クレジットカードのメリットとデメリット
記事作成日:2017年7月6日
クレジットカード払いのメリットとデメリットについてです。クレジットカード払いは現金を持ち歩く必要がないこと、ポイント還元などによって割引があるため節約になることなどがメリットです。クレジットカード払いのデメリットはお金がなくても利用限度額の範囲で買い物が出来てしまい使い過ぎてしまう恐れがあることです。
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クレジットカードのメリット
現金を持ち歩かなくても買い物できる
クレジットカードを利用すれば、紙幣や硬貨などの現金を持ち歩かなくてもキャッシュレスで買い物ができます。高額な買い物をする時でも多額の現金を持ち運ぶ必要がなく、お金を落として無くすリスクを軽減できます。
インターネットの支払い手段として利用できる
買い物をする時にお店など対面であれば、現金を支払うことによって買い物が完了しますが、インターネットでの買い物は相手が目の前にいないため、現金を渡すことはできません。
そのため、現金で支払いたい場合には、口座振り込みやコンビニ払い、着払いなどによって支払うことになりますが、クレジットカードがあれば口座振り込みなどをしなくても支払いが完了します。
ポイントが貯まることなどによって割引になる
クレジットカードを利用すると、ポイントが貯まったり、キャッシュバックが受けられたり、支払いが割引されたりするなどして、利用料金の一部が還元されるため、現金で買い物をする場合と比べて割引となり、節約につながります。
カード発行会社と関連が深いサービス提供が受けられる
クレジットカードを発行している会社に関連するサービスが無料あるいは割引価格で受けられることがあります。自分が良く利用するサービス、購入する物が割引となるクレジットカードを利用すると節約につながります。
利用明細が記録として残る
クレジットカードを利用するとクレジットカードの利用明細が記録として残るため、家計管理がしやすくなる場合があります。クレジットカードで支払いをまとめるとクレジットカードの利用明細を見れば使った記録が分かりやすくなることがあります。
ただし、インターネットを利用した明細の場合は過去の明細は見れなくなってしまうことがあるため注意が必要です。
固定費などの支払いをまとめることができる
電気代、ガス代、水道代、固定電話代、携帯電話代などを口座振替で支払っていると、月に何回も支払日があり、入金や残高が足りているかなどの確認が面倒だと感じることがあるかもしれません。しかし、クレジットカードで各種料金の支払いを行えば、クレジットカード利用料金の支払いに一本化してまとめることができます。
支払いを先送りできる
お金のやりくりを楽にする方法の基本としては支払い(出金)はなるべく遅く、受取り(入金)はなるべく早くですが、クレジットカードを使うと支払いを先送りすることができるため、資金繰りがしやすくなります。
ただし、お金の支払いが猶予されるということは便利ですが、支払いが苦しいからと先送りすることになってしまい、リボ払いやキャッシング・カードローンなどの借金につながってしまうこともあるため注意が必要です。
紛失・盗難の保険がある
クレジットカードは通常紛失・盗難保険がついていて、紛失・盗難の際には不正利用の支払いが免除される仕組みになっています。ただし、条件に当てはまらない場合には、保険が適用されないことがあるため注意が必要です。紛失・盗難に気づいたらすぐに連絡をすることが重要です。
旅行保険が付いていることがある
クレジットカードには旅行保険が付いている場合があります。クレジットカードで旅行代金の支払いを行った場合だけ適用されるなど、条件がある場合もありますが、旅行の際に別途旅行保険に加入しなくても良い場合があるため、旅行をたくさんする人にとってはお得な場合があります。
クレジットカードのデメリット
年会費がかかることがある
クレジットカードを保有する場合に年会費が発生する場合があります。年会費が無料というクレジットカードも多くありますが、年会費が発生するクレジットカードもあります。ほとんど使わないカードで年会費が発生していると非常にもったいないことがあります。
手数料(利息)がかかることがある
クレジットカードの1回払いは利用手数料(利息)が発生することはありませんが、3回以上の分割払いやリボルビング払い(リボ払い)を利用すると手数料(利息)が発生することがあります。また、クレジットカードによっては2回の分割でも手数料が発生する場合があります。
支払い管理が難しい
クレジットカードは買い物をした時点では現金を支払う必要はありません。1回払いの場合は1~2か月後のクレジットカードの支払日に支払うことになります。利用した金額を把握して支払日に支払えるように管理する必要がありますが、クレジットカードの利用が多くなると支払いの管理が難しくなります。
家計簿がつけづらくなる
クレジットカードを利用すると、買い物をした時点と実際にお金を支払う時点がずれてしまうため、家計簿をつけるのが難しくなります。現金払いの場合は買い物の時点がお金を払う時点なのでシンプルですが、クレジットカード払いの場合は複雑になるのです。
使い過ぎてしまい借金の入り口になる場合がある
クレジットカードは計画的に使えば便利な支払い手段ですが、計画的に使うことができないと使い過ぎてしまって、支払いが困難となって、分割払いやリボルビング払い、キャッシングやカードローンに手を出してしまうきっかけとなることがあります。クレジットカードが借金の入り口になってしまうことがあるのです。
クレジットカードが利用できないお店がある
クレジットカードはどんな場合でも利用できるわけではありません。最近では多くのお店でクレジットカードでの支払いが可能ですが、クレジットカードでの支払いができないお店もあります。その場合には、クレジットカードでの買い物・支払いはできません。
まとめ
- クレジットカード払いは現金を持ち歩く必要がないこと、ポイント還元などによって割引があるため節約になることなどがメリットです。
- クレジットカード払いは実際に支払うだけのお金を持っていなくても利用限度額の範囲内で買い物が出来てしまうため使い過ぎてしまって借金の入り口になってしまうことがあるというデメリットがあります。