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yoyとmomとqoqやytdの意味や違い

記事作成日:2016年1月9日
最終更新日:2018年6月9日

経済指標や企業決算などでyoy、YoY、YOY、y-o-y、Y-O-Yといった表現や、mom、MoM、MOM、m-o-m、M-O-Mといったような表現、ytd、YTDといった表現を目にすることがあります。これらの意味について説明しています。yoyはyear over yearのことで日本語では前年比という意味になります。momはmonth over monthのことで日本語では前月比という意味になります。ytdとはyear to dateのことで日本語では年初来という意味になります。

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yoyとはyear over yearで前年比という意味

yoyの意味は前年比

yoy、YoY、YOY、y-o-y、Y-O-Yとはyear over yearのことで日本語では前年比という意味になります。一定期間を前年と対比するため、前年度比、前年同期比、前年同月比という場合にも用いられます。

year-over-yearのほかyear-on-year、year-to-yearとされることもありますが、同じ前年比と解釈して問題ありません。y/y、Y/Y、yr/yrといったような略し方もあります。単に前年比較しているという場合もありますし、前年比というように割合をみている場合もあります。

前年比が用いられる場合・理由

経済指標や企業決算が好調なのか不調なのかを判断する時に単に前月からどうなったかを比べると結論を誤ることがあります。

季節によって売れ行きが違う商品を扱っていて、例えば3月には多く売れる商品があって、他の月はあまり売れない商品があったとします。その商品の2月の売れ行きが50個、3月が1000個、4月が100個だったとします。こういうような場合には3月の前月比は大きく伸びますが、4月の前月比はマイナスになります。しかし、この商品の売れ行きが好調なのかどうかはこれだけでは判断できません。

もし、2月の売れ行きが50個、3月が1000個、4月が100個だったというデータに加えて、前年の売上が2月は30個、3月が600個、4月が50個というデータがあるならば、2月から4月は前年に比べて伸びているので好調だと判断できそうです。

経済指標や企業決算などでは、季節性の影響を取り除いて、前年からどれくらい変わったかということを表現するために前年比が用いられます。

momとはmonth over monthで前月比という意味

momの意味は前月比

mom、MoM、MOM、m-o-m、M-O-Mとは、month over monthのことで日本語では前月比という意味になります。month over monthのほかmonth on month、month to monthとされることもありますが、同じ前月比と解釈して問題ありません。m/m、M/Mといったような略し方もあります。

前月比が用いられる場合・理由

経済指標や企業決算では何らかの季節的な要因が含まれるため単純に前月比を用いて比較すると、傾向を読み違えてしまう可能性があります。そのため、季節調整を行って季節的な要素を取り除いて前月比を比較することがあります。季節調整値であれば、前月と比較を行って好調だったかそうでなかったかが分かります。

前月で比較できれば毎月の経済や業績の状況を素早く把握することができます。

参考:前年比と前月比の違い

前年比と前月比の特徴や見方と違い・長所と短所

qoqとはquarter over quarterで前期比(前四半期比)という意味

qoqの意味は前期比(前四半期比)

qoq、QoQ、QOQ、q-o-q、Q-O-Qとは、quarter over quarterのことで日本語では前期比、つまり前四半期比という意味になります。

quarterとはこの場合には四半期を意味していて1月から3月は第1四半期で1Qあるいは1q(quarter)、4月から6月は第2四半期で2Qあるいは2q(quarter)、7月から9月は第3四半期で3Qあるいは3q(quarter)、10月から12月は第4四半期で4Qあるいは4q(quarter)と言います。

これは暦年(CY:calendar year)ベースですが、日本の場合は年度(FY:fiscal year、financial year)ベースで考える場合があり、4月から6月を会計年度の第1四半期と呼んだりすることがあるので要注意です。fiscal yearはbudget yearとも表記される場合があります。日本では会計年度や事業年度と言いますが、官庁では事務年度という言葉も用いられます。

前期比が用いられる場合・理由

前期比は、季節要因以外に毎月のデータには変動や振れがあるため、1か月ごとではなく3か月ごとの四半期に区切って比較することで大まかな傾向を捉えようとする場合に用いられます。また、毎月ではなく四半期ごとに集計が行われるデータの場合にも前期比が用いられます。

データに季節性があっても、小さな影響しかない場合には3か月ごとにまとめれば季節性の影響が小さくなるため、季節調整を行わないまま前四半期と対比してもほとんど支障がない場合があります。もちろん季節調整を行った上で前期比で比較する場合があります。

ytdとはyear to dateで年初来という意味

ytdの意味は年初来、今年の初めからその時点まで

ytdやYTDとはyear to date(year-to-date)で年初来、1月1日からその時点までの今年のデータという意味になります。例えば5月であれば1月から5月までの累計値ということになります。

年初来のデータが用いられる場合・理由

年初来前年比の形で用いられることがあります。例えば、毎年時期が変動する季節要因がある場合には、前年比でも前月比でも適切な比較が行えませんが、年初来前年比を用いると上手く比較できることがあります。

具体例が中国などの中華文化圏でみられる旧正月です。旧正月は1月か2月にやってきますが、年によって時期が変わります。例えば旧正月の時期に大きく販売が伸びる商品があったとします。ある年は1月が旧正月で、その商品の販売数は1月が200個、2月が50個、3月が60個でした。その前の年は2月が旧正月で、販売数は1月が60個、2月が150個、3月が50個でした。この場合、年によって売れ行きのピークとなる月が違うので、月ごとの前年比では意味がありません。しかし、年初来の前年比を取れば比較が可能になります。2月時点の年初来の販売数はある年の前年は60+150=210個、ある年は200+50=250個で伸びたことが確認できます。

なお中国の旧正月のデータを比較する場合は年初来前年比以外にも四半期の前年比も用いられます。

qtdとはquarter to date

あまり用いられませんがqtdはquarter to date(quarter-to-date)の略でその四半期の始まりからその四半期のその時点までということになり、四半期初来という意味になります。

mtdとはmonth to date

qtdと同じようにあまり用いられませんが、mtdはmonth to date(month-to-date)の略でその月の始まりからその月のその時点までということになり、月初来という意味になります。

まとめ

  • yoyはyear over yearのことで日本語では前年比という意味になります。momはmonth over monthのことで日本語では前月比という意味になります。
  • ytdとはyear to dateのことで日本語では年初来という意味になります。

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【yoyとmomとqoqやytdの意味や違いの記事は終わりです】

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