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お金を使いたくない場合やお金を使えない場合の対応方法

記事作成日:2017年2月26日

お金を使いたくない、お金を使えない、お金の使い道がない、お金を使うと損した気分になる、お金を使うのが怖い、お金を使うと悪いことをしている気持ちになるといったような場合の対応方法についてです。お金は使ってこそ意味があるもので、お金を使うことで人生・生活を豊かにしたり、より多くのお金を得られたりすることがあります。

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お金は貯めるだけでなく使ってこそ意味がある

お金は貯めているだけでも安心感につながりますが、貯めることだけに意識が行ってしまってお金を使わなくなってしまうと、生活に彩りが無くなってしまったり、人生のチャンスを逃してしまったり、より多くのお金を得るチャンスを失ってしまったり、お金を貯めること自体が目的化してしまったりすることがあります。

お金は使うことで意味が出てくるので、どうやって使うかということも意識することが大切です。もちろん、無駄遣いは良くありません。

お金を使いたくない・使えないと思う気持ちの原因・理由

お金を使いたくないあるいはお金を使えないと思うような気持ちの背景には次のようなものがあります。

  • お金を使うのは良くないことだと思ってしまう
  • 不測の事態や将来への不安からお金を使いたくない
  • お金を使うと損をしたような気持ちになってしまう
  • お金の使い道がない・使う価値がないと思ってしまう

お金を使うのは良くないことだと思ってしまう

お金を使うことへの罪悪感から、お金を使いたくない、お金を使うのが怖い、お金を使うと悪いことをしているような気持ちになるということがあります。お金を使わないことが良いことだというような価値観です。

無駄遣いは良くない、お金を使うことは悪いことであるというようなことを教えられて育ったような場合、質素倹約が美徳とされるような環境で育った場合、お金を使うことで苦労した経験がある場合などは、お金を使うことに対する罪悪感が強くなってしまうようなことがあります。

不測の事態や将来への不安からお金を使いたくない

お金を使いたくないあるいはお金を使えないと思う場合には、将来への不安が強すぎてお金を使いたくないと思ってしまっている場合があります。

将来の不安への恐怖からなるべくお金を手元に置いておきたいという気持ちです。事故や病気、失業などいざという時にお金が必要になった時、不測の事態に備えてなるべくお金があった方がいいというような場合があります。

また、将来への不安、例えば老後に関して、年金制度への不安などから老後の生活が心配になってとにかくお金を貯めておきたいと思うような場合などがあります。子どもの教育費がいくらお金がかかるか分からないからとにかくお金を多く取っておきたいというようなこともあります。

お金を使うと損をしたような気持ちになってしまう

お金を使うと損をしたような気持ちになってお金を使いたくない、お金を使えないといったような状態になってしまうこともあります。ケチとか守銭奴というような場合も、お金を使うと損だというような気持ちが背景にある場合があります。過剰な節約をしてしまう場合も、必要以上のお金を使うと損だという気持ちが原因であることもあります。

少しでも高いお店で買うと損した気持ちになる、割引やセールでないと損した気持ちになる、1円の価格差に拘ってしまう、他人への贈り物やプレゼントがもったいないと思う、冠婚葬祭の出費が嫌だと感じる、ポイントやクーポンを上手く使わないと損だと感じる、電気・ガス・水道の無駄遣いが許せない、無料・タダのものが大好き、食べ放題では元を取らないと気が済まないといったような感じです。

お金の使い道がない・使う価値がないと思ってしまう

人生の目標や目的を見失ってしまっているような場合、日常生活が渇いていて潤いが無くなってしまっている場合、趣味ややりたいことがないような場合、友達や恋人などの人間付き合いが薄いような場合など、何かやりたいことや面白いと感じることがないとお金の使い道がない、使う価値がないと感じてしまうことがあります。

お金を使おうと思っても、使いたいものがない、買いたいものがないということになるので、必要だと感じないものにお金を使いたくない、お金を使えないということになってしまいます。

お金を使いたくない・使えない・使い道がない場合の対応方法

お金を使いたくない・お金を使えない・お金の使い道がないと思える場合の対応方法には次のようなものがあります。

  • お金は上手く使うことが人生を豊かにすると考える
  • 必要なお金を見積もりライフプランを作る
  • 人生のリスクにどうやって備えるか考える
  • 損を防ぐためにかかっている時間や手間を考える
  • 大切なものに使い不必要なものに使わないというメリハリをつける
  • 情けは人の為ならずと考える
  • 目標・目的や趣味・やりたいことを見つける
  • 人間関係を広げる

お金は上手く使うことが人生を豊かにすると考える

お金は使うもので使ってこそ意味があります。お金を使わないで持っておくと不測の事態への備えができ、安心感につながりますが、いざという時でもお金はそのままでは意味がなく、お金で何かを買って初めて意味があります。

お金を使わないで貯めたままにしておくということは、お金を上手く使えていないということになります。お金を上手に使うことで生活を豊かにすることができます。お金を上手に使うことで人生をより色鮮やかなものに変えることができます。また、お金を上手に使うことによって、更に多くのお金を手に入れることができる場合があります。

お金は使ってこそ意味があると考えることで、お金を使わないことも行き過ぎると問題であるということを意識しましょう。

必要なお金を見積もりライフプランを作る

不足な事態や将来への不安からお金を使いたくないような場合には、いざという時にどれくらいお金が必要なのか、将来お金はいくらくらいあればいいのかを見積もって、ライフプランを作ることが有効です。自分に必要なお金がいくらなのかが分かれば、必要なお金を超えるお金は使ってもいいという気持ちになれるからです。

短期的には、いざという不測の事態の時、どのくらいお金があれば困らないのかということを考えることが重要です。自分の貯金だけで考えるのではなく、健康保険や失業保険などの公的な支援や自分が加入している民間保険からの保険金も考慮に入れる必要があります。

長期的には、年金や公的な支援はどれくらいあるのかといった収入面と、住宅取得費用、教育費用、老後費用といった人生の支出面からライフプランを考えて、家計の収支や貯蓄はどうあるべきかを考えることが重要です。

人生のリスクにどうやって備えるか考える

人生にはリスクがつきものです。病気やけが、自然災害、失業、賠償責任など様々な人生のリスクに対してどのように備えていくかということを考えることも重要です。

もし、貯金だけしかあてに出来なければ、やっぱりお金を使えないとなってしまって、ひたすらお金を貯めることになってしまいます。しかし、保険を活用して人生のリスクに備えるようにすれば、いざという時に備えた貯金を少なくすることもできます。

また、自分が困った時にどのような公的支援を受けられるのかを知っておくことで必要以上にお金を持っておかなければいけないという意識から解放されるようになる場合もあります。公的な支援にはどのようなものがあるのかを知っておくことはとても大切です。

損を防ぐためにかかっている時間や手間を考える

とにかくお金を少しでも使いたくない、1円の損得に拘ってしまうというような場合は、お金を使わないようにするための時間や手間、労力がどれだけかかっているか考えてみましょう。

わずかなお金の支出を防ぐために膨大な時間や手間、労力、精神的なエネルギーを使っている場合には、お金以外に失ってしまっているものの方が価値があるかもしれません。

お金だけに注目するだけではなくて、お金以外の時間や労力、気持ちなどとのバランスを考えて、お金を使わないことに拘り過ぎていないかを考え直してみるとよいでしょう。

大切なものに使い不必要なものに使わないというメリハリをつける

ありとあらゆることにお金を使うのがもったいないというように思えてしまう場合は、何にもお金を使えないということになってしまいますが、お金を使うことで得られる利益もあることを意識しましょう。

そして、自分が大切にしているもの、大切だと思う物にはお金を重点的に使うようにして、そうでないものはお金を使わないというようにメリハリを意識するとよいでしょう。

自分のためになるもの、自分の楽しみにつながるもの、自分の役に立つもの、自己投資になるもの、自分が大切にしたいと思う人にプラスになるものなど、お金を何に重点的に使うかを意識して、不必要なものと分けることで、メリハリを付けたお金の使い方を意識するようにするとよいでしょう。

情けは人の為ならずと考える

他人のためにお金を使うのはもったいない、損をした気分になってしまうという場合には、誰かのためにお金を使うことは巡り巡って自分のためになることがあるということを意識するようにするとよいかもしれません。

確かに行き過ぎた過剰な交際費や冠婚葬祭の出費は疑問を感じる事があるかもしれませんが、最低限の付き合いが人間関係を円滑にすることがあります。

どうしても損した気分になるなら、大事にしたい人間関係に絞ってメリハリをつけるということも考えられます。

目標・目的や趣味・やりたいことを見つける

何もやりたいことがない、何も面白いと感じる事がない、趣味がないといったような場合には、お金を使いたいとも思わないかもしれません。ただ、それでは彩りがない生活になってしまうことがあるので、やりたいことや目標を見つけることも大切です。

日常生活とは違った経験をしてみたり、自分の気持ちを紙に書いて整理してみたり、人の話を聞いてみたりすることで、いつもとは違った刺激を受けて、考えを整理してみることが役に立ちます。

人間関係を広げる

いままでの交友範囲を広げて新しい人間関係を作ることで、人生の目標が見つかったり、やりたいことができたり、趣味が出来たりすることがあります。

人間関係が限られているような場合には、習い事をしたり、趣味を始めたり、交流会や勉強会に参加したり、地域などのイベントに参加したり、普段関わりが少ない人に声を掛けたりするなどして、積極的に交友関係を広げてみるのもいいでしょう。働いていない人は働くということも有効な場合があります。

人間関係が広がることで刺激が得られて、お金の有効な使い道を見つけられるようになるかもしれません。

まとめ

  • お金を使いたくないあるいはお金を使えないと思ってしまうことがありますが、お金を使うことへの罪悪感、将来への不安、損をしたくない気持ち、使い道がないといったことが背景にあると考えられます。
  • お金を使いたくないあるいはお金を使えないと思う場合には、お金は使ってこそ意味があり、お金を上手に使うことで人生が豊かになるということを意識しましょう。また、将来のライフプランを作成したり、お金の使い方にメリハリをつけたり、目標ややりたいことを考えたりすることが有効になる場合があります。

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【お金を使いたくない場合やお金を使えない場合の対応方法の記事は終わりです】

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