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LTM・TTM・NTMとは何か・意味と使い方

記事作成日:2018年4月10日

資産運用・投資における企業業績などでLTM、TTM、NTMといった表現を目にすることがあります。LTM、TTM、NTMとは何か、意味について説明しています。LTMとはLast Twelve Monthsの頭文字をとったもので過去12か月という意味になります。TTMはTrailing Twelve Monthsの頭文字をとったもので直近12か月という意味になり、ほぼLTMと同じような意味で用いられることが多いです。なお、TTMには為替レートに関する言葉として仲値という意味もあるためどちらの意味が注意が必要です。

NTMはNext Twelve Monthsの頭文字をとったもので今後12か月という意味になります。EPS(1株あたり利益)などの企業業績が予想なのか実績なのか、いつを基準にしているのかを示す言葉としてよく用いられます。

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LTMとはLast Twelve Monthsの頭文字で過去12か月の意味

LTMとはLast Twelve Monthsの頭文字をとったもので過去12か月の意味となります。企業業績を示す言葉として用いられる場合、企業業績は通常月次ではなく、四半期ごとに公表されるため、四半期ごとに区切った場合の直近の4つの四半期分(12か月分)ということになります。

EPS(1株あたり利益)に関して、EPS(LTM)というよう場合は、過去12か月の実績に基づくEPSということになります。

TTMとはTrailing Twelve Monthsの頭文字で直近12か月の意味

資産運用・投資で用いられるTTMという言葉には2種類の意味があり、為替レートに関してTelegraphic Transfer Middle (rate)略で対顧客電信仲値という意味を示す場合と、Trailing Twelve Monthsの頭文字をとったもので直近12か月の意味を示す場合があります。ここでは、Trailing Twelve Monthsについて説明しています。Telegraphic Transfer Middle (rate)は下記をご参照ください。

参考:為替におけるTTM

TTSとTTBとTTMの意味や違い・関係と外国為替の手数料

TTMとはTrailing Twelve Monthsの頭文字をとったもので直近12か月の意味となりますが、このtrailには通った跡、引きずった跡というような意味があり、通った12か月ということで直近12か月ということになります。TTMはほぼLTMの過去12か月と同じ意味で用いられます。

NTMとはNext Twelve Monthsの頭文字で今後12か月の意味

NTMとはNext Twelve Monthsの頭文字をとったもので今後12か月の意味となります。企業業績を示す言葉として用いられる場合、事業年度を四半期ごとに区切った上での今後4四半期分(12か月)という意味を示すことが多いです。

EPS(1株あたり利益)に関して、EPS(NTM)というよう場合は、今後12か月の予想に基づくEPSということになります。この予想とはアナリストや会社による予想ということになります。

LTM、TTM、NTMは過去なのか将来なのかに注目する

LTMとTTMは過去の実績、NTMは将来の予想の話をしていることになります。株価=EPS(1株当たり利益)×PER(株価収益率)となるため、PER=株価÷EPSとなります。

この時、EPSがLTMあるいはTTMの場合は、過去の実績となるため、PERは実績PERとなります。EPSがNTMの場合には、将来の予想となるため、PERは予想PERとなります。実績PERは過去の利益に基づくものですが、予想PERはあくまで予想された利益に基づくものです。

株価は将来の見通しに基づいて変動する

株式投資においては、実績PERよりも予想PERが重視される傾向があります。将来の業績を見越して株価が期待に基づいて変動するためです。ただし、予想PERはあくまで予想であるため実際の企業業績がそのように動くかどうかは分からず、予想PERの前提となっているEPSが全く違った値となることもあります。

まとめ

  • LMTとはLast Twelve Monthsで過去12か月という意味があります。TTMとはTrailing Twelve Monthsで直近12か月という意味があります。LTMとTTMはほぼ同じ意味で用いられます。ただし、TTMには為替レートに関する言葉として仲値という意味の場合もあります。NTMとはNext Twelve Monthsで今後12か月という意味があります。
  • LMTとTTMは過去の実績の話をしているのに対して、NTMは将来の予想の話をしていることに注意が必要です。EPSをLTM・TTMとしてPERを計算すれば実績PERとなり、EPSをNTMとして計算すれば予想PERとなります。

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【LTM・TTM・NTMとは何か・意味と使い方の記事は終わりです】

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