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高いスワップポイント狙いの投資で安定した利益は可能か

記事作成日:2018年8月13日

FX(外国為替証拠金取引)で高金利国の通貨に投資をして、高いスワップポイントを狙う投資戦略が有効かどうか、高いスワップポイントで安定した利益を得て、生活の糧にできるかということについてです。高いスワップポイントということは金利が高いということを意味していますが、金利が高いということはカントリーリスクが高い、物価上昇率が高いということを意味し、通貨安のリスクがあります。そのため、高いスワップポイントの裏には通貨安のリスクが潜んでいることを意識することが大切です。

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金利が高い国は深刻なカントリーリスクが潜んでいることも

スワップポイントが高いということは、その国の金利が高いということを意味していますが、意味もなく金利が高い訳ではなく、何らかの金利が高い理由があることに注意が必要です。金利が高いということはその高い金利にしておかなければいけない理由があるためで、金利が低いと投資妙味がなくなり、投資資金が流出してしまう可能性があるのです。

例えば、政治的に不安定である、財政状況が芳しくない、経常赤字から対外的に脆弱である、規制などの存在から投資資金が逃げ出している、社会的に混乱しているなどが考えられます。

スワップポイント狙いの投資では、時間の経過に従ってスワップポイントが得られるため、長期間の保有が多くなります。しかし、長期間カントリーリスクが高い国の通貨を保有すると、保有期間中にカントリーリスクが現実のものとなってしまい、通貨安を招いてしまう可能性も高くなります。

そのため、極端にスワップポイントが高い通貨への投資は、逆に通貨安によって資産を失ってしまう可能性もあるのです。

金利が高い国は高いインフレ率から通貨下落となる可能性がある

金利と物価には密接な関係があり、物価上昇率が高いと金利が高く、物価上昇率が低いと金利が低い傾向があります。逆も同様で、金利が高いと物価上昇率が高く、金利が低いと物価上昇率も低い傾向があります。

相対的に金利が高い国は、短期的には高い金利を求める投資資金の流入から通貨高となる傾向がありますが、中長期的には高い物価上昇率を背景に通貨安となってしまうことがあるのです。

そのため、高いスワップポイントを狙って高金利国の通貨に投資をすると、高いスワップポイントが得られるものの、中長期的に通貨安に見舞われてしまい、スワップポイントによる利益が通貨安による損失で相殺されてしまうことがあるのです。

参考:金利差と為替レートの関係

金利差と為替レートの関係

高いスワップポイントの裏には通貨安のリスクがある

スワップポイントが多い通貨は投資対象として魅力的に見え、長期間保有することでたくさんスワップポイントを受け取る投資戦略を考えるかもしれません。

しかし、スワップポイントが大きいということは、その通貨の国の金利が高いということを意味し、金利が高いということはリスクがあるということを示しています。また、金利が高い国は、物価上昇率が高い可能性があり、物価上昇率の高さから、通貨安となってしまう恐れもあります。

そのため、高いスワップポイント狙いの投資は、一見安全で合理的な投資戦略であるように思えてしまうかもしれませんが、実際には通貨安のリスクを抱えた投資戦略なのです。そのため、スワップポイントを稼いでも、通貨安で収益が吹き飛ばされてしまう危険もあります。そのため、安定的な収入源、生活の糧とするには難しい部分もあります。

高いスワップポイントがあるからという理由だけで投資をするのではなく、通貨価値が下落する恐れがないかを考えて投資をすることが重要です。スワップポイントだけに心奪われてしまうと、通貨安のリスクを軽視してしまうことがあるのです。

まとめ

  • 高いスワップポイント狙いの投資は魅力的に思えますが、通貨安のリスクも相応に高いということを意識しておくことが重要です。
  • 金利が高いということは信用力が低く、カントリーリスクが大きいということを示しています。また、金利が高い国は物価上昇率が高い傾向があり、物価上昇率が高い国は中長期的に通貨安のリスクがあります。

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【高いスワップポイント狙いの投資で安定した利益は可能かの記事は終わりです】

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