お金を使わない方法
記事作成日:2016年7月24日
お金を使わない方法についてです。お金を使わないための心構えとお金を使ないための方法・工夫について説明しています。お金を使わないためには、お金を使わなくても満足できる、幸せを感じられるようになるということが大切です。お金を使わないための方法・工夫は、お金を使えないように多額のお金を持ち歩かないようにしたり、クレジットカードの利用を控えたりすることが大切です。また、支出を減らすためにシンプルな生活をすることも重要です。
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お金を使わないための心構え
お金を使わないための心構えです。お金を使わないためには気持ちの持ち方が大切になります。自然体でいるとお金を使ってしまうので、どうしても気を引き締めてかからないといけない部分があります。
お金を使わないと心に誓う
お金を使わないと心に誓うことがお金を使わないためにはとても大切です。何もしなくても自然とお金を使わない人は何も考えなくてもいいのですが、ほとんどの人がほっておけばお金をどんどん使ってしまいます。例え低収入でもお金をどんどん使ってしまいますし、下手をすれば借金をしてまで使ってしまうかもしれません。
また、ほとんどの人は収入が増えると、使うお金も増えていきます。どれだけお金を使うかはどれだけお金が入ってくるか、どれだけお金を使えるかということと関係しているのです。
そのため、お金を使わないと心に誓うことがお金を使わないための第一歩なのです。
欲を出さない
お金は何かが欲しい時に支払うものです。お金を使うということは何かが欲しいということになります。何かを欲しがる気持ちが強ければ強いほど、お金を使わなければいけなくなってしまいます。お金をどれくらいたくさん使うかということは、どれだけ欲が強いかということを表しているともいえます。
欲を出してしまうとどんどんお金を使ってしまうので、欲しくないという気持ちを持つことが大事です。特に意識しないと、あれもこれも欲しいとなってしまうので、慣れるまでは意識的に我慢することも大切です。
他人と比較しない・他人を羨ましがらない
自分の暮らしを他人と比較してしまったり、他人が持っているものを羨ましいと思ったりすると、自分が幸せでないと感じてしまったり、自分も他人が持っているものを欲しいと思ったりしてしまい、お金を使ってしまいます。
他人と比べたり、他人を羨ましがっていたりすると、お金を使わないと満足できないようになってしまいます。他人は他人、自分は自分なので、大切なのは自分がどう感じるかです。自分が今持っているもの、今あるものでも満足で幸せだと感じられるようになることが大切です。
お金を使わなくても幸せを感じられるようになる
幸せはお金を使うことで得られるわけではなく、自分が感じるものです。お金を使わないと幸せを感じられないようになってしまうとお金がいくらあっても足りません。お金を使わないとしても幸せを感じられるように、身の回りの当たり前の事をありがたいと感じられるようになることが大切です。
お金を持っている人はたくさんお金を持っていて、上を見ればきりがありません。お金が人よりたくさん手に入らないと幸せを感じられないなら、いつまで経っても幸せを感じることができません。
お金を使ないためにはお金を使わなくても満足できるような気持ちを持ち、幸せを感じられるようになることが大切です。
お金を使わない生活に慣れる
お金を使っていた生活からお金を使わない生活にしようとすると、どうしてもストレスを感じてしまったり、我慢していると感じたりすることが多くなります。みじめだとか、貧しくなったとか感じるかもしれません。
最初はお金を使わない生活に慣れていないため、続けていくのが辛いと感じるかもしれませんが、お金を使わない生活になれて習慣化してくるとストレスを感じなくなってきます。
辛いのは最初のうちなので、慣れるまでの我慢だと思って最初は気合を入れて耐えることが大切です。これはお金のやりくりが厳しくなって生活水準を落とそうとする場合も同じことです。
お金の使い方を家族と相談する
家族がいる場合には自分がお金を使わなくても、配偶者や子供、両親など自分以外の家族がお金を使ってしまうと意味がない場合があります。
自分のお金の使い方に関係している家族がいる場合には、お金の使い方について話し合って考え方を共有しておくことが大切です。家族の誰かがお金を使わないなんて嫌だと思っていると、どんどんお金を使ってしまいます。
一方的に考え方を押し付けるのではなくて、なぜお金を使わないのか、お金を使わないでどうやって幸せになるのかを納得できるように話し合うことが大切です。
なぜお金を使わないのか目的・理由を考える
単にお金を使わないだけなら、お金を使わない生活がもともと好きなのか、ただのケチか、お金を貯めることに喜びを感じるということになります。もちろん、ケチでもお金を貯めることそのものが目的でも価値観は人それぞれなので問題はないのですが、そうでない人は目的がないままお金を使わないということはなかなか難しいです。
お金を使わないようになりたいと思うなら、何か目的があるはずなのでなぜお金を使わないのか目的・理由を考えてみましょう。きっと何か目的・理由があるはずです。何かお金を使いたいことがあるのかもしれません。
お金を使わない目的・理由があれば、お金を使わない生活を続けやすくなります。
お金を使わないため目標を決める
お金を使わないためにどのくらいまで支出を抑えるのか目標を決めることも大切です。目標が決まっていれば、目標を達成できるようにお金を使うのを控えるようになるからです。
ただし、緩めの目標だと逆に目標までお金を使ってもいいんだと考えてお金を使ってしまうことがあるので、厳しめで頑張らないと達成できないような目標にすることが大切です。
お金を使わない方法・工夫
お金を使わない方法には、そもそもお金を使えないようにするということと、どうしても支払わなければいけないお金を最小限にするということがポイントです。
お金を使えないようにする
お金をたくさん持っていればいるほど、お金を使ってしまいやすくなります。お金を持っていなければお金を使うことができません。お金を使わないためには、お金を使えなくしてしまえばいいのです。
多額の現金を持ち歩かなない
お金を持っていると使ってしまうので、お金をたくさん持ち歩かないようにすることが重要です。最低限のお金だけ持ち歩くようにすればお金を使いたいと思っても使えないので使うのを防ぐことができます。
1か月分のお金をまとめてATMから引き出すような場合は必要がないお金は家に置いておくようにして、現金を持ち歩かないようにしましょう。もちろん、ATMから引き出すお金は最小限にしておいて、余裕を持たせすぎないことも大切です。お金はあると使ってしまいます。
お金は普段使わない口座に移す
給与などで入ってくるお金は普段使わない口座に移して簡単には引き出せないようにしましょう。自動積立の定期預金に自動的に入金されるようにしておくのも有効です。
お金が入ってきても、本当に必要な最低限の部分を除いて、使ってしまわないように使いづらい場所に移すことでお金を使わなくなります。もちろん、引き出すことはできるのですが、自分の強い意志で自制することが大切です。
クレジットカードの利用を控える
お金を使わないためにはクレジットカードを使わないことが大切です。お金が無くてもお金を使うことができるクレジットカードはお金をどんどん使ってしまう原因にもなります。クレジットカードは利用した直後にはお金を支払わないのでお金を使っている実感が湧き辛いという点でも問題です。
クレジットカードを公共料金の支払いなどで利用する場合でも、普段は持ち歩かないようにし、インターネットショッピングでも使わないように、目につかない場所にしまっておきましょう。また、利用限度額も最低限にしておきましょう。不正利用を防ぐ効果も期待できます。
電子マネーのオートチャージはしない
都市部では電車やバスに乗る場合など電子マネーを使った方が便利な場合がありますが、電子マネーも要注意です。電子マネーでオートチャージ機能を利用していると、電子マネーの残高が自動的に復活するのでお金をどんどん使ってしまいます。残高がなくなれば入金しないと使えないようにしておけば、電子マネーを使いづらくなるのでお金を使わなくなります。
支払わなければいけないお金を最小限にする
お金を使わないためにはどうしても使わなければいけないお金を最小限にする必要があります。
生活に必要なお金を最小限にする
人間は生活していくためには最低限支払わなければいけないお金があります。衣食住と言いますが、住むところや食べもの、着るものは必要です。
そして、現代社会で生活していくためには携帯電話(スマートフォン)など最低限の支払いが必要になります。どうしても支払わなければいけないお金を最小限にすることがお金を使わないためには重要です。固定的に支払うお金を引き下げることがお金を使わないために大切です。
シンプルで最小限(ミニマム)な暮らしを心掛ける
物がたくさんある家ということは物をたくさん買っているということになります。物を持たないようにして、シンプルな生活、必要最小限(ミニマム)な物で暮らすことを心掛けることがお金を使わないことにつながります。
もし今の家が物で溢れているなら、どんどん物を捨ててしまいましょう。また、物がたくさんあると、広い家が必要だと考えてしまいがちなので、広い住居に住むようになり、住居費が膨らむ原因になることがあります。
固定費を見直して支出を減らす
人生で大きな固定費になるのが住居費、保険料、自動車関係費、教育費、通信費なので、お金を使わなくてもいいように最小限に抑えることが重要です。
お金がかからない家に住む、保険は最小限にする、自動車は乗らない、自動車が必要なら高い車を選ばない、進学は公立中心で考える、習い事や塾は厳選する、格安SIMでスマートフォン代を抑える、外出先で無駄なデータ通信をしないようにするなどの工夫が大切です。節電や節水など省エネ生活で光熱・水道代を抑えていくことも大切です。
外食をせず自炊するなど食費を節約する
1人暮らしの人は食事を外食や惣菜・お弁当で済ますことが多くなりますが、自炊するようにすると食費を節約できます。自炊の習慣を身につけると、材料の無駄が少なくなり、1食当たりの金額を抑えることができます。
また、食材選びでも不必要に高いものを選ばないようにして、1食当たりの金額が高くならないようにすることが大切です。外食や惣菜・お弁当は、作っている人の人件費や輸送費、利益などが上乗せされるため、どうしても割高になってしまいます。
お金を使わないことはお金持ちにつながる
低収入だからお金を使わないということももちろん大切なのですが、低収入でなくてもお金を使わないということはお金持ちへの近道です。
家計の貯金は収入を増やすか、支出を減らすことで増えていきます。お金を使わないということは支出を減らすことそのものなので、上手くいけば貯金が増えていきます。
お金を使わない生活でお金を貯めることができれば、本当にお金を使いたいことにお金が使えるようになるのです。
まとめ
- お金を使わないためには、お金を使わないと心に誓い、お金を使わなくても幸せを感じられるようにすることが大切です。
- お金を持ち歩いていると使ってしまうので、お金を使えないように現金をたくさん持ち歩かない、クレジットカードの利用を控えるというような工夫が大切です。また、シンプルな生活を心掛けることで生活費を減らすことができます。