇などが犠牲になってしまっているかもしれません。

自ら進んで仕事に邁進している場合はまだ良いのかもしれません。自分の意志ではどうにもならない部分で長時間の残業を強いられているような場合には、ストレスも強くかかりますし、体力的にもきつくなってしまいます。

バランスの良い時間配分がQOL向上に役立つ

仕事は人生にとって重要な意味を持ちます。しかし、仕事だけが人生ではありません。長い人生の中では仕事に打ち込むべき時期もありますが、仕事だけを重視した生活をしていると人生での時間の使い方が仕事に偏ってしまい、他の事に時間を使えなくなってしまいます。そうなると、仕事面では充実していても、人生や生活を総合的に見てみるとあまり充実していないということになってしまう可能性があります。

健康でなければそもそも働くことができませんし不健康であれば人生の時間を短くしてしまうかもしれません。家族や友人などとの人間関係が良好であることも人生を充実させることにつながります。趣味や余暇が充実していると人生は楽しくなります。

時間の使い方が特定の事に極端に偏ってしまうと、何かが疎かになってしまうことが多いので、適度にバランスよく時間の使い方を考えることが重要です。特に仕事に過度に時間を使ってしまうことが多いですが、本当にそれでよいのか見直すことがあっても良いのではないでしょうか。

医療・介護でのQOL

QOLは医療や介護の現場でも用いられる言葉で、手術や薬物などによって病気の治療を行うことによって、日常的な生活に支障が出てしまい、満足な生活を送れなくなってしまうような場合には、QOLが低下したというような言い方をします。病気を治療することだけに目が行ってしまい、治療に伴って受け入れなければいけない苦痛や不便さが考慮されていないような場合には、病気の症状は軽くなっても、日常生活を送ることが以前よりも困難になってしまうような場合があります。

また、介護の場面では、生き生きとした生活を送るという観点から、日常的な動作が難しくなっても、介護される人の気持ちを尊重した介護が行われることで、QOLが高まるといったような使われ方がされます。

まとめ

  • QOL(クオリティオブライフ、quality of life)とは「生活の質」のことです。
  • 「生活の質」は経済的な豊かさ、精神的な豊かさ、健康、家族や友人などの人間関係、仕事、趣味、余暇、住環境など多面的・総合的に見て、生活が充実しているかどうかが重要になります。

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【QOL(クオリティオブライフ)とはの記事は終わりです】

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