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インターネット料金の節約(1)基本編

記事作成日:2015年4月26日

インターネット接続料金の節約について説明しています。インターネット代を節約する時に重要になるなのはどのようなインターネットの接続手段を選ぶかということです。まずはインターネット接続の種類や利用状況などについて確認します。最近では固定回線によるインターネットの接続以外の方法もあります。

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インターネット接続とは

インターネットのためには回線と接続が必要

インターネットを利用するためには、インターネットに接続するための「回線」を提供している「回線事業者」、インターネットへの「接続」サービスを提供しているインターネット「プロバイダ」との契約が必要となります。

回線事業者とは

自宅からインターネットに接続する事業者までの回線を提供しているのが回線事業者で回線の種類には光ファイバー、CATV回線、ADSLなどがあります。

プロバイダとは(接続事業者とは)

回線を通じて自宅とインターネットを接続しているのがプロバイダ(インターネット接続事業者、ISP:Internet Services Provider)です。

インターネット接続は2つの事業者と契約

インターネット接続を行うためには、「回線事業者」と「プロバイダ」の2つの事業者と契約することが必要となります。ただし、「回線事業者」と「プロバイダ」は通常異なりますが、一体化している場合もあります。そのため、インターネット料金を2箇所に支払う場合と1箇所に支払う場合があります。「回線事業者」と「プロバイダ」が異なっていても契約や支払いの窓口が「プロバイダ」に一元化されていることもあります。

回線事業者と接続事業者
回線事業者自宅と接続事業者をつなぐ回線を提供
回線は光ファイバー、CATVなど
接続事業者
(プロバイダ)
自宅からきた回線とインターネットを接続

インターネット接続回線の種類

インターネット接続回線の推移

パソコン通信の時代はモデムを使って電話のアナログ回線からダイアルアップ接続が行われていて、データ通信を行っている間は通話ができませんでした。しかし、デジタル信号を用いることによって1つの回線で2回線分の利用ができるデジタル回線であるISDNが登場しました。パソコン通信をしながら電話をするといったように利用されていました。ただデジタル回線と言っても、既存の電話線を使ってデジタルの信号を流すため、電話線を設置しなおすというようなものではありません。

そして、アナログ回線でありながら、音声の通信で使うのとは異なる高い周波数を活用し、データの通信速度がISDNよりも高速なデジタル信号により通信を行うADSLが登場しました。通話とデータ通信が同時に出来て、高速であったため急速に普及すると、デジタル回線のISDNではADSLを利用することができないため、ISDNの勢いは鈍りました。

その後、ブロードバンド環境の整備のため、光ファイバー回線網の整備が進められ光ファイバーを用いた通信(FTTH)が普及し、CATV回線も高速化が進んでいます。また、携帯電話回線も高速化が進んだほか、広域の無線移動接続(BWA)も普及しています。

光ファイバー回線(FTTH)

光ファイバーは現在家庭向けに提供されている一般的なインターネット接続回線の中では最も高速で安定したものになります。しかし、利用料金は比較的高額となります。また、光ファイバー回線を利用して0ABJ番号(東京03、大阪06などの番号)のIP電話を利用することができます。(集合住宅などで一部電話回線を利用するVDSL方式は光ファイバー回線として取り扱っています。)

ケーブルテレビ回線(CATV)

ケーブルテレビ回線を利用したインターネットへの接続です。高速のものもありますが、一般的には光ファイバー回線よりは遅く、安定していませんが、ADSLよりは早く安定しています。ただし提供事業者によって回線速度や利用料金にはばらつきがあります。

ADSL

電話回線を利用した高速なインターネット接続です。ただし、基地局から遠いほど通信速度が落ちるという特徴があります。回線速度は安定していません。電話回線が必要で、電話回線がない場合専用線を準備することになります。価格は安くなっています。

広域無線移動接続(BWA)

広域で無線通信が可能な移動端末によりインターネット接続を行います。(ここでは2.5GHz帯を利用しているものを指しています。)WiMAXが有名です。通信可能範囲に制約はありますが、高速で料金もそれほど高額ではありません。

固定無線接続(FWA)

固定された端末で無線を利用して通信を行います。回線網の整備が難しい場所での利用が想定されますが、あまり普及していません。

携帯電話回線

携帯電話等の移動端末を用いたインターネット接続です。LTEと呼ばれる3.9世代は高速なインターネット接続が行えます。

インターネット利用状況

世帯のインターネット利用率

総務省「平成25年通信利用動向調査(世帯編)」によると2013年末の世帯のインターネット利用率は84.9%となっています。

インターネットを利用する機器

同調査からインターネットを利用している世帯のうち、インターネットを利用している機器は自宅のパソコンが最も多いですが、スマートフォンの利用が多いことも注目されます。

インターネットを利用する機器

(出典)総務省「平成25年通信利用動向調査(世帯編)」

インターネットの接続回線

同調査から「自宅のパソコン」「タブレット型端末」「その他の機器」を使っている世帯におけるインターネットの接続回線をみると、光回線の利用が半数を超えていますが、携帯電話回線も半数近くいることが分かります。また、ケーブルテレビは2割弱、ADSLなどのDSLは1割程度となっています。

インターネットの接続回線

(出典)総務省「平成25年通信利用動向調査(世帯編)」

別の調査の総務省「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(平成26年度第3四半期(12月末))」によると、光ファイバー回線が増加傾向にある一方、ADSLを含むDSLは低下傾向にあります。CATV回線は横ばいの推移となっています。

インターネットの接続回線

(出典)総務省「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(平成26年度第3四半期(12月末))」

インターネット接続料金

総務省統計局の「家計調査」の2人以上の世帯の結果(2014年)によると、インターネット接続料を支払っている世帯は10,000世帯当たりで4,499世帯です。先ほどのインターネット利用率の84.9%からは大きな差がありますが、パソコン以外の携帯電話などからインターネット接続している場合があること、マンションなどの集合住宅で他にインターネット接続料金が含まれているためインターネット接続料金を独立した費用として認識していない場合があることなどがある程度影響している可能性があります。

インターネット接続料を支払っている世帯で換算すると1か月当たりの支出額は4,495円となっています。年間では53,941円となっており、それなりに存在感がある金額となっています。

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インターネット料金の節約(2)オプションサービスを外す

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