お金を上手に使うには買う相手の選び方が大切
記事作成日:2018年4月9日
お金を上手に使うにはお金を使う時に誰にお金を支払ってものやサービスを購入するかということが大事になります。同じものやサービスを買っていると思っても、購入相手によって微妙に品質などが違っている場合がありますし、偽物・模造品・中古品を売っている場合もあります。また、付帯するサービスなども購入相手によって異なります。買う相手を選ぶ時の注意点について紹介します。
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誰から買うのか・買う相手の選び方
ものやサービスを購入する場合の買う相手の選び方、誰から買うのかということについて、基準や注意点は次のような点になります。次のような点に配慮しながら最適な購入相手を選ぶようにすると、買い物で不愉快な思いをする可能性やお金を無駄にしてしまう可能性を減らすことができます。
買う相手を間違えると望んだものが手に入らない、トラブル発生時に必要以上に苦労しなければいけないなどの問題が生じる恐れがあるからです。
価格は適正な範囲で安いかどうか
誰から買うかということで殆どの場合で重視されるのが、価格は安いかどうかということです。しかし、価格だけに注目していると思わぬトラブルに巻き込まれることがあるため注意が必要です。
性能・品質は良いかどうか
同じもの・サービスを購入する場合でも、購入相手によって性能・品質に差がある場合があります。ものの場合は同一製品であれば基本的に完全に同じもののはずですが、途中段階での扱いが悪いとパッケージが破損していたり、商品本体が破損してしまっている場合もあり注意が必要です。
サービスの場合は購入相手によって明確に性質・品質に差が出る場合が多くあります。物を修理してもらうサービスの場合には、相手の腕によって結果が変わってきます。美容室でカットをお願いする場合も、美容師の能力次第で満足度は大きく変化します。
新品・正規品かどうか
同じものだと思っていても、類似品・模造品・偽物である可能性があります。正規品ではないものの場合、メーカーの保証を受けられない可能性があります。正規のルートで流通しているものなのか確認が必要です。
新品だと思っていたら、中古品だったというような場合も考えられます。もちろん、敢えて中古品を選ぶような場合は別です。
公正な取引になるかどうか
法令に基づいていない方法で提供されている、社会的・倫理的に問題がある方法で提供されているようなものやサービスでないかどうかにも配慮することが大切です。
不当に安い価格ではなく、適切な価格が付けられているものやサービスを適切な価格で買うというフェアトレードの考え方があります。不当に安い価格のものやサービスを購入すると、不当なものやサービスを応援することになってしまい、望ましくないという考え方です。
身近な例を挙げると、ブラック企業が提供しているものやサービスを購入すると、ブラック企業のブラックな労働を支援してしまうことにもつながります。
自分が買う相手との取引は公正な取引になるかどうか、公序良俗に反しないかもお金を使う時に意識した方が良い事柄です。
返品・返金対応は優れているか
同じものやサービスを購入する場合でも、購入相手によって返品・返金への対応が異なります。初期不良など買った人に非がない場合でもなかなか返品・返金に応じてくれない場合があります。担当窓口の担当者の対応が悪いと精神的に嫌な思いをする可能性があります。また、返品・返金の手続きの迅速性も相手によって変わってきます。
購入相手によっては、初期不良以外の理由でも返品・返金を受け付けてもらえる場合と受け付けてもらえない場合があります。
お金が絡むトラブルに関しては最終的にお金で補償してもらうと決着することが多いため、何か問題が起きた場合に、迅速に返品・返金に応じてくれる購入相手であれば、いざという時にも困らないと考えられます。
信頼・信用があるか
支払いが前払いの場合、商品を購入してお金を支払ったけれども、商品が送られてこない、提供されないという場合があります。いい加減な相手の場合、手続き漏れという場合もありますが、詐欺である場合や、会社が潰れてしまったというような場合も考えられます。
また、長期間ものやサービスの提供を受ける場合、長期間アフターサービスが必要な場合など、長期的に関わることが想定される相手の場合は、やはり事業が継続されるかどうかという面に注意が必要です。
買う相手は信頼できる相手か、財務面で信用力がある相手かを見極める必要があります。
付帯サービスやアフターサービスは充実しているか
同じものやサービスを購入する場合でも、付帯するサービスが異なる場合があります。例としておまけがついている、次回以降に利用できるクーポンやポイントが得られる、送料が安いなどが挙げられます。
また、アフターサービスが充実しているかも重要な要素となります。例えば、保証期間が長い、担当窓口がある、担当者への電話がつながりやすい、担当者が丁寧である、定期的にメンテナンスの案内をしてもらえる、リコールがあった場合知らせてくれる、相談がしやすいなどが挙げられます。
同じものやサービスを購入する場合、付帯するサービスやアフターサービスの内容などにも注意を払う必要があります。ただし、価格とのバランスにも注意しなければいけません。
まとめ
- お金を使う場合には、誰から買うのかということが大切になります。ただし、買う相手を安いかどうかだけで選んでしまうと問題となることがあります。
- 買う相手を間違えると、お金を支払ったのに欲しいものが手に入らない、トラブルが発生した時になかなか対応してもらえない、充実した付帯サービスやアフターサービスを受けられないなどの問題が生じることがあります。