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生涯未婚率(生涯独身率)のデータの推移と結婚しない人生

記事作成日:2017年5月13日

生涯独身の割合、つまり一生独身である生涯未婚率のデータと、生涯未婚・独身でいること、結婚しない人生についてです。生涯未婚率(生涯独身率)とは50歳の時点で結婚をしないで未婚のまま独身でいる割合のことです。生涯未婚率(生涯独身率)は上昇傾向にあり、一生結婚をしないで独身のまま過ごす人が男性でも女性でも増えていて、結婚しないこともごく当たり前の世の中になりつつあります。

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生涯未婚率(生涯独身率)の推移

生涯未婚率(生涯独身率)は、50歳の時の未婚の人の割合を示しています。国立社会保障・人口問題研究所の人口統計資料集の中でも用いられている言葉です。当サイトでは便宜的に総務省統計局の国勢調査の各調査の時系列データの45~49歳と50~54歳の5歳ごとの階級区分の未婚率のデータを単純平均して算出しました。

生涯未婚率(生涯独身率)の推移

(出典)総務省統計局「昭和25年国勢調査、昭和30年国勢調査、昭和35年国勢調査、昭和40年国勢調査、昭和45年国勢調査、昭和50年国勢調査、昭和55年国勢調査、昭和60年国勢調査、平成2年国勢調査、平成7年国勢調査、平成12年国勢調査、平成17年国勢調査、平成22年国勢調査、平成27年国勢調査を基に当サイトが作成。

生涯未婚率のデータは次の通りになります。

生涯未婚率(生涯独身率)の推移
男性女性
19501.5%1.4%
19551.2%1.5%
19601.3%1.9%
19651.5%2.5%
19701.7%3.3%
19752.1%4.3%
19802.6%4.4%
19853.9%4.3%
19905.6%4.3%
19959.0%5.1%
200012.6%5.8%
200516.0%7.3%
201020.1%10.6%
201523.4%14.1%

(注)生涯未婚率(生涯独身率)は、おおむね50歳までに未婚だった人の割合を示し、国勢調査の時系列データの45~49歳と50~54歳の5歳ごとの階級区分の未婚率のデータを単純平均したもの。

(出典)総務省統計局「昭和25年国勢調査、昭和30年国勢調査、昭和35年国勢調査、昭和40年国勢調査、昭和45年国勢調査、昭和50年国勢調査、昭和55年国勢調査、昭和60年国勢調査、平成2年国勢調査、平成7年国勢調査、平成12年国勢調査、平成17年国勢調査、平成22年国勢調査、平成27年国勢調査を基に当サイトが作成。

生涯未婚率(生涯独身率)について、男性は1980年代以降上昇傾向が続いていて、2015年には23.4%となっています。およそ4人に1人が50歳の時点で未婚、結婚しない人生を歩んでいるということになります。

一方で女性は2000年頃までは男性と比較して緩やかな上昇にとどまっていましたが、2005年以降は上昇傾向にあり、2015年には14.1%まで上昇しました。およそ7人に1人が50歳の時点で未婚ということになります。生涯独身の人、結婚しない人生を歩む人は増える傾向にあります。

生涯未婚率(生涯独身率)は今後も上昇するのか

生涯未婚率(生涯独身率)は2015年までは上昇傾向にあります。今後の(生涯独身率)生涯未婚率は今後10年程度は上昇傾向が続く可能性がありますが、やがて頭打ちになる可能性があります。というのも、2015年の国勢調査では男女とも30~34歳と35~39歳での未婚率(独身率)の上昇に歯止めがかかる傾向がみられるからです。

男性の未婚率(独身率)の推移
年齢区分2010年2015年
30~34歳47.3%47.1%
35~39歳35.6%35.0%
40~44歳28.6%30.0%
45~49歳22.5%25.9%
女性の未婚率(独身率)の推移
年齢区分2010年2015年
30~34歳34.5%34.6%
35~39歳23.1%23.9%
40~44歳17.4%19.3%
45~49歳12.6%16.1%

(出典)総務省統計局「平成22年国勢調査、平成27年国勢調査を基に当サイトが作成。

しかし、生涯未婚率(生涯独身率)は今後10年程度上昇した後、頭打ちになる可能性があると言っても、かなり高い割合であることには変わりません。生涯未婚・独身でいる割合はもう少し高くなると思われますので、一生結婚しない、独身のままでいるという生き方をする人は増えると考えられます。

参考:年齢別未婚率

年齢別の未婚率・婚姻率と結婚する確率

結婚しない人生・生涯独身に対する見方

結婚しない人生も人生の選択の1つです。もちろん、生涯独身の覚悟を決めて結婚しない人生を自ら進んで選ぶこともありますし、結婚できない事情があり結婚しなかった場合もあるかもしれません。

国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)で生涯独身であることについて「生涯を独身で過ごすというのは、望ましい生き方ではない」という考え方について賛成か反対かを調べています。

調査結果によると独身男性、独身女性、既婚女性の賛成の割合は6割前後となっていますが、生涯独身であることに否定的な意見が多数派であるものの、賛成しない人もそれなりにいて、生涯独身であることを肯定的にとらえる見方もあります。

生涯独身は良くないという考え方に賛成の割合
回答者賛成割合反対割合
独身男性66.4%33.6%
独身女性59.1%40.9%
既婚女性56.9%43.1%

(注)2015年6月1日現在の調査。賛成には調査での「まったく賛成」と「どちらかといえば賛成」の合計値。反対は「まったく反対」と「どちらかといえば反対」の合計値。「不詳」を除いて集計しました。独身男性と独身女性の対象は18~34歳未婚者、既婚女性は対象は初婚どうしの夫婦で50歳未満の女性です。

(出典)国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)を基に当サイトが加工して作成

生涯未婚・独身の人生について

幸せは人それぞれなので、一生独身であるから幸せでないとか、一生独身が良くないということでなく、人それぞれの生き方の問題なのです。老後の生活や病気・けがの看病、収入の安定度合いなどを考えると独身でいることのデメリットもあります。生涯未婚のまま一生独身でいることの最も大きな不安は老後の生活や孤独死の問題であると考えられます。

一方で独身にもメリットはあって、未婚のままでいるということは、自分独りで生きるということでもあり、自分の自由気ままに生きることができます。自分の時間やお金を自分が好きなことに使えるのです。

参考:独身のメリットデメリット

未婚・独身のメリットとデメリット

結婚は誰もがする時代ではなくなった

生涯未婚率(生涯独身率)の上昇により、結婚をするのが当たり前、誰もが結婚をするというような時代ではなくなりつつあります。結婚しない人も普通にいるというような時代になりつつあります。特に男性では4人に1人が結婚をしない時代になっています。

結婚が当たり前の時代ではなくなったので、結婚を希望する場合には意識して結婚相手を探し、結婚に向かうようにしないと、結婚する機会を逃してしまう可能性があります。特に男性は男性と女性の人数の比率の面からも結婚をしたい場合には注意が必要です。

男性と女性の比率

生涯未婚率(生涯独身率)は女性よりも男性の方が高くなっていますが、もともと男性と女性の人数を比べると男性の方が多いため、男性の方が、男女比の面では結婚しづらいからという特徴があります。

総務省統計局「平成27年国勢調査から年齢階級ごとに女性を100とした場合の男性の比率を求めると各年齢階級で男性の方が多くなっていることが確認できます。特に年齢が若くなるほど男性の比率が高めの傾向があります。

女性=100とした場合の男性の比率
年齢区分比率
15~19歳105.3
20~24歳103.4
25~29歳102.5
30~34歳102.4
35~39歳102.4
40~44歳101.4
45~49歳100.6

(出典)総務省統計局「平成27年国勢調査を基に当サイトが加工して作成。

まとめ

  • 生涯未婚率(生涯独身率)は上昇する傾向にあり、2015年の時点では男性はおよそ4人に1人、女性は7人に1人が結婚しない人生を歩んでいます。
  • 誰もが結婚するわけではない時代になりつつあり、結婚しない人生については否定する見方ばかりではなく、肯定する見方もあります。生涯独身で過ごすメリットやデメリットについて意識しつつ、結婚を希望する場合には積極的な結婚に向けた行動が必要だと考えられます。

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【生涯未婚率(生涯独身率)のデータの推移と結婚しない人生の記事は終わりです】

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